ベルゴロド
ベルゴロド Белгород | |||||
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位置 | |||||
![]() ロシア内のベルゴロド州の位置 | |||||
座標 : 北緯50度36分 東経36度36分 / 北緯50.600度 東経36.600度 | |||||
行政 | |||||
国 | ![]() | ||||
連邦管区 | 中央連邦管区 | ||||
行政区画 | ![]() | ||||
市 | ベルゴロド | ||||
地理 | |||||
面積 | |||||
市域 | 153.1 km2 | ||||
標高 | 130 m | ||||
人口 | |||||
人口 | (2008年現在) | ||||
市域 | 353,043人 | ||||
その他 | |||||
等時帯 | モスクワ時間 (UTC+3) | ||||
郵便番号 | 308000–308036 | ||||
市外局番 | +7 4722 | ||||
ナンバープレート | 31 | ||||
公式ウェブサイト : http://www.beladm.ru/ |
ベルゴロド(ロシア語:Белгород)はドネツ川流域にあるロシアの都市でベルゴロド州の州都である。モスクワから約580km南、ウクライナの大都市ハルキウ(ハリコフ)から約70㎞北北東に位置する。ウクライナとロシアとの国境線からの距離は約30kmである。高速道路M2が走る。人口は337,030人。
歴史[編集]
セルビアの首都・ベオグラードと同じで、語源的には「白い町」を意味する。この地が石灰岩が豊富であったのに由来する。
1237年、バトゥの攻撃を受けたことから史書に初めて登場する。1596年、クリミア・ハン国から国境を守るためにボリス・ゴドゥノフの命で要塞が作られて町が再建される。ロシアの領土が南に大きく拡大したために、要塞としての価値を失い、町はクルスクの管轄に移された。ポルタヴァの戦いでピョートル1世がこの地を訪れ、竜騎兵の連隊が1917年まで駐屯した。
1941年、ナチス・ドイツによって占領される。クルスクの戦いではベルゴロド郊外の村・プロホロフカで史上最大の戦車戦が行われた(プロホロフカの戦い)。その結果、1943年、ベルゴロドは解放された。
2022年4月1日早朝、市内の燃料貯蔵施設で大規模な爆発、火災が発生した。火事の発生を受けて、州知事はソーシャルアプリを通じて(2022年ロシアのウクライナ侵攻を通じて交戦中の)ウクライナ側の攻撃のせいだと主張した[1]。さらに同年7月3日早朝、市内で大規模な爆発が相次いで発生。集合住宅11棟と民家39棟が被害を受け、少なくとも3人が死亡、4人が負傷した。州知事はウクライナ軍による攻撃かどうかの明言は控えた[2]。
姉妹都市[編集]
ハルキウ、ウクライナ
イェウパトーリヤ、ウクライナ
ヴィーシュホロド、ウクライナ
ヘルネ、ドイツ
オポーレ、ポーランド
ニシュ、セルビア
シティ・オブ・ウェイクフィールド、イギリス
エルジン、アメリカ合衆国
長春市、中国
著名な出身者[編集]
- スベトラーナ・ホルキナ: 女子体操選手
脚注[編集]
- ^ “ロシアの燃料貯蔵施設で火災、「ウクライナ軍ヘリが攻撃」と州知事主張”. CNN (2022年4月1日). 2022年4月1日閲覧。
- ^ “ロシア南西部で「大規模爆発」、3人死亡 ウクライナ国境近く”. AFP (2022年7月3日). 2022年7月3日閲覧。