ボルボ・400

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ボルボ・480
概要
製造国 オランダの旗 オランダネッドカー製)
ボディ
乗車定員 4人
ボディタイプ 3ドアハッチバック
駆動方式 前輪駆動
パワートレイン
エンジン 1,721cc水冷直列4気筒SOHCターボチャージャー
最高出力 120仏馬力/5,400rpm
最大トルク 17.8kgm/3,600rpm
変速機 5速 MT
前:ストラット 後:パナールロッド
前:ストラット 後:パナールロッド
車両寸法
全長 4,300mm
全幅 1,695mm
全高 1,330mm
車両重量 1,050kg
系譜
先代 ボルボ・300
後継 ボルボ・40シリーズ
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ボルボ・440
概要
製造国 オランダの旗 オランダ
ボディ
乗車定員 5人
ボディタイプ 5ドアハッチバック
駆動方式 前輪駆動
パワートレイン
エンジン 1,721cc水冷直列4気筒SOHC
最高出力 80仏馬力/5,400rpm
最大トルク 13.0kgm/3,300rpm
変速機 5速MT
前:ストラット 後:パナールロッド
前:ストラット 後:パナールロッド
車両寸法
全長 4,321mm
全幅 1,671mm
全高 1,404mm
車両重量 1,110kg
系譜
先代 ボルボ・300
後継 ボルボ・40シリーズ
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ボルボ・400系 は、スウェーデン自動車メーカーボルボが1986年から1996年にかけて、オランダのボルボ・カーズBV(のちのネッドカー)で製造した小型乗用車である。3ドアハッチバック480が最初に登場し、後に5ドアハッチバック440と4ドアセダン460が追加され計の三種類のシリーズがあった。300系の後継車だが1991年までは併売された。

歴史[編集]

1986年のジュネーブショーで一般向けに発表。かつてのP1800シリーズを彷彿させるボディ・デザインで、リトラクタブル・ヘッドライトを採用したスポーティな4人乗り、3ドアハッチバックモデル。ボルボ初のFF駆動方式で、エンジンは当時の提携先だったルノーのF型1,721ccエンジンを搭載、1988年にこのエンジンにギャレット製のT2水冷ターボ・インタークーラーを組み合わせ、 ポルシェがチューニングをした480ターボも追加された。

1988年に440が登場。480のプラットフォームシャーシを流用した5ドアハッチバックモデルで、400シリーズの主力車種とされた。480同様ルノーF型1,721ccエンジンを搭載し、ターボも設定された。翌1989年後半に440のリアオーバーハング部を延長しノッチバックセダンとした460も追加され、こちらもターボや1.9Lディーゼルエンジンなどが設定された。1994年のマイナーチェンジでフロントマスクなどの意匠が変更された。

日本への輸入[編集]

日本への正規輸入は480ターボのみで、1989年モデルが300台輸入された。内訳は左ハンドルマニュアル車が295台で、右ハンドルAT車はわずか5台だけ輸入された。 440、460の正規輸入は一切なし。

参考文献[編集]

関連項目[編集]