得浄明院
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得浄明院 | |
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所在地 | 京都府京都市東山区新橋通大和大路東入三丁目林下町459 |
位置 |
北緯35度0分27.5秒 東経135度46分51.4秒 |
山号 | 本覚山 |
宗派 | 無宗派 |
本尊 | 一光三尊阿弥陀如来 |
創建年 | 明治27年(1894年) |
開基 | 誓圓尼 |
法人番号 |
6130005000308 ![]() |
得浄明院(とくじょうみょういん)は、京都府京都市東山区にある無宗派の単立寺院。無宗派ではあるが、浄土宗鎮西派の特別寺院となっている。信州善光寺大本願の京都別院でもある。
歴史[編集]
明治27年(1894年)9月、京都市東山の知恩院の西側、かつて知恩院入道親王の住坊であった華頂殿跡の敷地に、善光寺大本願の京都別院の尼寺として建立される。
開山は善光寺大本願第117世誓圓尼(伏見宮邦家親王第3王女、幼名真喜宮)。誓圓尼は、関西や西日本の人々が、信州までお参りするのはなかなか大変なことであるため、関西の近くで善光寺如来の仏縁を人々に結ばせたいと発心し、善光寺の別院の建立を思い立った。そこで、京都に住んでいた元天台座主でもある兄の久邇宮朝彦親王に相談した結果、その計らいによって空き地となっていた華頂殿敷地の大部分を、明治15年(1882年)6月、賛同した知恩院管長の大徳、養鸕徹定が誓圓尼に寄進し、善光寺別院の建立の端が発せられた。
本尊は善光寺の一光三尊阿弥陀如来の分身を安置している。また善光寺同様に戒檀巡りができるようになっている。
開山上人である誓圓尼は、明治43年(1912年)12月12日、得浄明院において83歳で示寂。遺骨は知恩院山内一心院に埋葬された。