撞木町

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撞木町(しゅもくちょう)は京都市伏見区の町名。

町名は道路の形が撞木(しゅもく、T字形)に由来する。江戸時代、伏見街道付近に遊里(遊廓)が設置され、当時は「恵美酒町」(えびすちょう)と称された。元禄期、山科に隠居していた大石内蔵助が出入りし、「笹屋」という揚屋で遊興したと伝えられる。しかし、遊廓が小規模であり伏見港付近の柳町(のちの中書島)が栄えるようになり衰退するが忠臣蔵ゆかりの場所として知られていたため存続し、1958年昭和33年)3月15日、売春防止法施行によってお茶屋9軒、娼妓40名で遊廓は廃止された。撞木町は京都の花街(遊廓)で最も小さな規模だった。現在、遊廓時代の面影は無く、入り口には大門の石柱と石碑が残されるのみである。

参考資料[編集]

  • 『京都遊廓見聞録』 田中泰彦編集、京を語る会 1993年

関連項目[編集]