太田忍
太田 忍 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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![]() 2016年 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
本名 | 太田 忍 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
生年月日 | 1993年12月28日(29歳) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
出身地 | ![]() 青森県三戸郡五戸町 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
通称 | 忍者レスラー[1] | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
国籍 | ![]() | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
身長 | 165 cm (5 ft 5 in) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
体重 | 61.0 kg (134 lb) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
階級 | バンタム級 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
リーチ | 168.5 cm (66 in) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
スタイル | レスリング | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
スタンス | オーソドックス | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
チーム | 綜合警備保障(2020年9月30日退社) →パラエストラ柏 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
レスリング | オリンピック (銀メダル) 世界選手権 (優勝) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
現役期間 | 2020年- | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
総合格闘技記録 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
試合数 | 4 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
勝利 | 2 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ノックアウト | 1 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
判定 | 1 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
敗戦 | 2 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
タップアウト | 1 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
判定 | 1 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
大学 | 日本体育大学 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
総合格闘技記録 - SHERDOG | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
獲得メダル
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YouTube | |
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チャンネル | |
活動期間 | 2020年6月4日 - |
ジャンル | スポーツ |
登録者数 | 約2.41万人 |
総再生回数 | 6,388,911回 |
チャンネル登録者数・総再生回数は 2022年2月5日時点。 |
太田 忍(おおた しのぶ、1993年12月28日[2] - )は、日本の総合格闘家、元レスリング選手。青森県三戸郡五戸町出身[3]。日本体育大学体育学部体育学科卒業。パラエストラ柏所属。2016年リオデジャネイロオリンピック銀メダリスト。2019年世界選手権金メダリスト。
来歴[編集]
レスリング[編集]
小学校1年から八戸キッズクラブでレスリングを始め全国少年大会4連覇、五戸町立倉石中学校では全国中学選手権連覇を達成する。山口県の柳井学園高等学校では、新たにグレコローマンに挑戦し、2011年のおいでませ!山口国体で優勝、全国高校選手権で連覇を果たした[2]。多くの大学から誘いがあったが、グレコローマンの強豪がひしめく日本体育大学に進学する。
日本体育大学2年時にアジア選手権2位、3年時にハンガリー・グランプリで国際大会初優勝[2]。4年時には天皇杯で初優勝を果たす[2]。
2016年、リオデジャネイロオリンピックアジア予選に出場、1回戦でロンドンオリンピック金メダリストのイランのハミド・スーリヤンを破ると、2回戦でウズベキスタンのフィルス・ツクタエフ、準決勝で韓国のキム・セウンハクを破り、決勝で中国のワン・ルミンに敗れたもののリオデジャネイロオリンピックの出場権を獲得した[2]。
大学卒業後の2016年4月に金メダルを目指せる環境を求め、綜合警備保障に入社した[2]。
2016年8月のリオデジャネイロオリンピックでは1回戦でイランのスーリヤンに判定勝ちし、2回戦では前年の世界選手権3位のカザフスタンのケビスパエフを6-0、3回戦でも2014年世界選手権3位のノルウェーのスティグアンドレ・ベルゲを4-0で判定勝ちし、準決勝ではロンドンオリンピック55kg級銀メダリストのアゼルバイジャンのロフシャン・バイラモフをフォール勝ちして決勝に進出した。決勝では前年の世界選手権王者であるキューバのイスマエル・ボレロモリナに敗れたが、グレコローマンスタイルでは2000年シドニーオリンピックの永田克彦以来の銀メダルを獲得した[4][5][6]。
2018年のアジア大会では60㎏級で優勝した[7]。2019年の全日本選抜選手権60kg級では決勝で元世界チャンピオンの文田健一郎に1-4で敗れた[8]。世界選手権の代表選考プレーオフでは非オリンピック階級である63kg級に出場し、勝利して代表に選ばれた[9]。世界選手権では決勝で前年の世界選手権王者であるロシアのステパン・マリャニャンを破って優勝を果たし金メダルを獲得した[10]。全日本選手権では67㎏級に出場するも、人生で初めてだという初戦負けを喫して、東京オリンピック代表になることはできなかった[11]。
総合格闘技[編集]
RIZIN[編集]
2020年11月21日、RIZIN.25の会場で総合格闘技転向とRIZIN.26参戦が正式発表され、デビュー戦の相手が所英男に決定した[12]。
2020年12月31日、総合格闘技デビュー戦となったRIZIN.26で所英男と対戦し、2Rに腕ひしぎ十字固めで一本負けを喫した[13]。
2021年9月19日、RIZIN.30で元K-1 WORLD GPウェルター級王者で総合格闘技デビュー戦の久保優太と66kg契約で対戦。テイクダウンで圧倒し、3-0の判定勝ちを収め総合格闘技初勝利を挙げた[14]。
2021年12月31日、RIZIN.33で元修斗環太平洋王者の祖根寿麻と対戦。2Rにバックハンドブローでダウンを奪い、グラウンド膝蹴りやサッカーボールキックでダメージを与え、踏みつけによるTKO勝利を収めた[15]。
2022年7月31日、RIZIN.37で元谷友貴と対戦し、0-3の判定負けを喫した[16]。
戦績[編集]
プロ総合格闘技[編集]
総合格闘技 戦績 | ||||||
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4 試合 | (T)KO | 一本 | 判定 | その他 | 引き分け | 無効試合 |
2 勝 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 |
2 敗 | 0 | 1 | 1 | 0 |
勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催年月日 |
倉本一真 | 試合前 | RIZIN LANDMARK 5 | 2023年4月29日 | |
× | 元谷友貴 | 5分3R終了 判定0-3 | RIZIN.37 | 2022年7月31日 |
○ | 祖根寿麻 | 2R 3:55 TKO(踏み付け) | RIZIN.33 | 2021年12月31日 |
○ | 久保優太 | 5分3R終了 判定3-0 | RIZIN.30 | 2021年9月19日 |
× | 所英男 | 2R 2:24(腕挫十字固) | RIZIN.26 | 2020年12月31日 |
グラップリングタッグマッチ[編集]
勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催年月日 |
△ | 所英男&金原正徳 (パートナー:中村大介) |
10分1R終了 時間切れ | RIZIN LANDMARK vol.3 | 2022年5月5日 |
脚注[編集]
- ^ “「忍者レスラー」グレコ太田 大金星で五輪切符”. スポーツニッポン. (2016年3月19日)
- ^ a b c d e f (PDF) 『表敬選手の概要等』(プレスリリース)山口県、2016年3月25日 。
- ^ “太田忍(五戸町出身)レスリング五輪代表に”. 東奥日報. (2016年3月18日)
- ^ “レスリングでの「階級」とは?”. 【SPAIA】スパイア (2016年10月12日). 2020年11月15日閲覧。
- ^ “レスリングのオリンピック日本人男子メダリストを紹介、偉大な功績を残した3選手”. 【SPAIA】スパイア (2020年5月4日). 2020年11月14日閲覧。
- ^ “太田、涙の銀メダル…グレコ59キロ級 決勝で敗れ「悔しいです」” (2016年8月15日). 2016年8月16日閲覧。
- ^ 太田忍が男女通じ今大会レスリング初の金メダル スポーツ報知 2018年8月21日
- ^ リオ銀・太田敗れる…東京五輪67キロ級で目指す まずは世界選手権63キロ級PO参戦 スポーツ報知 2019年6月16日
- ^ わずか2分で決着 リオ五輪銀の太田、63キロ級で世界代表に 産経新聞 2019年7月21日
- ^ 63キロ級の太田が金=グレコ、55キロ級小川は銅-世界レスリング 時事通信 2019年9月15日
- ^ 太田「整理つかない」 全日本レスリング 時事通信 2019年12月21日
- ^ 【RIZIN】リオ五輪レスリング銀メダリストの太田忍が大晦日参戦、デビュー戦の相手は所英男ゴング格闘技 2020年11月21日
- ^ 【RIZIN】堀口恭司がKOで王座奪還! 那須川勝利で武尊に「一緒に盛り上げよう」、朝倉未来が弥益をKO、五味は皇治と激闘、女王は浜崎に、クレベル鮮烈失神チョーク葬勝利、元谷が井上に一本勝ち、萩原が平本をTKO、所が太田に一本勝ち、シバター「勝利」に変更 ゴング格闘技 2020年12月31日
- ^ 【RIZIN】GP2回戦・朝倉海、井上直樹が激闘の判定勝ち、扇久保が大塚との神経戦を制す、瀧澤が元谷を1R KO! 矢地、堀江、太田が勝利、浜崎が藤野との死闘制す、昇侍がKO勝ち! ぱんちゃんが判定勝ち ゴング格闘技 2021年9月19日
- ^ 【RIZIN】扇久保博正が朝倉海を降しGP優勝。サトシが矢地に一本勝ちで初防衛、朝倉未来が斎藤裕に405日ぶりリベンジ、五味戦後、那須川と武尊がエール ゴング格闘技 2021年12月31日
- ^ 【RIZIN】スーパーアトム級WGPは伊澤がラーラにギロチン一本勝ち! 浜崎がアギラーに涙の勝利、パク・シウが浅倉に完勝、RENAがダウン奪う勝利。神龍が所に判定勝ちも悔し涙、武田がケースに投げ勝ち、元谷が太田を完封! ゴング格闘技 2022年7月31日
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 太田忍 (@shinobu_ota_mma) - Instagram
- 太田忍 (@shinobu_ota_mma) - Twitter
- 太田忍Ota Shinobu - YouTubeチャンネル
- RIZIN 選手データ
- 日本オリンピック委員会 太田忍データベース
- 日本体育大学 太田忍データベース
- 日本レスリング協会 太田忍データベース
- YouTube「uFit」公式チャンネル[1]で対談動画公開[2]。
- 太田忍の戦績 - SHERDOG(英語)
- ^ “uFit公式 - YouTube”. www.youtube.com. 2022年5月12日閲覧。
- ^ (日本語) 太田忍選手がレスリングを始めたきっかけ【総合格闘家】 2022年5月12日閲覧。