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ヴィレッジ (映画)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ヴィレッジ
The Village
監督 M・ナイト・シャマラン
脚本 M・ナイト・シャマラン
製作 サム・マーサー
スコット・ルーディン
M・ナイト・シャマラン
出演者 ブライス・ダラス・ハワード
ホアキン・フェニックス
エイドリアン・ブロディ
ウィリアム・ハート
シガニー・ウィーバー
音楽 ジェームズ・ニュートン・ハワード
撮影 ロジャー・ディーキンス
ゲオルグ・プーリア
編集 クリストファー・テレフセン
製作会社 タッチストーン・ピクチャーズ
スパイグラス・エンターテインメント
ブラインディング・エッジ・ピクチャーズ
スコット・ルーディン・プロダクション
配給 ブエナビスタ
公開 アメリカ合衆国の旗 2004年7月30日
日本の旗 2004年9月11日
上映時間 108分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $60,000,000[1]
興行収入 世界の旗 $256,697,520[1]
日本の旗 17.0億円[2]
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ヴィレッジ』(The Village)は、2004年アメリカ合衆国ホラーミステリ映画。監督・脚本は『シックス・センス』のM・ナイト・シャマラン

あらすじ

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1897年のアメリカ。森の奥に数十人が自給自足で暮らす小さな村があった。その村には決して周囲の森に入ってはならないという「掟」があり、村人は森に住む「怪物」を恐れ、境界線を守って暮らしていた。「怪物」は時おり恐ろしい姿を現したが、「掟」を守る限り村人に危害は加えなかった。

村長の娘で盲目のアイヴィーには寡黙かつ誠実な若者ルシアスと、知的障害のあるノアの2人の友人がいた。勇敢なルシアスは不足している薬を得るために、森を抜けて町へ行きたいと年長者達に相談するが聞き入れてもらえない。共同で村を治める年長者たちは町に住んだ経験があるが多くを語らず、ルシアスは彼らが何か隠していると疑っていた。

村では最近、動物の死骸が放置される等の奇怪な出来事が頻発していた。村に大きな秘密があると感じるルシアスは、単身森へ入り、「怪物」を呼び寄せる不吉な色とされる「赤色」をした植物を持ち帰った。その晩、赤いローブを着た「怪物」が出現して村を混乱させ、自分を責めるルシアス。そんなルシアスを慰め、愛を告白するアイヴィー。

ルシアスとアイヴィーの結婚が決まり、湧き立つ村。だが、アイヴィーが好きなノアはルシアスを憎み、彼をナイフで刺してしまった。感染症を併発し重体に陥るルシアス。アイヴィーは彼を救う薬を手に入れる為に森を抜け、町に行きたいと村長である父に懇願した。折れた父はアイヴィーに、「怪物」は年長者による演技だという事実と、森を抜ける秘密の道の存在を伝えた。

森を抜けて行くアイヴィーに襲いかかる「怪物」。だが、機転を利かせたアイヴィーは「怪物」を深い穴に落として殺すことに成功した。彼女は森の果てにある「壁」へと辿り着き、「壁」の外側で出会ったパトロール隊員から必要な薬を得て、ルシアスを救う為に村に帰りついた。

実は時代は西暦1897年ではなく2000年代であり、村と森の在る地は村長の父親の莫大な遺産によって警備され、壁に囲われた立ち入り禁止の自然保護区であった。村は現代の暴力沙汰で身内の命を奪われた年長者たちによって、争いのない理想郷を作ろうと興されたものであり、「怪物」や「掟」などはその真実を知らない二世代以降の若者を「外の世界」へ行かせないための方策だったのだ。

森でアイヴィーを襲った「怪物」はノアであった。知的障害のあるノアは度々「反省部屋」に監禁されるうちに、その床下に年長者が隠していた「怪物」の衣装を見つけ、部屋から抜け出しては小動物を殺す等、「怪物」として振る舞っていたのだ。ノアの死に様は年長者だけの秘密とされ、「怪物」に襲われた犠牲者として葬ることで「掟」の信憑性が高められ、村の平和は維持された。

キャスト

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役名 俳優 日本語吹替
ソフト版日本テレビ機内上映版
アイヴィー・ウォーカーブライス・ダラス・ハワード園崎未恵小林さやか甲斐田裕子
ルシアス・ハントホアキン・フェニックス森川智之加瀬康之
ノア・パーシーエイドリアン・ブロディ宮本充桐本琢也
エドワード・ウォーカーウィリアム・ハート佐々木勝彦原康義
アリス・ハントシガニー・ウィーバー駒塚由衣土井美加
オーガスト・ニコルソンブレンダン・グリーソン石住昭彦浦山迅
クラック夫人チェリー・ジョーンズ定岡小百合一柳みる
ヴィヴィアン・パーシーセリア・ウェストン
ロバート・パーシージョン・クリストファー・ジョーンズ
ヴィクターフランク・コリソン中博史
タビサ・ウォーカージェイン・アトキンソン小野洋子立石凉子
キティ・ウォーカージュディ・グリア伊藤美紀高橋理恵子
クリストフ・クレインフラン・クランツ鳥海勝美
フィントン・コインマイケル・ピット平川大輔竹若拓磨
ジェイミソンジェシー・アイゼンバーグ
パーク・ランジャーM・ナイト・シャマラン白熊寛嗣
その他N/Aすずき紀子
望月健一
浅井晴美
加藤木賢志
谷井あすか
北條文栄
島香裕
内田夕夜
吉見一豊
福田信昭
小林由美子
長谷瞳
瀬尾恵子
清和祐子
居谷四郎
菊地ゆうみ
向井修
こんのゆり
伊藤かな恵
演出安江誠清水洋史
翻訳菅佐千子
調整藤樫衛田中和成
スタジオオムニバス・ジャパン
制作グロービジョン東北新社

評価

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レビュー・アグリゲーターRotten Tomatoesでは219件のレビューで支持率は43%、平均点は5.50/10となった[3]Metacriticでは40件のレビューを基に加重平均値が44/100となった[4]

映画評論家の町山智浩レイ・ブラッドベリの短編小説集『十月はたそがれの国英語版』(1947年)収蔵の「びっくり箱」(原題:Jack-in-the-Box)、およびロジャー・コーマン監督の1958年製作の映画『恐怖の獣人英語版』(原題:Teenage Caveman)と同じアイデアが使われていると指摘している[5]

脚注

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出典

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  1. 1 2 The Village (2004) (英語). Box Office Mojo. 2024年7月12日閲覧。
  2. 2004年興行収入10億円以上番組 (PDF) - 日本映画製作者連盟. 2024年7月12日閲覧。
  3. The Village. Rotten Tomatoes (英語). Fandango Media. 2023年7月13日閲覧.
  4. "The Village" (英語). Metacritic. Fandom, Inc.. 2023年7月13日閲覧。
  5. “ヴィレッジ:映画評論・批評”. 映画com. 2004年9月1日. 2023年7月13日閲覧.

外部リンク

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