太田忍

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太田 忍
個人情報
フルネーム太田 忍
国籍日本の旗 日本
生誕 (1993-12-28) 1993年12月28日(27歳)
青森県三戸郡五戸町
身長165 cm (5 ft 5 in)
スポーツ
競技レスリング
種目男子グレコローマン59kg級
クラブ綜合警備保障(2020年9月30日退社)
プロ転向2020年11月
成績・タイトル
最高世界ランク1位
 
獲得メダル
日本の旗 日本
男子 レスリング・グレコローマンスタイル
オリンピック
2016 リオデジャネイロ 59kg級
世界選手権
2019 ヌルスルタン 63kg級
アジア大会
2018年 ジャカルタ 60kg級


2018年 ビシュケク 60kg級
YouTube
チャンネル
活動期間 2020年6月4日 -
ジャンル スポーツ
登録者数 約1.38万人
総再生回数 142万回
チャンネル登録者数、総再生回数は2021年3月4日時点。
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太田 忍(おおた しのぶ、1993年12月28日[1] - )は、日本総合格闘家レスリング選手。青森県三戸郡五戸町出身[2]日本体育大学体育学部体育学科卒業。綜合警備保障所属。リオデジャネイロオリンピック銀メダリスト。素早い身のこなしから海外では「忍者レスラー」と呼ばれる[3]

来歴[編集]

五戸町立倉石中学校から山口県柳井学園高等学校に進み、2011年のおいでませ!山口国体少年男子グレコローマン55㎏級で優勝した[1]。多くの大学から誘いがあったが、グレコローマンの強豪がひしめく日本体育大学に進学する。

日本体育大学3年時にハンガリー・グランプリで国際大会初優勝[1]。4年時には天皇杯で初優勝を果たす[1]

2016年、リオデジャネイロオリンピックアジア予選に出場、1回戦でロンドンオリンピック金メダリストのイランハミド・スーリヤンを破ると、2回戦でウズベキスタンのフィルス・ツクタエフ、準決勝で韓国のキム・セウンハクを破り、決勝で中国のワン・ルミンに敗れたものの五輪本大会出場権を獲得した[1]

大学卒業後の2016年4月に金メダルを目指せる環境を求め、綜合警備保障に入社した[1]

2016年8月のリオデジャネイロオリンピックでは1回戦でイランのスーリヤンに判定勝ちし、2回戦では前年の世界選手権3位のカザフスタンのケビスパエフを6-0、3回戦でも2014年世界選手権3位のノルウェーのスティグアンドレ・ベルゲを4-0で判定勝ちし、準決勝ではロンドンオリンピック55kg級銀メダリストのアゼルバイジャンのロフシャン・バイラモフをフォール勝ちして決勝に進出した。決勝では前年の世界選手権王者であるキューバのイスマエル・ボレロモリナに敗れたが、グレコローマンスタイルでは2000年シドニーオリンピック永田克彦以来の銀メダルを獲得した[4][5][6]。2018年のアジア大会では60㎏級で優勝した[7]。2019年の全日本選抜選手権60kg級では決勝で元世界チャンピオンの文田健一郎に1-4で敗れた。このため、東京オリンピックは67kg級で代表を狙うという[8]。非オリンピック階級である63kg級の世界選手権代表選考プレーオフで勝利して、この階級の代表に選ばれた[9]世界選手権では決勝でロシアの選手を破って優勝した[10]。全日本選手権では67㎏級に出場するも、人生で初めてだという初戦負けを喫して、東京オリンピック代表になることはできなかった[11]

総合格闘技[編集]

RIZIN[編集]

2020年11月21日、RIZIN.25の会場で総合格闘技転向とRIZIN.26参戦が正式発表され、デビュー戦の相手が所英男に決定した[12]

2020年12月31日、総合格闘技デビュー戦となったRIZIN.26所英男と対戦し、2Rに腕ひしぎ十字固めで一本負けを喫した[13]

戦績[編集]

総合格闘技 戦績
1 試合 (T)KO 一本 判定 その他 引き分け 無効試合
0 0 0 0 0 0 0
1 0 1 0 0
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
× 所英男 2R 2:24 腕ひしぎ十字固め RIZIN.26 2020年12月31日

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c d e f “表敬選手の概要等” (PDF) (プレスリリース), 山口県, (2016年3月25日), http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/press/201603/033722_f1.pdf 
  2. ^ “太田忍(五戸町出身)レスリング五輪代表に”. 東奥日報. (2016年3月18日). http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2016/20160318011530.asp 
  3. ^ “「忍者レスラー」グレコ太田 大金星で五輪切符”. スポーツニッポン. (2016年3月19日). http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2016/03/19/kiji/K20160319012238930.html 
  4. ^ レスリングでの「階級」とは?”. 【SPAIA】スパイア (2016年10月12日). 2020年11月15日閲覧。
  5. ^ レスリングのオリンピック日本人男子メダリストを紹介、偉大な功績を残した3選手”. 【SPAIA】スパイア (2020年5月4日). 2020年11月14日閲覧。
  6. ^ 太田、涙の銀メダル…グレコ59キロ級 決勝で敗れ「悔しいです」” (2016年8月15日). 2016年8月16日閲覧。
  7. ^ 太田忍が男女通じ今大会レスリング初の金メダル スポーツ報知 2018年8月21日
  8. ^ リオ銀・太田敗れる…東京五輪67キロ級で目指す まずは世界選手権63キロ級PO参戦 スポーツ報知 2019年6月16日
  9. ^ わずか2分で決着 リオ五輪銀の太田、63キロ級で世界代表に 産経新聞 2019年7月21日
  10. ^ 63キロ級の太田が金=グレコ、55キロ級小川は銅-世界レスリング 時事通信 2019年9月15日
  11. ^ 太田「整理つかない」 全日本レスリング 時事通信 2019年12月21日
  12. ^ 【RIZIN】リオ五輪レスリング銀メダリストの太田忍が大晦日参戦、デビュー戦の相手は所英男ゴング格闘技 2020年11月21日
  13. ^ 【RIZIN】堀口恭司がKOで王座奪還! 那須川勝利で武尊に「一緒に盛り上げよう」、朝倉未来が弥益をKO、五味は皇治と激闘、女王は浜崎に、クレベル鮮烈失神チョーク葬勝利、元谷が井上に一本勝ち、萩原が平本をTKO、所が太田に一本勝ち、シバター「勝利」に変更 ゴング格闘技 2020年12月31日

外部リンク[編集]