小島五月

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小島五月
渡る世間は鬼ばかりのキャラクター
初登場 シリーズ1
泉ピン子
詳細情報
職業 中華「幸楽」従業員→2代目女将
配偶者 小島勇
子供 小島愛
小島眞
国籍 日本の旗 日本
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小島五月(こじま さつき)は、TBSドラマ渡る世間は鬼ばかり』の岡倉大吉の次女で同作に登場する架空の人物である。このドラマの全体を通しての主人公である。第1シリーズの第1話は基本五月視点で物語が進んでいた。泉ピン子が演じている。

プロフィール[編集]

来歴・人物[編集]

岡倉大吉藤岡琢也宇津井健)・節子山岡久乃)夫婦の次女として誕生。とても家族思いで我慢強く優しい性格である。

勉強が苦手で高校生の時に不登校になり、大吉に叱られて高校を中退し家出。その後、保証人もないまま、中華料理店「幸楽」に住み込みで雇われ、店の跡取り息子の小島勇角野卓造)と結婚し、長女・吉村涼)、長男・えなりかずき)をもうける。儲けの薄いラーメン屋で夫婦二人で働くが、最初は給料さえまともに貰えず、自由に使える金もなかった。舅・幸吉佐藤英夫)が急死した後、遺産相続の問題で苦労し、義妹・久子沢田雅美)の夫・山下健治岸田敏志)の借金の返済のために大吉に借金を頼み、これがもとで大吉は会社を辞めた。「幸楽」の改築後は姑・キミ赤木春恵)、義妹・久子と同居し、嫁として耐えるだけの生活を送っているが、子供の将来に関わる問題では自分の希望を押し通すこともしばしばある。第3シリーズでは、義妹・邦子東てる美)が、家族の反対を押し切り、立石一茂橋爪淳)と不倫した時は、一人の女性として五月は邦子の心の支えとなった。

第4シリーズ終盤からは、邦子の再婚相手・野々下長太大和田獏)の娘・加津宇野なおみ)を引き取り、我が子と同じように世話をしている。

その後、キミが第7シリーズ第47話で喜寿を迎えた翌日、脳血栓で倒れ、最終回で久子と邦子によってリハビリのために渡米したが、キミのリハビリを協力することができなかったことが心の傷になっている。その後、一時期渡米して何度か帰国していた久子も第9シリーズで日本で暮らすことになり、一時期は同居するも、後に離婚した元夫・健治と復縁して再び出て行ったため、悠々自適に暮らしている。

最終シリーズでは加津が長太と暮らすことになり「幸楽」を出て、邦子が長太と離婚後同居するも、第46話で久子が購入してリフォームした中古マンションへ引っ越して行ったが、その後に久子からキミが「幸楽」に戻りたいとの事を知らされた際は、不安を抱きつつも、キミのためにキミの部屋を曙リフォームに頼んで短期間(5日以内)でリフォームした。最終回でリハビリのために渡米していたキミが久子と邦子によって帰国し、「幸楽」で暮らしたいと言ってきた時は、五月もキミに散々嫌味を言われながらも本当はキミともう一度暮らしたかった事を明かし、了承し、キミと再び同居することになり、また、眞も婚約者・大井貴子清水由紀)と様々な危機を乗り越えて結婚し、結婚後も一人前の公認会計士となるまでは引き続き小島家で暮らすことになったため、今はキミと再び同居することに伴い、嫁として耐えるだけの生活をまた余儀なくされることになるが、勇やキミらと家族揃って悠々自適に暮らしている。

その後は、2012年スペシャルで同居していたキミが「幸楽」の店内で転倒して足を怪我してしまい、リハビリのために久子と邦子の住むマンションに移った。さらに眞と貴子の結婚生活に関するトラブルを抱えながらも家族揃って悠々自適に暮らしている。

家族・親戚[編集]

小島家[編集]

  • :小島勇(中華「幸楽」2代目店主)(演:角野卓造
  • :小島幸吉(中華「幸楽」初代店主、1990年11月22日死去)(演:佐藤英夫
  • :小島キミ(中華「幸楽」初代女将→大女将→アメリカニューヨーク在住→中華「幸楽」大女将)(演:赤木春恵
  • 義妹:山下久子(専業主婦→中華「幸楽」従業員→アメリカ・ニューヨーク在住→中華「幸楽」大女将代理→アメリカ・ニューヨーク在住→洗濯代行「らくらく」店長→「幸楽」餃子インターネット販売部門担当)(演:沢田雅美
  • 義妹:野々下邦子(専業主婦→化粧品店経営→バー店員→専業主婦→建築現場勤務→専業主婦→洗濯代行「らくらく」従業員→専業主婦→「幸楽」餃子インターネット販売部門担当)(演:東てる美

子供[編集]

  • 長女:田口愛(小学生→中学生→高校生→女子大生→銀行員→インターネット関連の会社を経営→派遣社員→中華「幸楽」従業員→3代目女将)(演:吉村涼
  • 長男:小島眞(園児→小学生→中学生→高校生→浪人生→東京大学[1]→公認会計士 見習い)(演:えなりかずき

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長女・愛の子供

岡倉家[編集]

中華「幸楽」[編集]

既に開店66年が過ぎた、幸吉の経営する中華料理店。幸吉の急死後は息子で五月の夫・勇がその跡を受け継いでいる。

概要[編集]

その始まりは小島幸吉・キミ夫婦が1950年に青森から上京し、裸一貫でラーメンの屋台から商売を始めたことがきっかけ。その後徐々に繁盛し始め、そして1954年秋、都内の曙商店街の一等地に「幸楽」を築き上げた。2階は小島家の居住スペースとなっている。それから長らくして繁盛していたが、1990年11月22日に幸吉が急死。遺産相続問題が浮上し、経営危機までに陥った。第2シリーズでバブル景気崩壊直前に周辺の商店と共同で等値交換して古い木造から鉄筋のビルに改築され、「幸楽」の店内や小島家の居住スペースも大幅に変わった。さらに3階以上はマンションとなっている。

また、さまざまな部門も出始め、健治の提案した弁当部門(後にインターネットでも販売できるようになる)、キミの提案した一度は廃止になった出前、健治と光子の提案したケータリング部門(後に健治と光子により独立し、弁当部門とともに廃止)、久子と邦子の提案した餃子のインターネット販売部門も出始めている。

その後もさまざまな問題が浮上し、ラーメン横町の繁盛による経営危機、弁当事業問題や最新レジの導入問題、金銭問題、食中毒問題などもあった。 2016年スペシャルでは店舗内や小島家の移住スペースを大幅にリフォームしている。

従業員は以下の通りだが、人手不足などの時には眞や加津が手伝うこともある。

従業員[編集]

現在

  • 小島勇(演:角野卓造
    幸吉・キミの長男。「幸楽」の2代目店主。調理場担当。従業員からは「旦那」「マスター」と呼ばれることが多い。
  • 小島五月(演:泉ピン子
    勇の妻。「幸楽」の2代目女将。接客担当。高校生の時から働いている。キミが渡米後、愛が働き出すまでの1年は経理を兼務。聖子からは、「五月さん」と名前で呼ばれる事が多いが、従業員からは「女将さん」と呼ばれている。
  • 田口愛(演:吉村涼
    勇・五月夫婦の長女。「幸楽」の3代目女将。経理担当。戸籍上は夫の姓を名乗っているが、勇の跡を継ぐことが決まっている。誠の3代目店主就任後は「幸楽」の3代目女将となる。幼い頃から店を手伝っていた。
  • 田島周平(第2シリーズ - 、演:岡本信人
    調理場担当。サラリーマン時代に「幸楽」のラーメンの味にほれ込み、脱サラして勇の下で働くようになった。愛称は「周ちゃん」。
  • 田島聖子(第4シリーズ - 、演:中島唱子
    接客担当。健治の横浜中華街での修行時代の仲間で、健治の紹介で「幸楽」で働くことになった。キミに取り入っている。性格に難があり、よくトラブルを引き起こしたり、従業員という立場なのに、女将の五月に対しては偉そうな態度を取り、五月と揉めることも少なくなかった。しかし愛が女将になった現在は、五月と愛の支えになっている。
  • 松本達夫(演:榎本たつお
    出前部門・調理場担当。周平達より前から働く「幸楽」の古株。愛称は「達ちゃん」。一度は健治たちのケータリング会社について行くが、光子と折り合いが悪く、「幸楽」に戻って来る。
  • 田口誠(第9シリーズ - 、演:村田雄浩
    「幸楽」の3代目店主。屋台部門→調理場担当。愛の夫で、派遣社員→病人食宅配業者の社長。他の会社に吸収合併されて経営方針が違ってしまい、退職。憧れていた屋台のラーメン屋を始めるために勇の下で働く。第9シリーズ最終回で、勇から許可が出て、愛が購入した車で屋台販売を始める。その後は屋台販売をしていたが、最終シリーズ第14話で勇から3代目店主になることを言われ、「幸楽」の3代目店主に就任する。それと同時に屋台部門は廃止となった。

過去

  • 小島幸吉(第1シリーズ、演:佐藤英夫
    「幸楽」創始者、初代店主。調理場担当。妻・キミと共に「幸楽」を大きくしてきたが、第1シリーズ序盤、脳出血で急逝。遺言状を書かずに亡くなったため、「幸楽」の遺産相続の問題が勃発する。
    ちなみに、「幸楽」の幸の字は幸吉の名前からつけられた。
  • 小島キミ(第1 - 7シリーズ、最終シリーズ、演:赤木春恵
    幸吉の妻。「幸楽」初代女将→大女将。接客・経理担当。夫・幸吉と共に「幸楽」を大きくしてきた。人生の半分以上を「幸楽」で過ごしてきた。第7シリーズ最終回直前、脳血栓で倒れ、その後はアメリカ・ニューヨークでリハビリ生活を送る。しばらくして、最終シリーズ最終回で帰国し、再び「幸楽」で過ごすことになった。その1年後に店で転倒し、骨折してリハビリ生活を送っている。久子のマンションで暮らしていたが、現在は介護施設に入っている。従業員からは「大きい女将さん」「女将さん」と呼ばれている。
  • 山下久子(第2・8・最終シリーズ、演:沢田雅美
    幸吉・キミの長女。接客・経理・餃子インターネット販売部門担当。「幸楽」改築後、五月らと同居し、夫婦で働き出す。その後、アメリカ・ニューヨークへ移住する。しばらくして帰国し、キミをリハビリのために連れて帰り、1年後再び帰国し、キミの代理として経理を担当していた。その後、光子からケータリング会社を受取り、ケータリング会社を再建後「幸楽」を辞め、一度はニューヨークへ帰るも1年で帰国し、洗濯代行「らくらく」を始めている。その後は健治と復縁し一緒に「らくらく」を支えている。しかし、不況のあおりにより「らくらく」を閉店した後、邦子や健治と餃子のインターネット販売部門を始める。当初は「幸楽」で行っていたが、近くの古い工場を借金した上で改装し、改装後拠点を工場に移す。
  • 山下健治(第2・第4 - 8・最終シリーズ、演:岸田敏志
    久子の夫。調理場・ケータリング部門・餃子インターネット販売部門担当。脱サラして事業に失敗後、横浜中華街で修行し、その後「幸楽」で久子と共に働くようになるが、ニューヨークへ移住し、ニューヨークの一流中華料理店でさらに修行する。久子と離婚後、勇が大火傷で出られない状態となったため、眞によって「幸楽」に戻り、しばらくして、再婚相手・光子とケータリング部門を始める。その後独立するが、いろいろとあった末に光子と離婚。ケータリングの会社も光子の手に渡り、ホテルの料理人として勤めていたが、その後久子と復縁して一緒に洗濯代行の店を運営している。洗濯代行の店の閉店後は、久子や邦子と一緒に餃子のインターネット販売部門を担当する。
  • 小島邦子(最終シリーズ、演:東てる美
    幸吉・キミの次女。餃子インターネット販売部門担当。再婚相手・長太と離婚後、「幸楽」で働き始め、久子や健治と餃子のインターネット販売部門を始める。その後久子や健治と一緒に改装した工場へ移動する。
  • 元造(第1シリーズ、演:山岡八高
    調理場担当。幸吉が亡くなった後のピンチヒッターとして「幸楽」で働いていた。第2シリーズでは既に「幸楽」を辞めた模様。愛称は「元さん」。
  • 山形明子(第3シリーズ、演:西部里菜
    接客担当。客としてやって来た際に「家出して来た」「金が無いから雇ってほしい」と頼みこみ、キミの反対を押し切って、五月が雇った。漫画家の恋人・圭吾が売れるようになった頃、実家が資産家と判明。同時に「幸楽」を去る。
  • 早乙女圭吾(第3シリーズ、演:正木慎也
    接客担当。漫画家志望で、当初は売れず山形と共に「幸楽」でアルバイトしていた。売れる様になった頃、正体を明かし、山形に結婚を申し込むが、両親の「資産家の娘なら」という言葉が元で振られてしまう。
  • 桐野サチ(第5・6シリーズ、演:神津千恵
    接客担当。眞がインターネットで知り合った女性。後に「幸楽」で働くようになる。暫く「幸楽」で働いていたが、渡米し、コンピューター関連の会社を立ち上げた模様。
  • 坂元浩次(第5 - 8シリーズ、演:池田幹
    出前部門担当。近所の人々からはかなり人気があった。一度は解雇されたが後に復帰する。健治たちのケータリング会社について行くが、光子に解雇されてしまったらしい。愛称は「浩ちゃん」。
  • 大沢光子(第6 - 8シリーズ、演:奥貫薫
    健治の再婚相手→元妻。接客・ケータリング部門担当。健治と結婚後、「幸楽」で働き始め、健治とケータリング部門を始める。外回りの仕事が多く、店内での仕事は人手不足の時ぐらいしかない。その後独立したものの、トラブルの末に健治と離婚。ケータリング会社を乗っ取る。その後ケータリング会社は久子の手に渡ることになる。
  • 小島貴子(第9シリーズ、最終シリーズ、演:清水由紀
    眞の妻。一時期、「幸楽」の従業員として働いていた。

脚注[編集]

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  1. ^ 大学4年生の頃は、単位を取りながら、大井精機の社長秘書の見習いをしていた。