レッド・プラネット・ジャパン
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | |
本社所在地 |
![]() 〒141-0031 東京都品川区西五反田一丁目9番3号 |
設立 | 1999年(平成11年)6月11日 |
業種 | 卸売業 |
法人番号 | 3010401091543 |
事業内容 | ホテル事業 |
代表者 |
サイモン・ゲロヴィッチ (代表取締役社長CEO) |
資本金 |
1円 (2021年12月31日現在)[1] |
発行済株式総数 |
57,192,187株 (2021年12月31日現在)[2] |
売上高 |
連結:5億1845万1千円 (2021年12月期)[2] |
営業利益 |
連結:△14億2510万5千円 単独:△3億4489万1千円 (2021年12月期)[2] |
経常利益 |
連結:△12億3072万7千円 単独:△1億5337万1千円 (2021年12月期)[2] |
純利益 |
連結:△7億3724万円 単独:3億6451万円 (2021年12月期)[2] |
純資産 |
連結:△3億7341万4千円 単独:15億7334万7千円 (2021年12月31日現在)[2] |
総資産 |
連結:130億9118万3千円 単独:58億2821万3千円 (2021年12月31日現在)[2] |
従業員数 |
連結:110名 単独:5名 (2021年12月31日現在)[2] |
決算期 | 12月31日 |
主要株主 |
Red Planet Holdings Pte. Ltd. 65.66% EVO FUND 5.51% 加賀美 郷 1.80% 楽天証券 0.60% 日本証券金融 0.59% SBI証券 0.51% 証券ジャパン 0.39% 御所野 侃 0.35% 中村 昌弘 0.33% (2021年12月31日現在)[2] |
主要子会社 | レッド・プラネット・ホテルズ・ジャパン 100% |
外部リンク | https://www.redplanetjapan.com/ja/ |
株式会社レッド・プラネット・ジャパン(英: Red Planet Japan,Inc.)は、ホテル運営会社などを傘下に持つ持株会社である。東京証券取引所スタンダード市場上場。
概要[編集]
1999年に設立されたCD・レコードの企画・制作・販売会社であるダイキサウンド株式会社が、2011年3月に持株会社制への移行に伴い、株式会社フォンツ・ホールディングスに変更。新たに事業会社としてダイキサウンド株式会社(2代)を設立した。その後、ソリューション事業や宝石・宝飾品関連事業に進出するも、2012年から2013年にかけ順次撤退。一方、2012年12月には東南アジアで宿泊業や飲食業を展開するRed Planetグループが資本参加。2013年4月にはホテル運営事業を開始した。2014年には飲食事業も開始したが、2016年6月末に撤退した。2017年2月にはダイキサウンド株式会社(2代)も売却したと同時に、営業活動におけるキャッシュ・フローも5期ぶりに黒字に転換し、ジャスダック上場廃止は回避された[3]。現在はホテル事業を営む会社となっている。
沿革[編集]
- 1999年(平成11年)6月 - ダイキサウンド株式会社として設立。
- 2004年(平成16年)11月 - 株式を店頭登録(現・ジャスダック)。
- 2011年(平成23年)
- 3月 - 持株会社制に移行。事業部門を新設分割により(新)ダイキサウンド株式会社に承継し、株式会社フォンツ・ホールディングスに商号変更。
- 11月 - 子会社として株式会社フォンツ・コアファンクション(現・ 株式会社レッド・プラネット・ホテルズ・ジャパン)を設立。
- 12月 - 子会社として株式会社フォンツ・ジュエリーを設立。
- 2012年(平成24年)9月 - 子会社の株式会社フォンツ・ジュエリーの全株式(51%)を譲渡。
- 2013年(平成25年)
- 4月 - Red Planetグループと業務提携。ホテル運営事業を開始。
- 8月 - ホテル1号店である「チューンホテル那覇 沖縄」を開業。
- 2014年(平成26年)
- 1月1日 - 株式会社レッド・プラネット・ジャパンに商号変更。
- 5月 - 株式会社キューズマネージメントを子会社化。
- 7月 - 株式会社キューズダイニング、株式会社スイートスターほか1社を子会社化。
- 9月 - Sweetstar Asia Limitedを子会社化。
- 2015年(平成27年)
- 2月26日 - 新設分割により、飲食事業を営む子会社管理事業を株式会社レッド・プラネット・フーズに承継。
- 9月 - 株式会社アジェット(後のフード・プラネット)の株式を取得し、持分法適用関連会社とする。
- 2016年(平成28年)6月 - 飲食事業を営むレッド・プラネット・フーズ、及びその傘下のキューズマネージメント、キューズダイニング、スイートスター、Sweetstar Asia Limitedほか5社をフード・プラネットに譲渡。保有するフード・プラネット株式の大半をJapan Opportunities Master Fund Ltd.に貸株を行い、資本関係を解消。
- 2017年(平成29年)2月 - ダイキサウンドの全保有株式を株式会社トラストホールディングスへ譲渡。音楽ディストリビューション事業から撤退。
- 2021年(令和3年)5月 - 資本金3,096,887,874円のうち3,096,887,873円をその他資本剰余金に振り替え、資本金の額を1円とする[1]。
- 2022年(令和4年)
ダイキサウンド株式会社[編集]
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
![]() 〒107-0052 東京都港区赤坂2-21-8 赤坂山田ビル |
設立 | 2011年(平成23年)3月1日 |
業種 | 卸売業 |
法人番号 | 9010401092569 |
事業内容 | 音楽関連ディストリビューション事業 |
代表者 | 伊東恭史(代表取締役) |
資本金 | 900万円(2016年12月31日現在) |
売上高 | 16億9826万7千円(2015年9月期) |
純利益 | △530万円(2015年9月期) |
純資産 | 3583万1千円(2016年12月31日現在) |
総資産 |
4億2628万9千円 (2016年12月31日現在) |
決算期 | 12月31日 |
主要株主 |
株式会社トラストホールディングス 100% (2017年2月1日現在) |
外部リンク | https://www.daiki-sound.jp/ |
ダイキサウンド株式会社(英: Daiki Sound Co., Ltd.)は、インディーズを主体とするレコード流通会社。現在の法人は、1999年に設立された(旧)ダイキサウンド株式会社が持株会社制移行に伴い、株式会社フォンツ・ホールディングス(現・レッド・プラネット・ジャパン)へ商号変更した際に、事業会社として新設分割により設立されたものである。2018年現在、旧ダイキサウンドであるレッド・プラネット・ジャパンとは資本関係のない企業となっている。
1000社以上のインディーズ・レコードメーカーと連携してCDの販売委託業務を行っているほか、レーベル事業も行っている。大手レコード会社に比べて見劣りしない流通体制を整えており、邦楽・洋楽の販売も行っている。またJVCケンウッド(旧・日本ビクター/ケンウッド)と共同でインディーズ試聴システムの構築・開発も行っており、主要レコード店に設置された実績もある。インディーズレーベルの製造番号統一作業などを行ったことで、日経情報ストラテジーには「日本中のインディーズレーベルを束ねて、流通制度を整えた」と記述された[5][6]。
上記のようにインディーズレーベルを束ねるという基本方針のため、ダイキサウンドとしての所属アーティストは抱えていないが、ヴィジュアル系アーティストに特化した営業部を持つ[7]。
ゴールデンボンバーなどが所属するユークリッド・ミュージックエンターテイメントや、モーニング娘。を最筆頭とするハロー!プロジェクトなどが所属するアップフロントグループ機能子会社のアップフロントワークス[8]が代表的な取引先である[9]。
脚注[編集]
- ^ a b 資本金の額の減少及び剰余金の処分並びに資本準備金の額の減少及び剰余金の処分に関するお知らせレッド・プラネット・ジャパン 2021年2月24日
- ^ a b c d e f g h i 株式会社レッド・プラネット・ジャパン (2022-03-29). 第23期(2021年1月1日 - 2021年12月31日)有価証券報告書 (Report) .
- ^ 当社株式の業績基準に係る猶予期間からの解除に関するお知らせレッド・プラネット・ジャパン 2018年3月30日
- ^ EV O FUND LLCによる当社株券等に対する公開買付けの結果並びに親会社及び主要株主である筆頭株主の異動に関するお知らせレッド・プラネット・ジャパン 2022年9月17日
- ^ xTECH(クロステック), 日経. “【ダイキサウンド】インディーズ音楽を全国へ,データベース生かして配信も(前編)” (日本語). 日経 xTECH(クロステック) 2018年9月9日閲覧。
- ^ xTECH(クロステック), 日経. “【ダイキサウンド】インディーズ音楽を全国へ,データベース生かして配信も(後編)” (日本語). 日経 xTECH(クロステック) 2018年9月9日閲覧。
- ^ ダイキサウンド株式会社. “ダイキサウンド株式会社|ヴィジュアル系”. ダイキサウンド株式会社. 2018年9月9日閲覧。
- ^ 主にインディーズとして制作された作品のみ担当していたが2019年3月までに取引解消となった。
- ^ 藤谷千明「ゴールデンボンバーにみる2010年代のメディア戦略 | ここではない、どこかの文化時評 | 藤谷千明 | cakes(ケイクス)」『cakes(ケイクス)』。2018年9月9日閲覧。
外部リンク[編集]