プラザ (さいたま市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 埼玉県 > さいたま市 > 西区 (さいたま市) > プラザ (さいたま市)
プラザ
■プラザの位置(埼玉県内)
■プラザ
プラザ
プラザの位置
北緯35度54分25.62秒 東経139度34分45.25秒 / 北緯35.9071167度 東経139.5792361度 / 35.9071167; 139.5792361
日本の旗 日本
都道府県 埼玉県
市町村 さいたま市
西区
地域 大宮市
人口
2017年平成29年〉9月1日時点)[1]
 • 合計 2,267人
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
331-0063[2]
市外局番 048[3]
ナンバープレート 大宮
座標は大宮プラザ自治会館の位置

プラザは、埼玉県さいたま市西区町名。現行行政地名はプラザのみ。丁目を持たない単独町名である。住居表示実施地区[4]。さいたま市内で唯一カタカナ表記の町字である[5][6]郵便番号は331-0063[2]

地理[編集]

さいたま市西区中央の新川(旧入間川)沿いの沖積平野に位置する。北側には大宮台地(指扇支台)の崖線が伸びる。東側で大字指扇に、南側で大字佐知川に、西側で大字西遊馬や大字二ツ宮の飛地に、北側で大字土屋に接する。地区の西側から南側を新川支流の土屋川が流れる。東急不動産によって1970年代に大規模住宅開発が行われ、「プラザ」と命名して分譲した[7]。区画街路には曲線が多く導入されている。開発当時付近は農地であったため、突如住宅街が現れる光景が広がっていた。大宮駅までは3 kmほど離れており、バス路線が主要な交通手段となる。住宅開発後、大字が入り乱れ支障をきたしていたことから、プラザという地名に変更された。現在ではプラザの地域の外でも宅地化が進んでいる。

地価[編集]

住宅地の地価は、2021年令和3年)1月1日公示地価によれば、プラザ417番22(住居表示はプラザ23番5号)の地点で11万6000円/m2となっている[8]

歴史[編集]

世帯数と人口[編集]

2019年平成31年)1月1日時点の世帯数と人口は以下の通りである[1]

町丁 世帯数 人口
プラザ 1,493世帯 3,474人

小・中学校の学区[編集]

市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下の通りとなる[13]

区域 小学校 中学校
28 - 92番
101・102番
さいたま市立栄小学校 さいたま市立馬宮中学校
上記以外 さいたま市立土屋中学校

交通[編集]

鉄道[編集]

地区内に鉄道は敷設されていない。最寄り駅は川越線指扇駅であり[8]、プラザ417番22(住居表示はプラザ23番5号)の地点よりおよそ1.6 km離れている。

道路[編集]

地区内に国道、および主要地方道・県道は通っていない。大谷場高木線が東部をかすめるように都市計画決定されているが、未整備となっている[14]

  • プラザ中央通り
  • プラザ公園通り
  • アカシヤ通り

バス[編集]

地区内には路線バスがなく、コミュニティバスのみの運行となっている。地区の北方を通る埼玉県道2号さいたま春日部線西武バスの「新屋敷」停留所がある[15]

さいたま市コミュニティバス
地区内は市民医療センターから川越線指扇駅を経由して同線西大宮駅に至る西区コミュニティバスが通り、「アカシヤ通り」、「プラザ中央」停留所が設置されている[16]。なお、「プラザ南」停留所は大字佐知川に位置する。

施設[編集]

  • 大宮プラザ郵便局
  • 大宮プラザ自治会館
  • 大宮プラザポンプ場
  • 埼玉りそな銀行指扇支店
  • 愛徳幼稚園
  • プラザ中央公園
  • プラザ中央北公園
  • プラザ1号公園
  • プラザ2号公園
  • プラザ3号公園

脚注[編集]

  1. ^ a b さいたま市の人口・世帯(時系列結果)”. さいたま市 (2017年9月5日). 2017年9月20日閲覧。
  2. ^ a b 埼玉県 さいたま市西区 プラザの郵便番号 - 日本郵便”. www.post.japanpost.jp. 2021年9月1日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2017年5月29日閲覧。
  4. ^ a b 住所の付定”. さいたま市役所 (2017年12月21日). 2018年12月23日閲覧。
  5. ^ さいたま来ぶらり通信 第20号” (PDF). さいたま市役所. pp. 1-2 (2012年11月15日). 2019年8月5日閲覧。
  6. ^ “読みにくい地名がいっぱい!? さいたま市編”. リビング埼玉Web (サンケイリビング新聞社). (2012年7月26日). https://mrs.living.jp/saitama/tokuhain_blog/reporter/121845 2019年8月19日閲覧。 
  7. ^ 『馬宮のあゆみ〜荒川の流れとともに〜』 171頁。
  8. ^ a b 鑑定評価書”. www.land.mlit.go.jp. 2021年9月1日閲覧。
  9. ^ さいたま市内の、「プラザ」という地名について、なぜこのような地名なのか知りたい。”. レファレンス協同データベース(国立国会図書館) (2010年11月17日). 2019年7月22日閲覧。
  10. ^ 大宮市における町の区域を新たに画すること(昭和59年埼玉県告示第804号) 昭和59年6月1日付埼玉県報第5868号2ページ掲載
  11. ^ 「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』角川書店、1980年7月8日、増補6頁頁。ISBN 4040011104 
  12. ^ 『市報おおみや 1986年7月号』 6頁。
  13. ^ さいたま市立小・中学校通学区域一覧”. さいたま市 (2017年8月23日). 2017年9月20日閲覧。
  14. ^ 外部リンク節の『さいたま市地図情報』を参照。
  15. ^ 西武バス 大宮営業所バス路線案内図 (PDF) - 西武バス.2019年8月5日閲覧。
  16. ^ 西区コミュニティバスを運行しています”. さいたま市 (2018年6月19日). 2019年8月5日閲覧。

参考文献[編集]

  • 「馬宮のあゆみ」刊行委員会編集発行『馬宮のあゆみ〜荒川の流れとともに〜』、1992年11月5日。
  • 大宮市秘書企画室広報課 編『市報おおみや 1986年7月号』大宮市役所、1986年7月10日。 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]