吉川壽一

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Jump to navigation Jump to search

吉川 壽一(よしかわ じゅいち、1943年1月7日 - )は、福井県福井市出身の書家

来歴[編集]

福井県立藤島高等学校卒業。上田桑鳩宇野雪村・稲村雲洞・川崎一照らに師事。1964年に「奎星賞」を受賞し、以後、毎日書道展グランプリ、福井市民文化賞、毎日書道顕彰など多くの賞を受賞。「SHO家」、「SHO Artist」として国内、海外で精力的に活動し、エルメス社のスカーフのSHO作品を制作するなどその活動範囲は非常に広い。

1964年第一回個展「寿一墨象展」を手始めに、中国北京「百福萬福書法展」、パリ「SHO吉川寿一PARIS展」、東京・NHK放送センター「平成独楽吟大書法展」、「寿一SHOワールド」パリなどを開催。中国北京天安門東尋坊坂井市)、ドバイ砂漠にて書を書くなど、スケールの大きい行動力と企画力で個展とパフォーマンスを繰り広げ、多彩な表現活動を精力的に続けている。

講談社発行の『モーニング』に『SHOあっ晴れ』を連載し、単行本となる。また、『バカボンド』『ジパング』『カバチタレ』『柴王』『軍鶏』『月刊アフタヌーン』などタイトルロゴを書き続けている。

書歴[編集]

  • 1983年、東尋坊の断崖上に30畳の仮設ステージを設営し、越前和紙を敷いて「萬来」の二字を書初めする。
  • 1988年、3.6平方メートルの白布100枚に「福」をいろいろな書体で揮毫し、5メートルの竹で井桁に組んで福井県庁の堀に浮かべる「百福水上」展を開催する。
  • 1990年、北京天安門革命博物館前庭にてタテ45メートル・ヨコ15メートルの金色布に世界一の特注新案の大筆(重さ45kg + 墨20kg)にて「福中来」を大書揮毫する。
  • 2003年、NHK大河ドラマ『武蔵』の題字を揮毫。
  • 2006年4月19日にリリースされたTHE LOOSE DOGSのシングル「しょぼい顔すんなよベイベー」の題字も書いている。これはメンバーが吉川と同じ福井県出身ということに由来する。
  • かわぐちかいじ
『週刊モーニング』で連載されていた作品『ジパング』の題字を書いている。また、同誌上で2008年4月10日発売号に掲載された読みきり作品『役者魂 美粧之介』でも題字を手がけている。
2008年4月、京福電気鉄道嵐山本線北野線のロゴマークとして、その路線通称を用いた吉川揮毫による「嵐電」を採用。
2008年10月より、京福バスが高速バスに吉川揮毫によるラッピングバス「SYOINGバス」を導入する。東京線(3台)の揮毫に「夢」、京都・大阪線(2台)に「愛 愛」(最初の愛は反転文字)、名古屋線(2台)に「光」で、全車とも車体後部に福井県の略地図の中に「福」の字を100個書き込んだ作品が入る。翌年には「SHOINGバス」第二弾として、京福バスの永平寺 - 東尋坊線一般バス、京福リムジンバスの福井 - 永平寺線特急バスに「道」が登場している。

外部リンク[編集]