昇れる太陽
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『昇れる太陽』 | ||||
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エレファントカシマシ の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | ロック | |||
時間 | ||||
レーベル |
ユニバーサルミュージック シグマ 初回盤UMCK-9276 通常盤 UMCK-1306 | |||
プロデュース |
蔦谷好位置 (#1,#4,#5,#8,#9) 亀田誠治 (#2,#6,#11) YANAGIMAN (#3,#10) 生駒龍之介 (#7) | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
Allmusic link | ||||
チャート最高順位 | ||||
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エレファントカシマシ アルバム 年表 | ||||
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『昇れる太陽』収録のシングル | ||||
『昇れる太陽』(のぼれるたいよう)は、エレファントカシマシの19枚目のアルバム。
概要
- 初回限定盤には「桜の花、舞い上がる道を」「新しい季節へキミと」「絆(きづな)」の三種類のプロモーションビデオが収録されているDVDが付属している。
- 宮本は、「ココロに花を」「明日に向かって走れ-月夜の歌-」が売れたことで、バンドでできることは達成できたと感じたという。その後、歌謡曲も好きな自分を表現すること・バンドでない、歌(自体)の素晴らしさを伝えることもしたかったという。その時の曲を歌っても今の自分たちの温度に合わない・曲を信じられない時期もあった。しかし、再びプロデューサー陣と共に制作することでバンドが「大きくなった、広くなった」と感じられたという。曲はメンバー4人だけで成立できなくなっているといい、大事な存在になっている。さらに「ハナウタ」を例に、「これを自分が歌っているのかと疑うほどに、歌には何か宿っていて自分をも超えるものになっている。だから、歌が届きたいと言っている、多くの人に届けたい」と思ったという。[1]
- 本作はオリコン週間チャートで3位を記録。前作に引き続いてTOP10入りを果たした。そして、『明日に向かって走れ-月夜の歌-』('97年作品)以来、およそ11年8か月ぶりにTOP3入りを果たした。TOP3入りは2作目である。
- 宮本は、このアルバムの曲順に「昇れる太陽」の良さを注いだため、発売前には「(シャッフル再生せずに) 是非、曲順に沿って曲を聴いてほしい」とラジオ等で常に言っていた。
- 鈴木万由香がパーソナリティを務めていたTOKYO FMの生放送番組『TOYOTA SOUND IN MY LIFE』2009年4月18日放送に宮本がゲスト出演。鈴木が本作品に対する個人的な感想として「全曲がメインディッシュで食べ難い。」と発言(その後、「食べてみると非常に美味しい」等と続いた)。これに対し宮本が「人の前で食べにくいって言いましたよ、こいつね。失礼な奴だこいつは。」「食うな。」と応じた為、鈴木が「散々食ったのでお返し出来ないんですけど…」と返すと、宮本は「ゲロで吐け。」と返答。その後鈴木がトークを続けるも、宮本は黙りこんでしまった。鈴木が「宮本さん?遠くに行ってました?」と話しかけると、宮本は「ま、悪気がねえのはわかってっけどよ。」と発言。それに対し、鈴木が「喧嘩売られてます?今?」と返した。この発言に対し宮本が小声で「喧嘩じゃねえだろ、おめえが売ってんだこのバカ。」「気をつけろこのドアホ。」と応酬しさらに険悪な状況となった。後日、同月20日に宮本が直筆の謝罪文をウェブに掲載し、翌21日には鈴木も謝罪文を掲載した[2]。
収録曲
全作詞・作曲:宮本浩次(注記を除く)
- Sky is blue (3:22)
(編曲:エレファントカシマシ) - 新しい季節へキミと (4:27)
(編曲:亀田誠治・エレファントカシマシ) - 絆(きづな) (6:16)
(作曲:宮本浩次・YANAGIMAN 編曲:YANAGIMAN・エレファントカシマシ) - ハナウタ〜遠い昔からの物語〜 (4:07)
(編曲:蔦谷好位置・エレファントカシマシ) - あの風のように (3:28)
(編曲:蔦谷好位置・エレファントカシマシ) - おかみさん (5:17)
(編曲:亀田誠治・エレファントカシマシ) - It's my life (4:21)
(編曲:生駒龍之介・エレファントカシマシ)- シングル「新しい季節へキミと」のカップリング曲。
- ジョニーの彷徨 (5:29)
(編曲:蔦谷好位置・エレファントカシマシ) - ネヴァーエンディングストーリー (5:40)
(編曲:蔦谷好位置・エレファントカシマシ) - to you (6:00)
(作曲:宮本浩次・YANAGIMAN 編曲:YANAGIMAN・エレファントカシマシ)- シングル「絆(きづな)」カップリング曲。シングルバージョンとはミックス違いで、アウトロのフェードアウトが早くなっている。
- 桜の花、舞い上がる道を (5:04)
(作曲:宮本浩次・蔦谷好位置 編曲:亀田誠治)
脚注
- ^ ロッキング・オン「bridge」2009年5月号(通巻59号)
- ^ “エレカシ宮本と女性DJ、共にネットで謝罪”. J-CAST ニュース (2009年4月22日). 2022年7月10日閲覧。