ランボルギーニ・マルコポーロ

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ランボルギーニ・マルコポーロ
概要
製造国 イタリアの旗 イタリア
ボディ
乗車定員 4人
車両寸法
ホイールベース 2,750mm (108.3インチ)
全長 4,575mm (180.1インチ)
全幅 1,870mm (73.6インチ)
全高 1,300mm (51.2インチ)
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ランボルギーニ・マルコポーロ (Lamborghini Marco Polo)はイタルデザインによってデザインされたランボルギーニコンセプトカーである。

概要[編集]

マルコポーロは1982年のボローニャモーターショーで発表された。マルコポーロは2年前にイタルデザインがデザインしたランチア・メデューサからインスピレーションを受けてデザインされた。このデザインは元々デロリアン・モーター・カンパニーが計画していたDMC-24のデザインとして考えられたが、デロリアンの資金不足により計画が頓挫。ランボルギーニのコンセプトカーとしてデザインが採用された。 マルコポーロは空力研究のために開発されたモデルで、走行試作車ではない。

ジウジアーロはこの車の開発において、燃費の維持と静かな車内・速度の向上を提供するために空力研究に焦点をおいた。結果、メデューサの抗力係数が0.26なのに対し、マルコポーロの抗力係数は0.24を記録した。

マルコポーロは4人乗りだが、マルツァルのようなガルウィングドアの2ドアスタイルを採用した。ドアは全席後席どちらからでも開けることが可能。

関連項目[編集]


ランボルギーニ S.p.A. ロードカータイムライン 1963-
タイプ 1960年代 1970年代 1980年代 1990年代 2000年代 2010年代 2020年代
3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3
MR(含ミッドシップ4駆) V12 ミウラ カウンタック ディアブロ ムルシエラゴ アヴェンタドール レヴエルト
イオタ レヴェントン ヴェネーノ チェンテナリオ エッセンツァ シアン カウンタック
V8/V10 シルエット ジャルパ ガヤルド ウラカン
2+2 ウラッコ
FR GT 350GT
2+2 400GT イスレロ ハラマ
エスパーダ
クロスカントリー4WD
SUV
LM002 ウルス
オーナー
親会社
フェルッチオ・ランボルギーニ ロセッティ、
レイマー
イタリア政府管理下 ミムラン クライスラー メガテック Vパワー アウディ
試作レーシングカー: ランボルギーニ・イオタ(1969)、ランボルギーニ・ハラマRS(1973)、ランボルギーニ・ウラッコ・ラリー(1973)
コンセプトカー: ランボルギーニ・エストーケ(2008)、ランボルギーニ・エゴイスタ(2013)、ランボルギーニ・アステリオン(2014)、ランボルギーニ・テルツォ ミッレニオ(2017)
人物: フェルッチオ・ランボルギーニジャンパオロ・ダラーラマルチェロ・ガンディーニパオロ・スタンツァーニ
公式WEBサイト: Automobili Lamborghini Holding Spa