郵便書簡

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第一種郵便物 > 郵便書簡

郵便書簡(ゆうびんしょかん)は日本郵便が提供している郵便商品のひとつで、郵便ステーショナリーの一種。ミニレターの愛称がある。

概要[編集]

郵便書簡は封筒兼用便箋で郵便制度上は第一種郵便物である。内側となる便箋部分に通信文を記入した後、折りたたんで封をすることで、封筒となる。大きさは折り畳まずに広げた状態だと縦20.1cm、横27.7cmである。折り畳んで封筒の状態にすると縦16.5cm、横9.2cmとなる。便箋部分ははがきの約3倍のスペースである。また、厚さ1cm以内であれば「紙類」を同封することができる。重量制限は25g。宛先を書く表面には料額印面が印刷されており、その料額印面の額で販売されていて、封をしたらそのまま差し出すことができる。厚さまたは重さが制限から超えると定形外郵便物として扱われる。

料金は62円(2014年4月1日改定)[1]。2017年6月1日の料金改定では据え置かれ、第二種郵便物である通常はがきの料金と同額になった。

郵便オプションは速達書留(一般または簡易)、引受時刻証明配達証明内容証明特別送達特定記録本人限定受取年賀特別郵便配達日指定を付加することができる[2]

歴史[編集]

1966年に導入された。1981年までは定形郵便物と同一料金であった。

なお、戦前には同様のはたらきをする『封緘葉書』があった。獄中からの検閲を必要とする書信につかわれた。宮本顕治宮本百合子の往復書簡集『十二年の手紙』に収められた顕治の書簡の多くはこの封緘葉書によって記された[3]

関連項目[編集]

  • 航空書簡 - 海外に送ることのできる郵便書簡。詳細は当該記事を参照。

脚注[編集]

  1. ^ 新料額の普通切手及び郵便葉書等の発行等 (PDF) - 日本郵便 2013年12月6日発表 2016年9月21日閲覧
  2. ^ オプションサービス組み合わせ一覧 - 日本郵便 2016年9月21日閲覧
  3. ^ 『百合子 輝いて』(ISBN 4-406-02647-9)のp34には、1938年12月9日付の顕治の封緘葉書の白黒写真版が載っている。「封緘葉書」の文字と料金額面は4銭とが判読できる。

外部リンク[編集]