ビックリマンワールド

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ビックリマンワールド
ジャンル アクションRPG
対応機種 PCエンジン[PCE]
開発元 ウエストンハドソン
発売元 ハドソン
人数 1人
メディア HuCARD
発売日 1987年10月30日
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ビックリマンワールド』は、1987年10月30日ハドソンが発売したPCエンジン用面クリア型アクションRPGシールシリーズ『ビックリマン』を題材にしている。

概要[編集]

本作は、ウエストン(後のウエストン ビット エンタテインメント)が開発、1987年にセガ(後のセガ・インタラクティブ)がアーケードゲームとしてリリースした『ワンダーボーイ モンスターランド』(以下『モンスターランド』)を、ハドソンがPCエンジンに移植する際に、キャラクターを『ビックリマン』に登場するキャラクターに置き換えて制作された。PCエンジン本体と同時に発売されたロンチタイトルでもある。ストーリーは、主人公のヘッドロココが、スーパーゼウスに始祖ジュラの退治を命じられ、ジュラを倒す為に旅立つといった内容。

ゲーム内容[編集]

本作のゲーム自体は、『モンスターランド』ほぼそのままである。ゲーム中は制限時間が設けられており、0になるとライフが1個分減る。道中に落ちている砂時計を取得すれば制限時間は元に戻る。ライフゲージが無くなるとゲームオーバーという仕様も『モンスターランド』と同様である。

しかし、前述のようにキャラクター以外の設定が『モンスターランド』の忠実移植となっているが故に、ヘッドロココは全裸でスタートする等、ビックリマンの設定とはかけ離れており、『モンスターランド』を未プレイの場合は、道中で何をしているのかよく分からない構成になった。

『モンスターランド』との主な違い[編集]

  • プレイヤーキャラクター、各ステージのボス、ショップの店員などのグラフィックをビックリマンのキャラクターに差替え、それに伴うセリフの一部改変
  • 柱の後ろや雲など、キャラクターが後ろに隠れる箇所で重ね合わせのマスク処理が無い
  • 敵キャラの耐久力を示すエネルギータイマーが無い
  • 主人公が店等に入る際に扉をノックしない
  • オープニンググラフィックの改変と専用BGMの追加
  • 最終面で画面が切り替わる毎に砂時計が初期状態になる
  • エンディングがスーパーゼウスのセリフのみ
  • エンドクレジットのカット(アーケード版と同様のエンディングBGMは流れる)
  • ゲームクリア時にゴールドがスコアに加算されない
  • アイテム取得時にキャラが引っかかる
  • 『モンスターランド』の隠し要素である、ゴールド取得時にある条件を満たすことで通常よりも多い60ゴールド前後を得るテクニックが使えない
  • 『モンスターランド』の一部ボス、エリアゴールの柵、面クリア時のタイマー清算画面などのカット
  • 隠しコマンドによるコンティニューの導入(最終面でもコンティニュー可)
  • 所有アイテム欄やメッセージウインドウなど一部レイアウトの変更

その他[編集]

  • 『モンスターランド』の高額ゴールドを得る隠し要素がカットされているため、全部の装備を買い揃えるにはゴールドが足りなくなるので、買い物には計画が必要となる。
  • アーケード版では、ハイスコア集計の際にクリア時のゴールドの総額がハイスコアアタックの対象としている所もあった[要出典](ゲーメストのハイスコア集計)が、これらの仕様により『モンスターランド』ほど高額のゴールドを稼ぐことはできない。
  • 発売当時は、セガマニアの読者比率が高かった雑誌『Beep』では「ソックリマンワールド」等と揶揄されていた。
  • PCエンジンではBG画面が1面しかない関係で、スコア表示やメッセージウインドウ等は全てスプライトによる描画となっている。
  • 『ビックリマンワールド』の名を冠した作品として、1990年にハドソンよりファミリーコンピュータ用ソフト『ビックリマンワールド 激闘聖戦士』が発売されているが、こちらのゲーム内容はロールプレイングゲームである。

登場人物[編集]

  • ヘッドロココ
    主人公。第9弾ヘッド。始祖ジュラ退治をスーパーゼウスに命じられ、旅に出る。[1]
  • スーパーゼウス
    第1弾ヘッド。最初の家で武器を提供してくれる他、行く先々でヒントを提供してくれる。
  • サタンマリア
    第5弾ヘッド。誕生タイプが1面のボス、六聖球パワーアップ後タイプが6面のボスとして登場。誕生タイプは複数回再登場する。
  • ヘラクライスト
    第7弾ヘッド。ショップ店員として登場する。
  • シャーマンカーン
    第2弾ヘッド。行く先々の隠し部屋でアイテムを交換してくれる。
  • スーパーデビル
    第3弾ヘッド。2面に登場、以降通常の敵として再登場する。
  • ワンダーマリア
    第11弾ヘッド。3面のボスとして登場、以降複数回再登場する。
  • 聖華士
    第10弾天使。4面の隠し部屋に登場。
  • 魔肖ネロ
    第8弾ヘッド。4面のボスとして登場。
  • ノアフォーム
    第10弾ヘッド。5面の隠し部屋で敵として登場。以降複数回再登場する。
  • 聖蝶士
    第10弾天使。ショップ店員として登場。
  • 聖澄士
    第10弾天使。ショップ店員として登場。
  • ネロ魔身
    第8弾ヘッド。8面の隠し部屋で敵として登場。以降複数回再登場する。
  • 始祖ジュラ
    第6弾ヘッド。最終面のボスとして登場。
  • ブラックゼウス
    第6弾ヘッド。 始祖ジュラの正体として最後に登場する敵。

脚注[編集]

  1. ^ 「ワンダーボーイ・モンスターランド」を忠実に再現したためか、最初は全裸(腰布)だけの姿で登場する。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]