コンテンツにスキップ

マルブツイースター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Marshall6 (会話 | 投稿記録) による 2022年7月30日 (土) 18:53個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (6歳)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

マルブツイースター
品種 サラブレッド
性別
毛色 鹿毛
生誕 2005年4月4日(19歳)
登録日 2007年5月31日
抹消日 2011年8月24日
サクラバクシンオー
ミスイースター
母の父 ウォーニング
生国 日本の旗 日本北海道浦河町
生産者 ガーベラパークスタッド
馬主 大澤毅
調教師 中尾正栗東
杉浦宏昭美浦
競走成績
生涯成績 25戦3勝
獲得賞金 8743万5000円
テンプレートを表示

マルブツイースターは、日本競走馬。勝ち鞍に2007年小倉2歳ステークス。馬名の由来は冠名「マルブツ」に母名の一部。

戦績

2歳

2007年7月22日小倉競馬場で行われた2歳新馬戦武豊騎手が騎乗してデビューするも、単勝1.2倍の1番人気で2着だった。8月4日に同じく小倉競馬場で行われた2歳未勝利戦和田竜二騎手に乗り替わって勝利し、デビュー2戦目で初勝利を挙げる。初の重賞となった小倉2歳ステークスでは、5番人気で勝利し重賞初勝利を挙げた。しかし続くデイリー杯2歳ステークスでは、直線で抜け出そうとするところで進路を妨害され、11着に敗れた。さらに続く福島2歳ステークスで57キロの厳しい斤量を背負うことになり、5着に敗れた。

3歳

2008年はクロッカスステークスに岩田康誠騎乗で出走し、見事に勝利を収めた。しかし続くファルコンステークスでは2着だった。次はNHKマイルカップを目標に調整されていたが、4月30日に右飛節フレグモーネを発症していることが判明し、同レースを回避して放牧に出されることになった。放牧明け初戦のバーテンバーテンカップでは2番人気に支持されたが、7着。続く初の古馬との対戦となったアイビスサマーダッシュでは9着に敗れる。その後、北九州記念に出走したが15着、続くセントウルステークスでは13着と大敗した。

4歳

休養を終えて2009年4月12日の春雷ステークスで復帰したが見せ場なく12着と大敗した。その後、初のダート戦となった5月17日の栗東ステークスでは中団からレースを進めるも直線で失速して13着と大敗した。続く6月28日のバーデンバーデンカップでは好スタートから逃げるものの直線で後退して9着に敗れた。続く7月19日アイビスサマーダッシュでは11着と大敗した。休養を挟んで、12月27日ファイナルステークスに出走、先行集団でレースを進めたが直線で失速し人気通りの12着に惨敗した。

5歳

2010年1月11日の淀短距離ステークスに出走。後方から追い上げるも6着に敗れた。続くバレンタインステークスでも見せ場なく12着と大敗した。5ヶ月の休養を挟んで7月4日の米子ステークスに出走したがいいところなく12着と大敗した。7月18日のアイビスサマーダッシュでは16番人気と低評価だったが3着と好走した。8月15日の北九州記念では好位追走も直線で馬群に沈み14着と惨敗を喫した。休養を挟んで12月26日の2010アンコールステークスでは先行するものの直線で失速して13着と大敗した。

6歳

2011年1月15日の大和ステークスでは3・4番手を追走するも直線で伸び切れず8着に敗れた。杉浦宏昭厩舎に転厩し、休養後出走した5月1日のアハルテケステークスではスタート直後に躓いてしまい14着。その後、7月17日アイビスサマーダッシュに出走予定だったが、馬場入場後に故障を発症し競走除外となった。8月14日の北九州記念では見せ場なく15着と大敗した。8月24日付けで競走馬登録を抹消、アスコットファームで乗馬となる[1]

競走成績

年月日 競馬場 競走名 頭数 オッズ
(人気)
着順 騎手 斤量 距離(馬場) タイム
上り3F
タイム
勝ち馬/(2着馬)
2007 7. 17 小倉 2歳新馬 10 1.2 (1人) 2着 武豊 54 芝1200m(稍) 1:10.2 (35.5) 0.2 エーシンプリリード
8. 4 小倉 2歳未勝利 10 1.4 (1人) 1着 和田竜二 54 芝1000m(良) 0:57.2 (34.9) -0.8 (ピエナポパイ)
9. 2 小倉 小倉2歳S JpnIII 12 7.6 (5人) 1着 和田竜二 54 芝1200m(良) 1:09.3 (35.4) -0.3 (ミリオンウェーブ)
10. 13 阪神 デイリー杯2歳S JpnII 13 7.9 (4人) 11着 和田竜二 55 芝1600m(良) 1:36.7 (35.1) 1.1 キャプテントゥーレ
11. 4 福島 福島2歳S OP 14 3.7 (2人) 5着 和田竜二 57 芝1200m(良) 1:11.0 (37.0) 0.5 スマートギャング
2008 2. 2 東京 クロッカスS OP 12 15.0 (6人) 1着 岩田康誠 57 芝1400m(良) 1:21.3 (34.0) -0.4 (ダイワマックワン)
3. 15 中京 ファルコンS JpnIII 18 3.7 (2人) 2着 岩田康誠 57 芝1200m(良) 1:09.2 (34.9) 0.2 ダノンゴーゴー
6. 29 福島 バーデンバーデンC OP 12 4.7 (2人) 7着 中舘英二 53 芝1200m(重) 1:11.3 (36.5) 1.1 アポロドルチェ
7. 20 新潟 アイビスSD JpnIII 18 9.2 (4人) 9着 中舘英二 53 芝1000m(良) 0:54.6 (32.6) 0.4 カノヤザクラ
8. 17 小倉 北九州記念 JpnIII 18 13.4 (5人) 15着 浜中俊 53 芝1200m(稍) 1:09.0 (35.2) 1.5 スリープレスナイト
9. 14 阪神 セントウルS GII 16 110.9 (14人) 13着 和田竜二 55 芝1200m(良) 1:08.4 (34.9) 1.1 カノヤザクラ
2009 4. 12 中山 春雷S OP 13 23.5 (10人) 12着 三浦皇成 57 芝1200m(良) 1:09.7 (34.9) 1.5 アポロフェニックス
5. 17 京都 栗東S OP 16 62.3 (15人) 13着 角田晃一 54 ダ1200m(稍) 1:10.7 (35.4) 1.3 ミリオンディスク
6. 28 福島 バーデンバーデンC OP 16 64.5 (13人) 9着 村田一誠 54 芝1200m(良) 1:09.1 (35.8) 0.4 シャウトライン
7. 19 新潟 アイビスSD GIII 18 81.9 (14人) 11着 村田一誠 56 芝1000m(重) 0:57.3 (34.9) 1.1 カノヤザクラ
12. 27 阪神 ファイナルS OP 13 124.7 (12人) 12着 安部幸夫 53 芝1600m(良) 1:34.9 (36.0) 1.6 エーシンフォワード
2010 1. 11 京都 淀短距離S OP 16 124.7 (12人) 12着 岩田康誠 55 芝1200m(良) 1:08.2 (33.3) 0.6 エイシンタイガー
2. 13 東京 バレンタインS OP 16 23.4 (10人) 12着 柴田善臣 53 芝1400m(稍) 1:23.4 (35.6) 1.3 ゲイルスパーキー
7. 4 阪神 米子S OP 18 146.3 (18人) 12着 村田一誠 52 芝1600m(良) 1:34.8 (35.8) 1.0 タマモナイスプレイ
7. 18 新潟 アイビスSD GIII 18 47.4 (16人) 3着 柴田善臣 56 芝1000m(良) 0:54.2 (32.2) 0.3 ケイティラブ
8. 15 小倉 北九州記念 GIII 18 30.4 (12人) 14着 赤木高太郎 53 芝1200m(良) 1:08.3 (35.7) 1.2 メリッサ
12. 26 小倉 アンコールS OP 18 81.4 (14人) 13着 西田雄一郎 53 芝1200m(良) 1:09.0 (36.1) 0.9 サンダルフォン
2011 1. 15 京都 大和S OP 16 179.3 (13人) 8着 国分恭介 55 ダ1400m(良) 1:25.0 (37.1) 1.0 ダノンカモン
5. 1 東京 アハルテケS OP 16 398.9 (16人) 14着 小林淳一 55 ダ1400m(良) 1:25.7 (36.7) 1.8 ブライトアイザック
7. 17 新潟 アイビスSD GIII 15 除外 蛯名正義 56 芝1000m(良) エーシンヴァーゴウ
8. 14 小倉 北九州記念 GIII 16 123.6 (14人) 15着 赤木高太郎 52 芝1200m(良) 1:09.1 (34.9) 1.9 トウカイミステリー

血統表

マルブツイースター血統テスコボーイ系 / Northern Dancer 4×4=12.50%、Raise a Native 5×5=6.25%(母内)) (血統表の出典)

サクラバクシンオー
1989 鹿毛
父の父
サクラユタカオー
1982 栗毛
*Tesco Boy Princely Gift
Sun Court
アンジェリカ *Never Beat
スターハイネス
父の母
サクラハゴロモ
1984 鹿毛
*ノーザンテースト Northern Dancer
Lady Victoria
*クリアアンバー Ambiopoise
One Clear Call

ミスイースター
1998 黒鹿毛
*ウォーニング
Warning
1985 鹿毛
Known Fact In Reality
Tamerett
Slightly Dangerous Roberto
Where You Lead
母の母
*イングリッシュホーマー
English Humour
1985 鹿毛
Conquistador Cielo Mr. Prospector
K D Princess
Fiddlesticks Northern Dancer
Discipline F-No.8-h


脚注

  1. ^ マルブツイースターが引退、乗馬へ”. keiba.radionikkei.jp. 2022年2月6日閲覧。

外部リンク