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メタプラネット

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
株式会社メタプラネット
meta Planet Inc.
種類 株式会社
市場情報
東証スタンダード 3350
2004年11月16日上場
OTCQX MTPLF 2024年12月19日上場
本社所在地 日本の旗 日本
141-0031
東京都港区元麻布3-1-6
設立 1999年平成11年)6月11日
業種 卸売業
法人番号 3010401091543 ウィキデータを編集
事業内容 ビットコイン関連事業
代表者 サイモン・ゲロヴィッチ
代表取締役社長CEO
資本金 1円
2021年12月31日現在)[1]
発行済株式総数 57,192,187株
(2021年12月31日現在)[2]
売上高 連結:3億6600万円
(2022年12月期)[2]
営業利益 連結:△8億5800万円
単独:△3億4489万1千円
(2022年12月期)[2]
経常利益 連結:△8億3600万円
単独:△1億5337万1千円
(2022年12月期)[2]
純利益 連結:9億7700万円
単独:3億6451万円
(2022年12月期)[2]
純資産 連結:△3億7341万4千円
単独:15億7334万7千円
(2021年12月31日現在)[2]
総資産 連結:130億9118万3千円
単独:58億2821万3千円
(2021年12月31日現在)[2]
従業員数 連結:30名 単独:8名
(2022年12月31日現在)[2]
決算期 12月31日
主要株主 エボファンド 52.4%
BNPパリバ(ロンドン)プライムBr.クリアランス 17.5%
加賀美 郷 1.8%
フィリップセキュリティーズ(リテール)0.7%
湯浅英之0.6%
熊谷正昭0.4%
JPモルガン証券 0.3%
中村 昌弘 0.3%
GMOクリック証券(2022年12月31日現在)[2]
主要子会社 ウェン東京株式会社100%
外部リンク https://metaplanet.jp/ja/
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株式会社メタプラネット: Metaplanet Inc.)は、ビットコインの保有・運用を行う企業である。ホテル運営会社やメディア事業などを傘下に持つ持株会社でもある。東京証券取引所スタンダード市場上場。

概要

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1999年に設立されたCD・レコードの企画・制作・販売会社であるダイキサウンド株式会社が、2011年3月に持株会社制への移行に伴い、株式会社フォンツ・ホールディングスに変更。新たに事業会社としてダイキサウンド株式会社(2代)を設立した。その後、ソリューション事業や宝石・宝飾品関連事業に進出するも、2012年から2013年にかけ順次撤退。一方、2012年12月には東南アジアで宿泊業や飲食業を展開するレッド・プラネット・ホテルズ英語版が資本参加。2013年4月にはホテル運営事業を開始した。2014年には飲食事業も開始したが、2016年6月末に撤退した。2017年2月にはダイキサウンド株式会社(2代)も売却したと同時に、営業活動におけるキャッシュ・フローも5期ぶりに黒字に転換し、ジャスダック上場廃止は回避された[3]。2024年以降はビットコインへの投資・長期保有(ビットコイン・トレジャリー)が主要事業となっており[4]、ホテル・メディア事業もビットコインとの関連付けが進行している[5]

沿革

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  • 1999年(平成11年)6月 - ダイキサウンド株式会社として設立。
  • 2004年(平成16年)11月 - 株式を店頭登録(現・ジャスダック)。
  • 2011年(平成23年)
    • 3月 - 持株会社制に移行。事業部門を新設分割により(新)ダイキサウンド株式会社に承継し、株式会社フォンツ・ホールディングスに商号変更。
    • 11月 - 子会社として株式会社フォンツ・コアファンクション(現・ 株式会社レッド・プラネット・ホテルズ・ジャパン)を設立。
    • 12月 - 子会社として株式会社フォンツ・ジュエリーを設立。
  • 2012年(平成24年)9月 - 子会社の株式会社フォンツ・ジュエリーの全株式(51%)を譲渡。
  • 2013年(平成25年)
    • 4月 - レッド・プラネット・ホテルズと業務提携。ホテル運営事業を開始。
    • 8月 - ホテル1号店である「チューンホテル那覇 沖縄」を開業。
  • 2014年(平成26年)
    • 1月1日 - 株式会社レッド・プラネット・ジャパンに商号変更。
    • 5月 - 株式会社キューズマネージメントを子会社化。
    • 7月 - 株式会社キューズダイニング、株式会社スイートスターほか1社を子会社化。
    • 9月 - Sweetstar Asia Limitedを子会社化。
  • 2015年(平成27年)
    • 2月26日 - 新設分割により、飲食事業を営む子会社管理事業を株式会社レッド・プラネット・フーズに承継。
    • 9月 - 株式会社アジェット(後のフード・プラネット)の株式を取得し、持分法適用関連会社とする。
  • 2016年(平成28年)6月 - 飲食事業を営むレッド・プラネット・フーズ、及びその傘下のキューズマネージメント、キューズダイニング、スイートスター、Sweetstar Asia Limitedほか5社をフード・プラネットに譲渡。保有するフード・プラネット株式の大半をJapan Opportunities Master Fund Ltd.に貸株を行い、資本関係を解消。
  • 2017年(平成29年)2月 - ダイキサウンドの全保有株式を株式会社トラストホールディングスへ譲渡。音楽ディストリビューション事業から撤退。
  • 2021年(令和3年)5月 - 資本金3,096,887,874円のうち3,096,887,873円をその他資本剰余金に振り替え、資本金の額を1円とする[1]
  • 2022年(令和4年)
    • 3月 - 2021年12月期において債務超過となり上場廃止に係る猶予期間入り。
    • 9月 - エボファンドの子会社であるEV O FUND LLCが株式公開買付けにより、Red Planet Holdings Pte. Ltd.の保有する全株式(所有割合70.50%)を取得[6]
    • 10月 - 子会社「メタプラネット株式会社」「ウェン東京合同会社 」を設立。12月28日に事業開始[7]
  • 2023年(令和5年)
    • 2月7日 - 社名を株式会社レッドプラネットジャパンから株式会社メタプラネットに商号変更 [8]
  • 2024年(令和6年)
    • 4月8日 - 財務基盤を強化し法定通貨のインフレリスクを回避する目的でビットコインを主要資産とする方針を発表した[9]

事業

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出典:[5]

ビットコイン・トレジャリー・オペレーション
  • ビットコイン・イールド(ビットコインの保有総額と、完全希薄化発行済み普通株式数の比率の変化率を示すもの[4])を最大化し、長期的な株主価値を創造する
  • そのための手段として、ビットコイン保有量拡大
ホテル経営
  • ホテルロイヤルオーク五反田 運営
  • 同ホテルを世界初のビットコインに特化した「ビットコイン・ホテル」として再開発
ビットコイン教育とメディア
  • 「Bitcoin Magazine Japan」を運営しビットコインの普及と教育を推進

ダイキサウンド株式会社

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ダイキサウンド株式会社
Daiki Sound Co., Ltd.
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
107-0052
東京都港区赤坂二丁目21番8号
設立 2011年平成23年)3月1日
業種 卸売業
法人番号 9010401092569
事業内容 音楽関連ディストリビューション事業
代表者 伊東恭史(代表取締役社長)
資本金 35百万円
売上高 15億4622万8千円(2024年12月期)
営業利益 2792万9千円(2024年12月期)
純利益 597万6千円(2024年12月期)
純資産 1億6926万3千円(2024年12月期)
総資産 8億3296万7千円(2024年12月期)
決算期 12月31日
主要株主 ミナトホールディングス株式会社 66.0%
(2025年5月1日現在)
外部リンク https://www.daiki-sound.jp/
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ダイキサウンド株式会社: Daiki Sound Co., Ltd.)は、インディーズを主体とするレコード流通会社。現在の法人は、1999年に設立された(旧)ダイキサウンド株式会社が持株会社制移行に伴い、株式会社フォンツ・ホールディングス(現・レッド・プラネット・ジャパン)へ商号変更した際に、事業会社として新設分割により設立されたものである。2018年現在、旧ダイキサウンドであるレッド・プラネット・ジャパンとは資本関係のない企業となっている。

1000社以上のインディーズ・レコードメーカーと連携してCDの販売委託業務を行っているほか、レーベル事業も行っている。大手レコード会社に比べて見劣りしない流通体制を整えており、邦楽・洋楽の販売も行っている。またJVCケンウッド(旧・日本ビクター/ケンウッド)と共同でインディーズ試聴システムの構築・開発も行っており、主要レコード店に設置された実績もある。インディーズレーベルの製造番号統一作業などを行ったことで、日経情報ストラテジーには「日本中のインディーズレーベルを束ねて、流通制度を整えた」と記述された[10][11]

上記のようにインディーズレーベルを束ねるという基本方針のため、ダイキサウンドとしての所属アーティストは抱えていないが、ヴィジュアル系アーティストに特化した営業部を持つ[12]

ゴールデンボンバーなどが所属するユークリッド・ミュージックエンターテイメントや、モーニング娘。を最筆頭とするハロー!プロジェクトなどが所属するアップフロントグループ機能子会社アップフロントワークス[注釈 1]が代表的な取引先である[13]

ダイキサウンドの沿革

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  • 1999年6月 - (旧)ダイキサウンド株式会社(現:株式会社メタプラネット)を設立。
  • 2011年3月 - (旧)ダイキサウンド株式会社の持株会社制に移行に伴い、事業部門を新設分割により(新)ダイキサウンド株式会社に承継。
  • 2017年2月 - 株式会社レッド・プラネット・ジャパン(旧:ダイキサウンド株式会社)が全保有株式を株式会社トラストホールディングスへ譲渡したことに伴い、株式会社トラストホールディングスの子会社となる[14]
  • 2023年1月 - 株式会社トラストホールディングスが株式会社メディア・トラストに吸収合併されたことに伴い株式会社メディア・トラストの子会社となる
  • 2025年5月 - 株主変更に伴いミナトホールディングス株式会社の子会社となる[15]

脚注

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注釈

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  1. 主にインディーズとして制作された作品のみ担当していたが2019年3月までに取引解消となった。

出典

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  1. 1 2 資本金の額の減少及び剰余金の処分並びに資本準備金の額の減少及び剰余金の処分に関するお知らせレッド・プラネット・ジャパン 2021年2月24日
  2. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 株式会社レッド・プラネット・ジャパン『第23期(2021年1月1日 - 2021年12月31日)有価証券報告書』(レポート)、2022年3月29日。
  3. 当社株式の業績基準に係る猶予期間からの解除に関するお知らせレッド・プラネット・ジャパン 2018年3月30日
  4. 1 2 茂, 佐藤 (2025年1月2日). メタプラネット、2025年にビットコイン保有10,000枚超を目指す──元ゴールドマン・トレーダーが経営指揮する日本企業の正体【2025年始特集】 | CoinDesk JAPAN(コインデスク・ジャパン)”. CoinDesk Japan. 2025年5月13日閲覧。
  5. 1 2 メタプラネット - ビットコイン財務企業 (jp). メタプラネット - ビットコイン財務企業. 2025年5月20日閲覧。
  6. EV O FUND LLCによる当社株券等に対する公開買付けの結果並びに親会社及び主要株主である筆頭株主の異動に関するお知らせレッド・プラネット・ジャパン 2022年9月17日
  7. 新規事業(Web 3 及びメタバース関連事業)の開始に関するお知らせ”. 株式会社レッド・プラネット・ジャパン. 2023年3月27日閲覧。
  8. 株式会社レッド・プラネット・ジャパン(3350)が商号の変更を発表”. 株式会社 今日見堂企画. 2023年3月27日閲覧。
  9. メタプラネットとは?ビットコイン投資戦略や株価推移、将来性を徹底解説!”. CRYPTO INSIGHT powered by ダイヤモンド・ザイ. 株式会社ダイヤモンド社 (2025年6月20日). 2025年6月20日閲覧。
  10. xTECH(クロステック), 日経. “【ダイキサウンド】インディーズ音楽を全国へ,データベース生かして配信も(前編)” (日本語). 日経 xTECH(クロステック) 2018年9月9日閲覧。
  11. xTECH(クロステック), 日経. “【ダイキサウンド】インディーズ音楽を全国へ,データベース生かして配信も(後編)” (日本語). 日経 xTECH(クロステック) 2018年9月9日閲覧。
  12. ダイキサウンド株式会社. ダイキサウンド株式会社|ヴィジュアル系”. ダイキサウンド株式会社. 2018年9月9日閲覧。
  13. 藤谷千明「ゴールデンボンバーにみる2010年代のメディア戦略 | ここではない、どこかの文化時評 | 藤谷千明 | cakes(ケイクス)」『cakes(ケイクス)』。2018年9月9日閲覧。
  14. レッド・プラネット・ジャパン<3350>、トラストHD<3286>へ音楽関連事業のダイキサウンドを譲渡 | M&A Online - M&Aをもっと身近に。”. maonline.jp. 2025年6月19日閲覧。
  15. ミナトホールディングス<6862>、映像編集スタジオ運営のブレーンなど2社を子会社化 | M&A Online - M&Aをもっと身近に。”. maonline.jp. 2025年6月19日閲覧。

外部リンク

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