佐藤万璃音

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さとう まりの
佐藤 万璃音
2018 FIA Formula 3 European Championship, Norisring (42237665884).jpg
ヨーロピアンF3時代
ノリスリンクにて。(2018年)
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1999-05-12) 1999年5月12日(23歳)
出身地 日本の旗 日本
神奈川県横浜市
過去参加シリーズ
2015-16
2017-18
2019
イタリア・F4選手権
FIA フォーミュラ3・ヨーロピアン選手権
ユーロフォーミュラ・オープン・チャンピオンシップ英語版
選手権タイトル
2019 ユーロフォーミュラ・オープン・チャンピオンシップ英語版

佐藤 万璃音(さとう まりの、1999年5月12日 - )は、日本神奈川県横浜市出身のレーシングドライバー

経歴[編集]

神奈川県横浜市にて誕生する[1]。名前の「万璃音」は、母親がサンマリノにちなんで命名したという[2]。父親の勧めがきっかけとなり5歳頃からカートを始める[3]。中学卒業を期に単身ヨーロッパへ渡る[1]

2015年よりユーロノヴァ・レーシング英語版(エントリー名はヴィンセンツォ・ソスピリ・レーシング)から「イタリア・F4選手権」へ参戦を開始し、シングルシーター・デビューを果たす[4]。第5戦アドリア・インターナショナル・レースウェイ英語版のレース2で2位に入り初の表彰台を獲得、総合10位で初年度を終えた[5]

翌年は第6戦イモラ・サーキットのレース3で初優勝を飾るも[6]、ポイントが昨年より下回り総合18位となった[7]

2017年から、モトパークMotopark)より「FIA フォーミュラ3・ヨーロピアン選手権」へ参戦した[8]。初年度は入賞1回(10位)に留まり、総合19位で終える[9]。同年の「マカオグランプリ」へ参戦するが、決勝はリタイアとなった[10]。2年目を迎えたヨーロッパF3では、第4戦ザントフォールト・サーキット・レース3にて自己最高位の4位でフィニッシュする[11]。7回の入賞を記録して、総合16位となる[12]。マカオGPでは予選7位、予選レース11位と進み決勝を迎えたが、オープニングラップでクラッシュを喫しリタイアという結果に終わった[13]。11月には「FIA フォーミュラ2選手権」のポストシーズンテストへ参加、カンポスCampos)とBWT・アーデンBWT Arden)のマシンでテスト走行を行った[14]

2019年は、「ユーロフォーミュラ・オープン・チャンピオンシップ英語版」へ活動の場を移した。チームはヨーロッパF3時代と同じモトパークからエントリーしている。8月には、FIA-F2へ参戦しているカンポスより佐藤の起用が発表される[15]。残りのシーズンを出走することが決定した。

2020年、トライデントと契約を交わしFIA-F2フル参戦も、F2参戦チームの中で最も戦闘力に欠けるチームといわれているトライデントであることが仇をなし、1ポイントのみという結果に終わった。

2021年もトライデントからF2に参戦する。

レース戦績[編集]

略歴[編集]

シリーズ チーム レース 勝利 PP FL 表彰台 ポイント 順位
2015 イタリア・F4選手権英語版 ヴィンセンツォ・ソスピリ・レーシング英語版 21 0 0 1 1 62 10位
2016 21 1 0 0 1 42 18位
2017 FIA フォーミュラ3・ヨーロピアン選手権 モトパーク英語版 30 0 0 0 0 1 19位
マカオグランプリ 1 0 0 0 0 N/A DNF
2018 FIA フォーミュラ3・ヨーロピアン選手権 30 0 0 0 0 31.5 16位
マカオグランプリ 1 0 0 0 0 N/A DNF
2019 ユーロフォーミュラ・オープン・チャンピオンシップ英語版 16 9 6 5 11 309 1位
FIA フォーミュラ2選手権英語版 カンポス・レーシング英語版 6 0 0 0 0 0 21位
2020 トライデント英語版 24 0 0 0 0 1 22位
2021 23 0 0 0 0 1 21位
2022 ヴィルトゥオーシ・レーシング英語版 6 0 0 0 0 1* 20位*
  • * : 今シーズンの順位。(現時点)

イタリア・F4選手権[編集]

エントラント 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 DC ポイント
2015年 ヴィンセンツォ・ソスピリ・レーシング VLL
1

7
VLL
2

7
VLL
3

9
MNZ
1

13
MNZ
2

9
MNZ
3

8
IMO
1

4
IMO
2

Ret
IMO
3

13
MUG
1

14
MUG
2

18
MUG
3

16
ADR
1

6
ADR
2

2
ADR
3

14
IMO
1

13
IMO
2

21
IMO
3

15
MIS
1

Ret
MIS
2

4
MIS
3

5
10位 62
2016年 MIS
1

27
MIS
2

11
MIS
3

DNS
MIS
4

22
ADR
1

13
ADR
2

DNS
ADR
3

4
ADR
4

8
IMO
1

11
IMO
2

21
IMO
3

16
MUG
1

15
MUG
2

17
MUG
3

12
VLL
1

19
VLL
2

15
VLL
3

Ret
IMO
1

7
IMO
2

8
IMO
3

1
MNZ
1

Ret
MNZ
2

10
MNZ
3

Ret
18位 42

FIA フォーミュラ3・ヨーロピアン選手権[編集]

エントラント エンジン 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 DC ポイント
2017年 モトパーク フォルクスワーゲン SIL
1

16
SIL
2

12
SIL
3

18
MNZ
1

13
MNZ
2

11
MNZ
3

12
PAU
1

14
PAU
2

Ret
PAU
3

13
HUN
1

16
HUN
2

16
HUN
3

15
NOR
1

13
NOR
2

16
NOR
3

13
SPA
1

15
SPA
2

11
SPA
3

14
ZAN
1

15
ZAN
2

18
ZAN
3

17
NÜR
1

16
NÜR
2

Ret
NÜR
3

12
RBR
1

14
RBR
2

16
RBR
3

10
HOC
1

18
HOC
2

19
HOC
3

16
19位 1
2018年 PAU
1

9
PAU
2

18
PAU
3

10
HUN
1

15
HUN
2

13
HUN
3

16
NOR
1

8
NOR
2

7
NOR
3

13
ZAN
1

19
ZAN
2

10
ZAN
3

4
SPA
1

7
SPA
2

15
SPA
3

16
SIL
1

12
SIL
2

17
SIL
3

14
MIS
1

15
MIS
2

12
MIS
3

Ret
NÜR
1

Ret
NÜR
2

Ret
NÜR
3

18
RBR
1

14
RBR
2

13
RBR
3

21
HOC
1

19
HOC
2

14
HOC
3

16
16位 31.5

マカオグランプリ[編集]

チーム 車両 予選 予選レース 決勝レース
2017年 ドイツの旗 モトパーク ダラーラ・F317 15位 14位 DNF
2018年 7位 11位 DNF

ユーロフォーミュラ・オープン・チャンピオンシップ[編集]

エントラント 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 順位 ポイント
2019年 チーム・モトパーク LEC
FEA

5
LEC
SPR

1
PAU
FEA

3
PAU
SPR

6
HOC
FEA

1
HOC
SPR

2
SPA
FEA

1
SPA
SPR

1
HUN
FEA

1
HUN
SPR

1
RBR
FEA

1
RBR
SPR

1
SIL
FEA

SIL
SPR

CAT
FEA

10
CAT
SPR

5
MNZ
FEA

1
MNZ
SPR

5
1位 309

FIA フォーミュラ2選手権[編集]

エントラント 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 DC ポイント
2019年 カンポス・レーシング BHR
FEA
BHR
SPR
BAK
FEA
BAK
SPR
CAT
FEA
CAT
SPR
MON
FEA
MON
SPR
LEC
FEA
LEC
SPR
RBR
FEA
RBR
SPR
SIL
FEA
SIL
SPR
HUN
FEA
HUN
SPR
SPA
FEA

C
SPA
SPR

C
MNZ
FEA

12
MNZ
SPR

11
SOC
FEA

16
SOC
SPR

15
YMC
FEA

18
YMC
SPR

16
21位 0
2020年 トライデント RBR
FEA

Ret
RBR
SPR

17
RBR
FEA

16
RBR
SPR

Ret
HUN
FEA

Ret
HUN
SPR

20
SIL
FEA

20
SIL
SPR

12
SIL
FEA

17
SIL
SPR

17
CAT
FEA

15
CAT
SPR

21
SPA
FEA

14
SPA
SPR

Ret
MNZ
FEA

20
MNZ
SPR

13
MUG
FEA

14
MUG
SPR

8
SOC
FEA

13
SOC
SPR

15
BHR
FEA

20
BHR
SPR

11
BHR
FEA

17
BHR
SPR

16
22位 1
2021年 BHR
SP1

15
BHR
SP2

8
BHR
FEA

14
MCO
SP1

19
MCO
SP2

Ret
MCO
FEA

14
BAK
SP1

18
BAK
SP2

13
BAK
FEA

15
SIL
SP1

NC
SIL
SP2

16
SIL
FEA

19
MNZ
SP1

NC
MNZ
SP2

20
MNZ
FEA

Ret
SOC
SP1

14
SOC
SP2

C
SOC
FEA

14
JED
SP1

Ret
JED
SP2

13
JED
FEA

18
YMC
SP1

19
YMC
SP2

16
YMC
FEA

17
21位 1
2022年 ヴィルトゥオーシ・レーシング BHR
FEA

16
BHR
SPR

11
JED
FEA

8
JED
SPR

17
IMO
FEA

16
IMO
SPR

11
CAT
FEA

CAT
SPR

MON
FEA

MON
SPR

BAK
FEA

BAK
SPR

SIL
FEA

SIL
SPR

RBR
FEA

RBR
SPR

HUN
FEA

HUN
SPR

SPA
FEA

SPA
SPR

ZAN
FEA

ZAN
SPR

MNZ
FEA

MNZ
SPR

YMC
FEA

YMC
SPR

20位* 1*

出典[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ a b ABOUT ME - A small introduction about my self”. MARINO SATO. 2019年9月6日閲覧。
  2. ^ MEMBER'S”. コルゼ・ジャパン・レーシング. 2019年9月6日閲覧。
  3. ^ ユーロF3を戦う、佐藤万璃音のキャラクター”. PORT Fの裏側 - inside of port F (2017年4月23日). 2019年9月6日閲覧。
  4. ^ 佐藤万璃音、ユーロノヴァからF4選手権に参戦”. F1-Gate.com (2015年2月23日). 2019年9月6日閲覧。
  5. ^ Italian Formula 4 Championship 2015 standings”. DRIVER DATABASE. 2019年9月6日閲覧。
  6. ^ イタリアFIA-F4参戦の佐藤万璃音、得意のイモラで自身初優勝”. auto sport Web (2016年9月28日). 2019年9月6日閲覧。
  7. ^ Italian F.4 Championship Powered by Abarth 2016 standings”. DRIVER DATABASE. 2019年9月6日閲覧。
  8. ^ 佐藤万璃音が強豪モトパークからFIAヨーロピアンF3に参戦決定”. auto sport Web (2017年2月14日). 2019年9月11日閲覧。
  9. ^ FIA Formula 3 European Championship 2017 standings”. DRIVER DATABASE. 2019年9月11日閲覧。
  10. ^ F3マカオGP初挑戦の佐藤万璃音。トラブルを抱えながらも「ひとつひとつ課題をクリアできた」”. auto sport Web (2017年11月27日). 2019年9月11日閲覧。
  11. ^ 佐藤万璃音、レース3で表彰台目前の4位。自己最高位更新/【順位結果】2018FIAヨーロピアンF3 ザントフォールト”. auto sport Web (2018年7月17日). 2019年9月11日閲覧。
  12. ^ FIA Formula 3 European Championship 2018 standings”. DRIVER DATABASE. 2019年9月11日閲覧。
  13. ^ マカオFIA F3ワールドカップ:赤旗中断の荒れたレースを制しダニエル・ティクトゥムが連覇を飾る”. auto sport Web (2018年11月18日). 2019年9月11日閲覧。
  14. ^ FIA F2:アブダビテストで「現実をつきつけられた」佐藤万璃音。一方で成長ぶりも示す”. auto sport Web (2018年12月7日). 2019年9月11日閲覧。
  15. ^ 佐藤万璃音、カンポス・レーシングからFIA-F2参戦決定。「人生最大の挑戦を楽しみにしている」”. auto sport Web (2019年8月29日). 2019年9月11日閲覧。