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ミゲル・アンヘル・ガルシア

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この名前は、スペイン語圏の人名慣習に従っています。第一姓(父方の)はガルシア第二姓(母方の)はコルテスです。
ミゲル・アンヘル・ガルシア
Miguel Ángel García, Feb. 2014 (1).jpg
2014年2月、アメリカ合衆国議会議事堂で脳の健康調査イベントでのガルシア
基本情報
本名 ミゲル・アンヘル・ガルシア・コルテス
通称 Mikey
階級 ライト級
身長 168cm
リーチ 178cm
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
誕生日 (1987-12-15) 1987年12月15日(29歳)
出身地 カリフォルニア州ベンチュラ
スタイル オーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数 37
勝ち 37
KO勝ち 30
敗け 0
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ミゲル・アンヘル・ガルシア・コルテスMiguel Angel Garcia Cortez1987年12月15日 - )は、アメリカ合衆国プロボクサーカリフォルニア州ベンチュラ出身のメキシコ系アメリカ人。通称マイキー・ガルシア。元WBO世界フェザー級王者。元WBO世界スーパーフェザー級王者。現WBC世界ライト級王者。世界3階級制覇王者。ディベイラ・エンターテイメント所属。マネージャーはアル・ヘイモン

元アマチュアボクサーで元トレーナーであったエドゥアルド・ガルシアは実父、元IBF世界スーパーフェザー級王者でトレーナーのロベルト・ガルシアは実兄、また元トレーナーのダニエル・ガルシアも一番上の兄。

来歴

アマチュア時代

2005年、ナショナル・ゴールデングローブに出場し準決勝でディエゴ・マグダレノに敗退、3位に終わった[1]

2006年、全米選手権に出場し1回戦でテレンス・クロフォードに敗退[2]

プロ時代

2006年7月14日、モンテベロクワイエット・キャノンでプロデビュー。

2010年4月3日、コーパスクリスティアメリカン・バンク・センター英語版で行われた全米ボクシング協会 (USBA)全米フェザー級王座決定戦で、トマス・ビジャ(メキシコ)と対戦し、1回1分7秒TKO勝ちを収め、王座を獲得した。

2010年8月14日、テキサス州ラレドラレド・エナジー・アリーナ英語版で行われた国際ボクシング連盟 (IBF)世界フェザー級挑戦者決定戦でコーネリアス・ロック(アメリカ)と対戦し、11回1分9秒TKO勝ちを収め、IBF王座への挑戦権を獲得した[3]

2011年3月26日、ニュージャージー州ボードウォーク・ホール・ダンスホールにてユリオルキス・ガンボアホルヘ・ソリスの前座としてマット・ラミラード(アメリカ)が持つNABF北米フェザー級王座並びにNABO北米フェザー級王座に挑戦し、ラミラードの10回終了時棄権により王座獲得に成功した[4]

その後も両王座の防衛成功が続き、2011年6月4日にはラファエル・グスマン(メキシコ)と対戦し4回1分55秒KO勝ちを収め、NABF王座とNABO王座の初防衛に成功した[5]防衛戦を始めとして、2011年10月22日にはファン・カルロス・マルチネスと対戦し4回2分40秒TKO勝利でNABF王座防衛2回目、2012年3月10日、バーナベ・コンセプション(フィリピン)と対戦し、7回2分33秒TKO勝ちを収め、NABF王座防衛3度目とNABO王座防衛2度目となった。

2012年11月10日にはネバダ州ウィン・ラスベガスで元WBA世界フェザー級王者ジョナサン・ビクター・バロス(アルゼンチン)と対戦し、8回2分24秒TKO勝ちを収めた[6]

2013年1月19日、ニューヨーク市マディソン・スクエア・ガーデン・シアターでWBO世界フェザー級王者オルランド・サリド(メキシコ)と対戦。1回に2度、3回に1度、4回に1度の計4度のダウンをサリドから奪い、8回に偶然のバッティングでガルシアが鼻骨を骨折しリングドクターの試合続行不可能との判断で試合終了。3-0(79-69、79-69、79-70)の負傷判定勝ちを収め、無敗のまま王座獲得に成功と同時にリングマガジン世界フェザー級王者に認定された[7]

2013年6月15日、テキサス州ダラスアメリカン・エアラインズ・センターで元WBO世界フェザー級王者ファン・マヌエル・ロペス(プエルトリコ)と対戦。ガルシアは前日計量で2ポンド超過の128ポンド(58.06キロ)を計測し再計量も拒否した為、体重超過で王座を剥奪された[8]。挑戦者のロペスは前日計量をパスしている為、ガルシアが勝てば王座が空位になり、ロペスが勝てば王座返り咲きとなる条件で試合が行われ、計量失格になったガルシアが4回1分43秒TKO勝ちを収めたため、王座は空位となった[9]

2013年11月9日、テキサス州コーパスクリスティアメリカン・バンク・センター英語版にてWBO世界スーパーフェザー級王者ローマン・マルチネス(プエルトリコ)と対戦し2回にダウンを喫したが、8回にマルチネスからボディショットでダウンを奪い返してそのままレフェリーがカウントアウトで試合終了。8回0分56秒KO勝ちで2階級制覇を達成した[10]

2014年1月25日、マディソン・スクエア・ガーデン・シアターでWBO世界スーパーフェザー級1位の指名挑戦者ファン・カルロス・ブルゴスと対戦し、12回3-0(2者が118-110、119-109)の大差判定勝ちを収め初防衛に成功した[11]

2014年5月17日にカリフォルニア州イングルウッドグレート・ウェスタン・フォーラムでWBA世界ライト級暫定王者ユリオルキス・ガンボアと対戦する予定だったがガンボアが高額のファイトマネーを要求したため中止となった。

2014年10月15日、普段の体重が161ポンドまで増え減量が苦しくなったことで、階級をスーパーライト級まで上げることを視野に入れ、WBO世界スーパーフェザー級王座を返上した[12][13]

2016年4月、契約の無効を主張し2014年4月からトップランクと係争中だったが[14]、合意に達して双方が和解の上で契約解除となった[15]

トップランクとの契約解除後、親交があるフロイド・メイウェザー・ジュニアから契約の誘いを受けたが[16]、アドバイザーのアル・ヘイモンと契約を交わし、ディベイラ・エンターテインメントとプロモート契約を結んだ。

2016年7月30日、バークレイズ・センターカール・フランプトンvsレオ・サンタ・クルスの前座で、元WBC世界フェザー級王者エリオ・ロハスと2年6ヶ月ぶりの復帰戦を行い5回2分2秒TKO勝ちを収めスーパーライト級進出戦を勝利した[17]

2016年12月20日、WBCは最新ランキングを発表し、ガルシアをWBC世界ライト級2位にランクインした[18]

2017年1月28日、MGMグランド・ガーデン・アリーナでカール・フランプトンvsレオ・サンタ・クルス第2戦の前座で、WBC世界ライト級正規王者のデヤン・ズラチカニンと対戦し、3回2分21秒KO勝ちを収め3階級制覇を達成した[19][20][21]。この試合でガルシアは37万5千ドル(約4300万円)、ズラチカニンは32万ドル(約3600万円)のファイトマネーを稼いだ[22]

2017年2月6日、WBCは最新ランキングを発表し、ガルシアをWBC世界ライト級正規王者としてランクインすると共に、上述のズラチカニン戦の勝利を評価しWBCの2017年2月度の月間MVPに選出した[23][24]

2017年7月29日、ニューヨーク市のバークレイズ・センターで元世界4階級制覇王者のエイドリアン・ブローナースーパーライト級12回戦を行い、12回3-0(117-111、116-112が2者)の判定勝ちを収めた[25][26]

2017年8月13日、WBCは最新ランキングを発表し、上述のブローナー戦の勝利を評価し、ガルシアをWBCの2017年8月度の月間MVPに選出した[27][28]

2017年10月4日、WBCはバクーで行われた年次総会においてWBC世界ライト級正規王者のミゲル・アンヘル・ガルシアとWBC世界ライト級ダイヤモンド王者のホルヘ・リナレスに対し指名試合を行うよう指令を出した[29][30]

獲得タイトル

脚注

  1. ^ US National Golden Gloves - Little Rock - May 16-21 2005”. Amateur.Boxing.Strefa.pl. 2013年12月1日閲覧。
  2. ^ US National Championships - Colorado Springs - March 6-11th 2006”. Amateur.Boxing.Strefa.pl. 2013年12月1日閲覧。
  3. ^ 金、大差の判定負け IBFライト級王座決定戦 ボクシングニュース「Box-on!」 2010年8月16日
  4. ^ ガルシア、無敗対決制す ボクシングニュース「Box-on!」 2011年3月27日
  5. ^ マティスロスヤン、ガルシアKO勝ち ボクシングニュース「Box-on!」 2011年6月5日
  6. ^ マルティロスヤン×ララは負傷ドロー ボクシングニュース「Box-on!」 2012年11月11日
  7. ^ マイキー・ガルシア負傷判定勝ち サリドを4度倒す ボクシングニュース「Box-on!」 2013年1月20日
  8. ^ マイキー2ポンド超でベルト喪失 ボクシングニュース「Box-on!」 2013年6月15日
  9. ^ マイキー、フアンマを4回TKO ボクシングニュース「Box-on!」 2013年6月16日
  10. ^ ダウン挽回 マイキー、ロッキー沈める Boxing News(ボクシングニュース) 2013年11月10日
  11. ^ マイキー、ブルゴスに大差の勝利 V1成功 Boxing News(ボクシングニュース) 2014年1月26日
  12. ^ Mikey Garcia: ‘It was so hard to make the weight’”. THE RING (2014年10月15日). 2014年10月16日閲覧。
  13. ^ マイキー王座返上、サリドが正規王者に Boxing News(ボクシングニュース) 2014年10月16日
  14. ^ Garcia files suit against Top Rank”. ESPN.com (2014年4月16日). 2014年7月10日閲覧。
  15. ^ Mikey Garcia, Top Rank reach contract settlement”. ESPN.com (2016年4月8日). 2016年4月13日閲覧。
  16. ^ メイウェザーがマイキーに触手、ガンボア戦など提案 Boxing News(ボクシングニュース) 2016年4月21日
  17. ^ フランプトンがサンタクルス下す、WBAフェザー級 Boxing News(ボクシングニュース) 2016年7月31日
  18. ^ RATINGS WBC公式サイト 2016年12月20日
  19. ^ Garcia demolishes Zlaticanin to win WBC lightweight world title Fightnews.com 2017年1月28日
  20. ^ Mikey Garcia Brutally Knocks Out Dejan Zlaticanin in Three Boxing Scene.com 2017年1月28日
  21. ^ マイキー3階級制覇、ズラティカニンを3回KO Boxing News(ボクシングニュース) 2017年1月29日
  22. ^ Purses: Santa Cruz $1M, Frampton $500K”. Boxing News 24 (2016年7月29日). 2017年3月9日閲覧。
  23. ^ RATINGS WBC公式サイト 2017年2月6日
  24. ^ 藤本京太郎らWBCランク入り、内山高志は8位に Boxing News(ボクシングニュース) 2017年2月7日
  25. ^ Garcia defeats Broner decisively Fightnews.com 2017年7月29日
  26. ^ マイキーがブローナーに判定勝ち、チャーロ兄は圧勝 Boxing News(ボクシングニュース) 2017年7月30日
  27. ^ RATINGS WBC公式サイト 2017年8月13日
  28. ^ 小浦翼、久田哲也らが最新WBCランキング入り Boxing News(ボクシングニュース) 2017年8月14日
  29. ^ 55th WBC Convention, Day 3 Fightnews.com 2017年10月4日
  30. ^ WBCが指名試合発表、ライト級はリナレスvsマイキー Boxing News(ボクシングニュース) 2017年10月5日

関連項目

外部リンク

前王者
オルランド・サリド
WBO世界フェザー級王者

2013年1月19日 - 2013年6月14日(剥奪)

空位
次タイトル獲得者
オルランド・サリド
前王者
ローマン・マルチネス
WBO世界スーパーフェザー級王者

2013年11月10日 - 2014年10月15日(返上)

空位
次タイトル獲得者
オルランド・サリド
前王者
デヤン・ズラチカニン
WBC世界ライト級王者

2017年1月28日 - 現在

次王者
N/A