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は、ハングルを構成する子音字母のひとつ。 2番目の字母。名称はニウン니은)。

音声[編集]

音素は/n/で表され、歯茎鼻音[n]である。終声では、舌端を歯茎から離さない。

と隣り合うと/l/となる。また、前の音節の閉鎖音(終声の, , およびそれらと同じ発音をするもの)を鼻音化する。

音価 終声字 複合終声字
, ,
, , , , , ,    
, (),
, , , , ()  
,  
 
   

用例[編集]

用例: (ナ) (ニ) (ヌ) (ネ) (ノ) (ニャ) (ニュ) (ニョ)

  • 日本語の「ン」は一般的にの終声を用いる。ただしキャラクター名や敬称の「さん」「ちゃん」を表す場合、後に母音が続く場合など、慣用的にの終声が用いられる例もある。

訓民正音[編集]

訓民正音』初声体系では舌音不清不濁に分類されている。字形は『訓民正音解例』制字解によると、舌を上あごにつけた形、つまり[n]を発音するときの舌の形を象ったとされる。同じ舌音に属する「」「」はこれに筆画を足すことで作られている。また異体の字として半舌音がある。

字母の名称は『訓蒙字会』(1527年)によりニウン(尼隠)と名付けられた。

ラテン文字転写[編集]

文化観光部2000年式マッキューン=ライシャワー式ともに初声も終声もnと表記される。

文字コード[編集]

Unicodeにおける文字コード
名称 用途 コード HTML実体参照コード 表示
HANGUL LETTER NIEUN 単体 U+3134 ㄴ
HANGUL CHOSEONG NIEUN 初声 U+1102 ᄂ
HANGUL JONGSEONG NIEUN 終声 U+11AB ᆫ