ヨシダナギ

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 ヨシダ ナギ
本名 {{{本名}}}
国籍 日本
生年月日 1986年7月6日 (32歳)
出身地 日本の旗 日本東京都
血液型 A
身長 165cm
言語 日本語
出身 東京都江戸川区
使用カメラ ニコンD810[1]
事務所 無所属
活動時期 2015年 - 現在
公式サイト nagi-yoshida.com
受賞歴
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ヨシダ ナギ1986年7月6日- )は、日本女性写真家。主にアフリカをはじめとする世界の少数民族や先住民を被写体に撮影する。少数民族と同じ格好になって写真を撮影するスタイルでも知られている。「ヨシダナギ」という名前は本名ではない[2]

経歴[編集]

幼少期にテレビ番組マサイ族を見てアフリカ人に憧れを抱くようになる[3]。ヨシダが10歳のときに両親が千葉県に家を買い引っ越すと陰湿ないじめに遭うようになり、それが中学に進学してからも続き、中学2年生のときに不登校になった。家で過ごしている間、父が買ってくれたパソコンインターネットに繋ぎ掲示板に書き込みをしていたところ出版社の人物とメールでやり取りをするようになる。その人物がヨシダのホームページを作ってくれ、そこに創作した物語を書き始めプロフィール用に写真を送ったところ、それがトップページに大きく載った。その写真がネットアイドルランキングで1位になり、芸能事務所から声がかかり、父の後押しもありグラビアアイドルとして活動を始めた。このとき両親は離婚しており、もし厳格な母親がいたら活動を許して貰えなかっただろうから、両親が離婚したことは結果的に良かったかも知れないと語っている[4]

両親の離婚後「この家を出ないとしんどいな」と思い、お金を貯め21歳の時に一人暮らしを始める。それまで自傷行為自殺未遂を経験し、両親に20歳まで生きられず自殺してしまうのではないかと心配されていたが、一人暮らしをきっかけに性格が変わり自分を追いつめることがなくなった。ただ、グラビアアイドルは向いていなかったので引退し、イラストを描いたり写真を撮るようになった。母親からフィリピン留学する子供たちのサポートの手伝いを頼まれ、一緒にフィリピンに行ったこともあった。 ヨシダにとって初の海外だったフィリピンで撮影した子供たちの写真をブログに載せたところ、褒められたのをきっかけにカメラを片手に東南アジアを回り始める。しかし思ったほどの驚きが得られなかったため、お金を貯めて23歳の時にアフリカに向かった[4]。最初に行ったのはエジプトエチオピアであった[5]

2012年に初めて少数民族と同じ格好になって撮影を行った。3度目のアフリカ渡航の時で、カメルーンの山岳地帯に暮らすコマ族との撮影であった。コマ族の女性は上半身は裸で、下半身は葉っぱで隠している。このとき、着替えを手伝ってくれた長老の4人の妻たちに反対されながらもパンツも脱いだところ、女性たちは歌いだし、歓喜の舞でヨシダを歓迎した。さらに長老からも潔い女性として気に入られ、「わしの5番目の妻として迎えたい」とプロポーズされた[5][6]。なお、プロポーズは「来世でお願いします」と言って断った[5]

2015年TBS紀行バラエティ番組クレイジージャーニー」で「服を脱ぎ民族と同じ姿になる写真家」として紹介されエチオピアのスリ族との撮影の様子が取り上げられる。以降、同番組に不定期に取り上げられている。2016年3月、スリ族を被写体にした初の写真集『SURI COLLECTION』を発表[7]、日経BP紙にて「次代を作る100人」に選出。2017年5月、紀行本『ヨシダ、裸でアフリカをゆく』と写真集『SURI COLLECTION』で、第48回講談社出版文化賞の写真賞を受賞[8]。また同年にはカルチャー誌「PEN」が主催する「PEN クリエイター・アワード2017」にフォトグラファーとして選出される。2018年3月にはエッセイ「ヨシダナギの拾われる力」、4月にはベスト作品集「HEROES」を発表、アフリカのみならずアマゾンなど世界各地で少数民族撮影を行なっている。2018年5月に新宿の紀伊国家書店本店にて期間限定で入口の新刊書コーナーでDVDの写真コラージュ上映と写真展と関連本の販売も含む「ヨシダナギ展」が行われた。

人物[編集]

被写体となる少数民族と同じ格好になるという手法は、どちらかと言えば女性に対するパフォーマンスである。同じ女性だと男性と違って相手の下心を使って仲良くなることは難しく、文化を褒めても「誰でも言える」と返される。そこで差別化を図る為に、態度で示すのが一番効果的で、彼女たちの文化に敬意を示すためにも同じ格好になる[9]。写真は、Adobe Photoshop LightroomPhotoshopを使ってレタッチ加工を施している[1]

作品[編集]

写真集[編集]

出演[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ a b “【ヨシダナギのココだけの話】レタッチ方法だって独学でいいんじゃない。”. 宝島オンライン. (2017年6月18日). http://treasurenews.jp/archives/34007/ 
  2. ^ “【ヨシダナギのココだけの話】ヨシダの一問一答!~蝶野正洋から植田正冶まで編~”. 宝島オンライン. (2017年5月28日). http://treasurenews.jp/archives/33238/ 
  3. ^ ヨシダナギ. 【インタビュー】「脱いだら仲よくなれる」という自信は確信に/フォトグラファー ヨシダナギ. (インタビュー). TABIZINE.. http://tabizine.jp/2016/05/17/76819/ 2017年8月18日閲覧。 
  4. ^ a b ヨシダナギ. 「ずっと家に閉じこもっていた」写真家・ヨシダナギが、裸でアフリカをゆく理由. インタビュアー:ハフホスト日本版編集部. ハフポスト.. http://www.huffingtonpost.jp/2016/07/07/nagi-yoshida-_n_10853506.html 2017年8月18日閲覧。 
  5. ^ a b c ヨシダナギ. パンツまで脱いだら歓迎の舞が始まった 裸でアフリカ民族を撮り続ける女性写真家が伝えたいこと. インタビュアー:丸山ゴンザレス. ウートピ.. http://wotopi.jp/archives/26528 2017年8月18日閲覧。 
  6. ^ “裸になった美人写真家 一瞬でパンツ脱ぎ捨て、少数民族の“仲間”に (1/4ページ)”. SankeiBiz. (2016年9月25日). http://www.sankeibiz.jp/econome/news/160925/ecd1609250707002-n1.htm 
  7. ^ “カラフルなエチオピア裸族を女流写真家ヨシダナギが撮った!『SURI COLLECTION』”. 産経ニュース. (2016年6月6日). http://www.sankei.com/premium/news/160604/prm1606040025-n1.html 
  8. ^ “第48回 講談社出版文化賞 贈呈式”. 週刊読書人ウェブ. (2017年6月2日). http://dokushojin.com/article.html?i=1446 
  9. ^ ヨシダナギ. パンツまで脱いだら歓迎の舞が始まった 裸でアフリカ民族を撮り続ける女性写真家が伝えたいこと. インタビュアー:山越峰一郎. 毎日新聞.. https://mainichi.jp/articles/20170816/mog/00m/040/007000c 2017年8月18日閲覧。 

外部リンク[編集]