吉田次郎 (音楽家)
吉田次郎 | |
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生誕 | 1958年6月17日(65歳) |
出身地 | 日本・福岡県 |
学歴 |
福岡県立京都高等学校卒業 早稲田大学卒業 バークリー音楽大学院修了 |
ジャンル | ジャズ |
職業 | ギタリスト、アレンジャー、コンポーザー、プロデューサー |
吉田 次郎(よしだ じろう、1958年6月17日 - )[1]は、日本のギタリスト。
概要・経歴[編集]
福岡県生まれ。7歳でクラシックギターを始め、15歳でギター・コンクールで優勝。(15歳にジョン・コルトレーンを聴きジャズに興味を持つ。)福岡県立京都高等学校を卒業後、早稲田大学に入学と同時に上京し、スタジオ・ミュージシャンとしてプロ活動を始める。大学卒業後、1983年に渡米し、1984年にアメリカのバークリー音楽院に留学。修了後は1年半程、同学院の講師をつとめる[2]。 ティースタイルマネージメント所属[3]。
音楽活動[編集]
- 1988年、ニューヨークのマンハッタン・スクール・オブミュージックに於いてコンポジションとアレンジメントの修士課程を取得。本格的な音楽活動をニューヨークに移し、オリヴァー・レイクやエディ・ゴメスといったハードコアなジャズからジョー・サンプル、ジョー・チェンバース、セルジオ・メンデス、シンディ・ローパー、ピーター・ガブリエル、ポール・マッカートニーといったポップ・アーティストのツアー・サポートまで幅広く活動。ギタリストとしては自らのグループを主宰し、実験的な音楽活動も続けている。
- プロデューサーとしてはアントニオ・カルロス・ジョビンへのトリビュート作『エアーズ・トゥ・ジョビン』でアストラッド・ジルベルトを起用したり、ニューヨーク・ヴォイセスとマンハッタン・トランスファーのジャニス・シーゲルを共演させたプロジェクトトリビュート・トゥ・カーペンターズを完成させている。
- 1995年、ナショナルジオグラフィック社による『セイブ、レインフォレスト』という記録映画の音楽監督として、その音楽が同年のグラミー賞にノミネートされる。コマーシャル分野においては、ケビン・コスナー主演『ダンス・ウィズ・ウルブズ』、ブラッド・ピット主演『リバー・ランズ・スルー・イット』のオーケストレーションを担当し、シカゴ交響楽団・LA響・ロンドン室内管弦楽団等と共演。 その他には、テレビ・コマーシャル制作として 「ダイエット・コーク」「シンガポール航空」「NEW YORK TELEPHONE」「JC PENNY」等、手掛ける。
- 1998年〜2001年まで、ニュースワイド番組『ブロードキャスター』のテーマ曲を制作。
- 2000年5月、国際連合ニューヨーク本部から日本人としては2人目の国連WAFUNIF親善大使に任命される。7月7日に開催された国連本部内オーディトリアムに於き任命式と記念コンサートに参加。(日本総領事を含む24か国のミッションが催される。)
- 2005年 インターネットにおける人気ギターリスト第1位に輝く。
- 2009年5月には、デイヴィッド・サンボーン、ランディー・ブレッカーを起用したニューアルバム『PLATONIC』を発売。
- 2011年4月15日 『THE LOOK OF LOVE』発売。
- 2012年『FOR WINTER』発売。
- 2013年 書籍、DVD、YouTubeと連動したソロギター名曲集を発売。
- 2014年9月、韓国文化国際交流フォーラムに日本代表として参加。
- 2015年4月、ソニーミュージックより、アルバム『A PASTEL SHADE』発売。
- 2016年、ボーカリストのマリーン、ピアニストのクリヤ・マコトの三人で結成されたユニットTHREESOME発売。
- 2016年4月、ソニーミュージックより、アルバム『CUBIC MAGIC』を発売。この年、最優秀録音賞を受賞。
- 2017年封切のハリウッド映画の音楽監督を務める。
脚注[編集]
外部リンク[編集]
- 吉田次郎 - Keiko Lee オフィシャルサイト
- 吉田次郎オフィシャルサイト - ギタリスト・吉田次郎オフィシャルサイト