スヴァールバル (哨戒艦)

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スヴァールバル
基本情報
艦種 哨戒艦
艦歴
発注 2000年1月7日
進水 2001年2月
就役 2002年3月
要目
排水量 6,100トン
全長 103.70メートル (340.2 ft)
最大幅 19.10メートル (62.7 ft)
吃水 6.50メートル (21.3 ft)
機関 ディーゼル・エレクトリック方式
ロールス・ロイス・ベルゲン
 BRG-8ディーゼル発電機×4基
アジマススラスター×2軸
バウスラスター×2基
出力 10,700 shp
速力 18ノット
航続距離 10,000海里(13ノット時)
乗員 65名(士官20名+曹士45名)
兵装 ボフォース57mm砲×1門
搭載機 ヘリコプター×1機
レーダー TRS-3D/16ES
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スヴァールバルノルウェー語: KV Svalbard / ペナント・ナンバー: W303)は、ノルウェー沿岸警備隊砕氷哨戒艦

本艦は、テレマルク県のランステン(Langsten)造船所において建造されており、2000年8月9日に起工、2001年2月17日に進水し、同年12月15日に就役した。予算は5億7500万ノルウェー・クローネであった。

本艦は、艦名由来ともなったスヴァールバル諸島に配備され、洋上警備・救難を担っている。このことから本艦は砕氷船として設計されており、アイスクラス1A1の砕氷能力を備えている。なお、本艦はノルウェー政府が有する唯一の砕氷船である。

艦載機としては、当初はアグスタウェストランド リンクスを搭載していたが、2009年よりNFH90に更新した。

参考文献[編集]