コンテンツにスキップ

シトロエン・C1

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

C1シトロエンがかつて製造・販売していた自動車である。

初代(2005年 - 2014年)

[編集]
シトロエン・C1(初代)
初代 C1 前期型 (前側)
初代 C1 前期型 (後側)
概要
別名 トヨタ・アイゴ(初代)
プジョー・107
製造国  チェコ
販売期間 2005年 - 2014年
フェイズ1: 2005年 - 2008年
フェイズ2: 2008年 - 2012年
フェイズ3: 2012年 - 2014年
ボディ
乗車定員 5名
ボディタイプ 3/5ドアハッチバック
パワートレイン
エンジン 1.0L L3 1KR-FE
1.4L L3
変速機 5速MT/5速セミAT
車両寸法
ホイールベース 2,340 mm
全長 3,435 mm
全幅 1,630 mm
全高 1,470 mm
車両重量 805 kg
テンプレートを表示

欧州における市場拡大を図るPSA・プジョーシトロエントヨタ自動車が、Aセグメントに低コストで車種を投入するために、合弁会社のトヨタ・プジョー・シトロエン・オートモービル(現・トヨタ・モーター・マニュファクチャリング・チェコ)を設立、シトロエン・C1、プジョー・107トヨタ・アイゴを共同開発することとなった。2005年2月からチェコで生産開始、ジュネーブ・モーターショーで披露した。エクステリアは各社ごとに違っていて差別化しているが、インテリアは共通であり、デザインは三社の競作の結果トヨタ案が採用された。リアサイドウィンドウは開かず、ドアトリムも鉄板むき出し、リアハッチ自体もガラスのみとなっているなど、徹底した低コスト化をはかっている。

2代目(2014年 - 2022年)

[編集]
シトロエン・C1(2代目)
2代目 C1 (前側)
2代目 C1 (後側)
C1 AIRSCAPE
概要
別名 トヨタ・アイゴ(2代目)
プジョー・108
製造国  チェコ
販売期間 2014年 - 2022年
ボディ
乗車定員 4名
ボディタイプ 3/5ドアハッチバック
駆動方式 FF
パワートレイン
エンジン 1.0L L3
1.2L L3
変速機 5速MT
5速MMT

前:マクファーソンストラット

後:トーションビーム

前:マクファーソンストラット

後:トーションビーム
車両寸法
ホイールベース 2,340 mm
全長 3,470 mm
全幅 1,620 mm
全高 1,470 mm
車両重量 840 kg
系譜
後継 シトロエン・アミ
テンプレートを表示

2014年3月のジュネーブモーターショーにて初公開。同年6月、発売を開始。 2代目へフルモデルチェンジした。2代目モデルでは標準車のほか、クロスオーバーSUV風のコンセプトを持った「アーバンライド」が設定される。また、長さ800 mm、幅760 mmの開口部をもつキャンバストップを装備する「エアスケイプ」も設定される。

2018年にはマイナーチェンジが行われ、ボディカラーの追加などがなされた。

生産は初代に引き続きチェココリーントヨタ・アイゴプジョー・108と共に行われる。

2021年1月にトヨタがプジョー・シトロエングループとの提携を解消したのに伴い、2021年末までに生産終了となり、2022年3月を以て販売終了となった。

参考文献

[編集]

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]
<- Previous シトロエン ロードカータイムライン 1980年代-
タイプ 1980年代 1990年代 2000年代 2010年代 2020年代
0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3
ハッチバック 2CV
LN / LNA AX C1 I C1 II
ヴィザ サクソ C2
C3 I C3 II C3 III
DS3 DS3クロスバック
C4エアクロス
GSA ZX クサラ C4 I C4 II C4 III
オープン DS3カブリオ
セダン BX エグザンティア C5 I C5 II
CX XM C6
ミニバン C15 ベルランゴ ベルランゴ II
C3ピカソ
クサラピカソ
C4ピカソ I C4ピカソ II
エバシオン C8 I C8 II C8 III
オフローダー メアリ
クロスオーバーSUV Cクロッサー
DS4 DS4
DS5
ハイブリッドカー C-ZERO
EV Eメアリ