恐怖の報酬 (1977年の映画)

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恐怖の報酬
Sorcerer
監督 ウィリアム・フリードキン
脚本 ウォロン・グリーン英語版
原作 ジョルジュ・アルノー英語版
Le Salaire de la peur
製作 ウィリアム・フリードキン
出演者 ロイ・シャイダー
ブリュノ・クレメール
音楽 タンジェリン・ドリーム
キース・ジャレット
チャーリー・パーカー
撮影 ジョン・M・スティーブンス英語版
編集 バッド・スミス
ロバート・K・ランバート
製作会社 Film Properties International N.V.
配給 アメリカ合衆国の旗 ユニバーサル
日本の旗 CIC
公開 アメリカ合衆国の旗 1977年6月24日
日本の旗 1978年3月25日
上映時間 121分(北米公開版)
92分(国際版)
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
スペイン語
フランス語
ドイツ語
製作費 $22,000,000[1]
興行収入 アメリカ合衆国の旗 $5,900,000
世界の旗 $9,000,000
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恐怖の報酬』(きょうふのほうしゅう、Sorcerer)は、1977年アメリカ合衆国サスペンス映画。 監督はウィリアム・フリードキン、出演はロイ・シャイダーブリュノ・クレメールなど。 1953年フランス映画恐怖の報酬Le Salaire de la peur)』のリメイク作品であり、4人の男がニトログリセリンをトラックで運ぶというオリジナルの設定に加え、主人公たちの行く手を遮る泥濘、雨、ぼろぼろの吊橋、反政府ゲリラなど、オリジナルにはなかった緊張感を煽る演出が加えられている。

ストーリー[編集]

ジャングルに囲まれた南米のとある独裁政権下の町ポルベニール。そこは犯罪者、ならず者などが暮らす街でもあった。

ある日、ポルベニールから300マイルほど離れた山の上の油田で爆発事故が起こる。

石油会社の支配人(ラモン・ビエリ)は、この炎を爆薬を運び込んで消火するしか手はないと判断。しかし倉庫には少しの衝撃で大爆発を起こしかねないニトログリセリンしかない。そこで石油会社は多額の報酬を条件にポルベニールからニトロ運搬の希望者を募集する。

賭場荒らしの際にマフィア幹部の弟に重傷を負わせたため裏組織から追われるドミンゲス(ロイ・シャイダー)、不正融資で多額の焦げ付きを作って逃亡した元銀行家セラーノ(ブリュノ・クレメール)、ナチス残党狩りの殺し屋ニーロ(フランシスコ・ラバル)、パレスチナ過激派グループの爆弾犯として警察に追われるカッセム(アミドウ)の4人の男が選出される。

彼らは二台のトラックでジャングルを渡りニトロを火災現場に届けるという危険な旅に出かけるのだが、途中には泥濘、崩落寸前の吊り橋、道を塞ぐ巨大な倒木、出没する反政府ゲリラなど想像を絶する困難が待ち受けていた。

キャスト[編集]

役名、俳優、日本語吹替(テレビ朝日版※1980年5月25日『日曜洋画劇場』初回放送)

備考[編集]

  • 北米以外では約30分カットされ『Wages of Fear』と原作の英訳に改題されたバージョンが上映された。本来のエンディングではドミンゲスを追うマフィアの刺客がポルベニールに降り立ち銃声が響くというバッドエンドを予感させるものだが、これがカットされているためにエンディングの印象は全く異なったものになっている(原題はSorcerer「魔術師」)。
  • 2013年、フリードキン監督自らの手により4Kデジタルリマスター版が制作され、2013年8月29日のヴェネツィア国際映画祭でのワールドプレミアを皮切りに世界各国で上映された。日本では2018年11月24日に『恐怖の報酬【オリジナル完全版】』のタイトルで公開された[2]

作品の評価[編集]

Rotten Tomatoesによれば、批評家の一致した見解は「予測不能なスピードで疾走し続ける『恐怖の報酬』は、常軌を逸した手に汗握る緊張感のある野心的な場面の連続を特徴としている。」であり、39件の評論のうち高評価は79%にあたる31件で、平均点は10点満点中7.40点となっている[3]Metacriticによれば、13件の評論のうち、高評価は7件、賛否混在は6件、低評価はなく、平均点は100点満点中68点となっている[4]

出典[編集]

  1. ^ Sorcerer” (英語). Box Office Mojo. 2010年4月6日閲覧。
  2. ^ 伝説の超大作『恐怖の報酬【オリジナル完全版】』日本初公開決定”. キングレコード. 2018年11月17日閲覧。
  3. ^ Sorcerer (1977)” (英語). Rotten Tomatoes. 2020年11月16日閲覧。
  4. ^ Sorcerer Reviews” (英語). Metacritic. 2020年11月16日閲覧。

外部リンク[編集]