下永谷駅
下永谷駅 | |
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下永谷駅1番出入口(2019年4月7日) | |
しもながや Shimonagaya | |
◄B07 舞岡 (0.7 km) (1.3 km) 上永谷 B09► | |
所在地 | 横浜市港南区日限山一丁目58番27号[1] |
駅番号 | B08 |
所属事業者 | 横浜市交通局(横浜市営地下鉄) |
所属路線 | ■ブルーライン(1号線) |
キロ程 |
10.0 km(関内起点) 湘南台から9.7 km |
駅構造 | 地下駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
10,384人/日 -2022年- |
開業年月日 | 1985年(昭和60年)3月14日 |
備考 | 直営駅 |
下永谷駅(しもながやえき)は、神奈川県横浜市港南区日限山一丁目にある、横浜市営地下鉄ブルーライン(1号線)の駅である。駅番号はB08。
概要
[編集]港南区の西端に位置し、大規模な住宅地と自然を残す丘陵地の境の谷戸にある。 プラットフォーム部分は箱型、線路部分はアーチ構造とする特殊な断面になっているため、プラットフォーム上にアーチ構造を支える柱があるのが特徴である[2]。
歴史
[編集]- 1985年(昭和60年)3月14日 - 開業。
- 2002年(平成14年)3月29日 - エレベーター3基、車椅子対応トイレの増設などの工事が完成[3]。
- 2007年(平成19年)8月4日 - ホームドアの使用を開始。
- 2012年(平成24年)5月1日 - docomo Wi-Fiによる、公衆無線LANサービス開始。
- 2022年(令和4年)4月5日 - 駅事務所に泥酔客が侵入して定期券を発行する機械などを破壊。被害額約800万円[4]。
駅名の由来
[編集]駅所在地の旧地名「下永谷町」から採られた。
開業の数年前に、日限山が京急ニュータウンとして開発され人口が急増したため、「日限山駅」案を推す声が浮上したものの、最終的に横浜市は当初案の「下永谷駅」に決定した。
「日限山駅」推進派への配慮として、ホーム内の柱や壁に「日限山方面下車駅」と書かれた看板が数多く取り付けられている。
駅構造
[編集]地上1階地下3階建ての構造で、地上1階に駅の出入口、地下1階に改札口とコンコース、地下3階にホームがある。地上1階の駅出入口と地下1階の改札口との間、および地下1階と地下3階のホームとの間をエレベーターが結んでおり、車いすやベビーカーなどでも駅入り口からホームまで移動できる。地上の出入口には階段とエレベーターの2つの連絡口があり、また駅出入口の敷地内にはほかに避難階段と換気塔が設けられている。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 行先[5] |
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1 | ブルーライン | 湘南台方面 |
2 | あざみ野方面 |
- 上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で記載している。
-
改札口(2019年4月)
-
ホーム(2008年3月)
利用状況
[編集]2022年(令和4年)度の1日平均乗降人員は10,384人(乗車人員:5,215人、降車人員:5,169人)である。
近年の1日平均乗降・乗車人員推移は下記の通り。
年度 | 1日平均 乗降人員[6] |
1日平均 乗車人員[7] |
出典 |
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[備考 1]1984年(昭和59年) | 3,500 | ||
1985年(昭和60年) | 2,543 | ||
1986年(昭和61年) | 2,946 | ||
1987年(昭和62年) | 4,185 | ||
1988年(昭和63年) | 4,801 | ||
1989年(平成元年) | 5,040 | ||
1990年(平成 | 2年)5,193 | ||
1991年(平成 | 3年)5,321 | ||
1992年(平成 | 4年)5,034 | ||
1993年(平成 | 5年)5,117 | ||
1994年(平成 | 6年)5,003 | ||
1995年(平成 | 7年)4,957 | [統計 1] | |
1996年(平成 | 8年)4,849 | ||
1997年(平成 | 9年)4,814 | ||
1998年(平成10年) | 4,822 | [* 1] | |
1999年(平成11年) | 9,829 | 4,853 | [* 2] |
2000年(平成12年) | 10,213 | 4,988 | [* 2] |
2001年(平成13年) | 10,351 | 5,099 | [* 3] |
2002年(平成14年) | 10,475 | 5,170 | [* 4] |
2003年(平成15年) | 10,646 | 5,240 | [* 5] |
2004年(平成16年) | 10,536 | 5,198 | [* 6] |
2005年(平成17年) | 10,785 | 5,298 | [* 7] |
2006年(平成18年) | 10,748 | 5,385 | [* 8] |
2007年(平成19年) | 10,647 | 5,444 | [* 9] |
2008年(平成20年) | 11,001 | 5,599 | [* 10] |
2009年(平成21年) | 10,991 | 5,579 | [* 11] |
2010年(平成22年) | 10,911 | 5,528 | [* 12] |
2011年(平成23年) | 10,820 | 5,477 | [* 13] |
2012年(平成24年) | 10,787 | 5,450 | [* 14] |
2013年(平成25年) | 11,039 | 5,571 | [* 15] |
2014年(平成26年) | 10,827 | 5,453 | [* 16] |
2015年(平成27年) | 10,741 | 5,412 | [* 17] |
2016年(平成28年) | 11,041 | 5,558 | [* 18] |
2017年(平成29年) | 11,225 | 5,644 | [* 19] |
2018年(平成30年) | 11,482 | 5,764 | [* 20] |
2019年(令和元年) | 11,361 | 5,704 | [* 21] |
2020年(令和 | 2年)8,976 | 4,516 | |
2021年(令和 | 3年)9,762 | 4,903 | |
2022年(令和 | 4年)10,384 | 5,215 |
- 備考
- ^ 1985年3月14日開業で18日間のデータ
駅周辺
[編集]駅周辺は閑静な住宅街の中のため、商業施設はあまり無い。また、日限地蔵尊(八木山福徳院)へは徒歩10分程の距離である。地蔵尊へは上永谷駅前からのバスもある。
- 日限山(ひぎりやま)公園
- 神奈川県立永谷高等学校
- さが美本社
バス路線
[編集]徒歩5分程の舞岡上郷線上にあるスポーツ公園が最寄バス停。 なお、「下永谷」という名称のバス停は駅の北、徒歩で20分程の距離にあり、最寄ではない。
隣の駅
[編集]参考文献
[編集]- 横浜市交通局編『横浜市高速鉄道建設史』、横浜市交通局、1987年
脚注
[編集]- ^ 『横浜市高速鉄道建設史II』 横浜市交通局、2004年3月、72ページ
- ^ 『横浜市高速鉄道建設史』 横浜市交通局、1987年12月、215-220・295-296ページ
- ^ 地下鉄下永谷駅にエレベーター新設。関内駅マリナード側にも増設(横浜市交通局ニュースリリース・インターネットアーカイブ・2002年時点の版)。
- ^ “「覚えてません」横浜・地下鉄で酔った男が暴れて改札・機器破壊 損害額800万円”. FNN (2022年4月7日). 2022年4月7日閲覧。
- ^ “下永谷の駅情報 駅構内図”. 横浜市交通局. 2023年6月4日閲覧。
- ^ 横浜市統計書 - 横浜市
- ^ 神奈川県県勢要覧
出典
[編集]- 横浜市営地下鉄の統計データ
- ^ 線区別駅別乗車人員(1日平均)の推移 - 30ページ
- 神奈川県県勢要覧
- ^ 平成12年 - 228ページ
- ^ a b 平成13年 (PDF) - 230ページ
- ^ 平成14年 (PDF) - 228ページ
- ^ 平成15年 (PDF) - 228ページ
- ^ 平成16年 (PDF) - 228ページ
- ^ 平成17年 (PDF) - 230ページ
- ^ 平成18年 (PDF) - 230ページ
- ^ 平成19年 (PDF) - 232ページ
- ^ 平成20年 (PDF) - 236ページ
- ^ 平成21年 (PDF) - 246ページ
- ^ 平成22年 (PDF) - 244ページ
- ^ 平成23年 (PDF) - 244ページ
- ^ 平成24年 (PDF) - 240ページ
- ^ 平成25年 (PDF) - 242ページ
- ^ 平成26年 (PDF) - 244ページ
- ^ 平成27年 (PDF) - 244ページ
- ^ 平成28年 (PDF) - 252ページ
- ^ 平成29年 (PDF) - 244ページ
- ^ 平成30年 (PDF) - 228ページ
- ^ 令和元年 (PDF) - 228ページ
- ^ 令和2年 (PDF) - 228ページ