コアミックス

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Camera-photo Upload.svg 画像提供依頼:本社屋「吉祥寺じぞうビル」の画像提供をお願いします。2017年6月
株式会社コアミックス
Coamix Co.,Ltd.
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
180-0003
東京都武蔵野市吉祥寺南町1-9-9
吉祥寺じぞうビル
設立 2000年6月14日
業種 情報・通信業
法人番号 2012401013445
事業内容 漫画雑誌の編集、著作権管理、ネット販売事業ほか
代表者 堀江信彦(代表取締役社長)
資本金 82,000,000円
主要株主 新潮社(33,4%)
主要子会社

株式会社ノース・スターズ・ピクチャーズ

株式会社じぞう屋
関係する人物 原哲夫北条司次原隆二
外部リンク http://www.coamix.co.jp/
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株式会社コアミックス(Coamix)は主に漫画雑誌編集および著作権事業を行っている会社。東京都武蔵野市吉祥寺に本社を持つ。社名はコミックスアニメーションに由来。

概要[編集]

2000年6月14日新潮社をパートナーとして元『週刊少年ジャンプ』編集長の堀江信彦代表取締役)および漫画家原哲夫北条司次原隆二声優神谷明、 元『月刊少年ジャンプ』編集長の根岸忠らが参加し設立。原らはいずれも『ジャンプ』時代の担当が堀江だった。同年12月よりコンビニコミック(レーベル名「BUNCH WORLD」)で漫画出版に参入。

設立にあたって資本金は、堀江、原、北条が各1000万円を出資。さらに新潮社が、33.4%の2800万円を出資する株主となった。代表取締役は堀江信彦。

2001年5月創刊の『週刊コミックバンチ』(発行元は新潮社、2010年8月に編集業務終了)、2010年10月創刊の『月刊コミックゼノン』(発行元は徳間書店)や両誌連載作品の単行本編集・著作権管理のほか、徳間書店や小学館に『北斗の拳』等のコンテンツ提供を行っている。

2002年8月に月刊の漫画雑誌『RAIJIN COMICS』で米国市場に進出を試みたことがあったが、2004年6月に廃刊となった。

2004年、著作権管理やアニメ製作などを目的として、関連会社の株式会社ノース・スターズ・ピクチャーズを設立。

2005年より、『森の戦士ボノロン』等の絵本の出版に参入、セブン&アイ・ホールディングスに属する店舗に配布している。

2011年11月、飲食店の経営・プロデュース、不動産管理を目的として、株式会社じぞう屋を設立。

2012年より、国際漫画賞「サイレントマンガオーディション」を開催。世界中から広くサイレント漫画を募集しており、受賞者の大半が外国人である。

2012年12月、本社屋となる自社ビル「吉祥寺じぞうビル」竣工。

2013年6月、京都市中京区の旧本能寺跡地に自社ビル「京都元本能寺ビル(信長茶寮)」竣工。

集英社との関係[編集]

『週刊少年ジャンプ』編集長退任後、集英社で冷遇されて辞表を出したとされる堀江や、集英社の漫画雑誌に連載していた漫画家達がスピンアウトした会社である。堀江の退社にあたって集英社の慰留はなかったが、集英社の広報室は円満退社であるとコメントを出すなど、両社間に表立った係争は見られない。

かつて『ジャンプ』に連載された漫画のうち、コアミックスが著作権を管理している作品の完全版コンビニコミックは集英社以外の出版社からの発行であるが、過去に集英社から出た愛蔵版コミックスや文庫版などの一部は2010年1月現在も集英社より発売されている。

稀勢の里横綱土俵入りする際の化粧まわしの絵柄『北斗の拳』を提供している[1]露払い・松鳳山、太刀持ち高安[2]

新潮社出資の経緯[編集]

創業者の堀江信彦と原哲夫は、『週刊少年ジャンプ』で、作家・隆慶一郎原作の小説を『花の慶次』として漫画化。隆の没後、隆の著作を出版していた新潮社の担当編集と堀江らが隆をしのぶ会を毎年開催していた。その後、堀江が集英社を退社した際に新潮社から入社の誘いがあったが、堀江はそれを断り、起業したコアミックスへの出資という形で協力することになった。

参考資料[編集]

  • 「元ジャンプ編集長が集英社に辞表、独立」『夕刊フジ』(産業経済新聞社2000年8月28日号)
  • 堀江信彦「集英社退社から漫画制作会社設立までの全経緯」『』(創出版、2000年10月号)
  • 堀江信彦「『コミックバンチ』はマンガ界に新風を送るか」『創』(創出版、2001年7月号)
  • 宇都宮滋一『「ダメ!」と言われてメガヒット 名作マンガの知られざる制作現場』(東邦出版、2003年
  • 清丸惠三郎『出版動乱 ルポルタージュ・本をつくる人々』(東洋経済新報社2001年
  • 堀淵清治『萌えるアメリカ 米国人はいかにしてMANGAを読むようになったか』(日経BP出版センター、2006年

脚注[編集]

  1. ^ マンガほっと独占インタビュー 北斗の拳 化粧まわし特別企画「横綱・稀勢の里 寛 × 北斗語り」
  2. ^ 稀勢の里へ提供の『北斗の拳』化粧まわしが初お披露目となりました

関連項目[編集]

外部リンク[編集]