サツマイモ属
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| サツマイモ属 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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アサガオ Ipomoea nil
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| 分類(APG IV) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| IpomoeaL. | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| タイプ種 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| Ipomoea pes-tigridis L. | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| シノニム | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 和名 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| サツマイモ属 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 英名 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| morningglory | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 亜属 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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サツマイモ属(サツマイモぞく、学名:Ipomoea )は、ヒルガオ科の属。
重要な作物であるサツマイモや野菜として利用するヨウサイのほか、園芸植物のアサガオ、ヨルガオやルコウソウなどを含む[1]。
特徴
[編集]つる性のものが多いが、コダチアサガオなどのように低木になるもの、塊茎をもつものや多肉植物もある。葉は丸いものから鋸歯縁のもの、掌状に分裂するものなどがあり、花は葉腋に単生、または頭状に集散花序などを作るものもある。花冠は大きく漏斗形や鐘形などで、花色は主に赤、紫、白などで、稀に橙や淡黄色もあり、喉部より先には5本の色の淡い帯状領域が縦に走り、その中に2条脈がある。子房は3室6胚珠のものと、2または4室で4胚珠のものがある。花柱は1個で、柱頭は頭状となるものや、2個の球状になるものがある[1][2][3]。
利用
[編集]美しく色づく大型の花をもつ種が多く、いくつかの種が観賞用に栽培される。
サツマイモやヨウサイのように芋や茎葉を食用にするものもあるが、有害なものもある。例えばアサガオは配糖体のファルビチンを含み[4]、食べると激しい腹痛や下痢を起こす(下剤としても使われるが、強力であるため使用には注意を要する[5])。
分布
[編集]世界の熱帯・亜熱帯に約500[1][2]〜600[3]種が分布し、日本の南部に数種が自生するほか、新大陸産の種が帰化している[1]。2025年現在、POWOでは642種を認めている[6]。
主な種
[編集]- I. alba ヨルガオ
- I. aquatica ヨウサイ
- I. batatas サツマイモ
- I. biflora ネコアサガオ
- I. cairica モミジヒルガオ
- I. carnea subsp. fistulosa コダチアサガオ
- I. coccinea マルバルコウ
- I. eriocarpa コバナミミアサガオ
- I. hederacea アメリカアサガオ
- I. hederifolia ツタノハルコウ
- I. horsfalliae ゴヨウアサガオ
- I. imperati アツバアサガオ
- I. indica ノアサガオ
- I. lacunosa マメアサガオ
- I. learii オオバアメリカアサガオ
- I. leucantha コハマアサガオ
- I. littoralis ソコベニヒルガオ
- I. mauritiana ヤツデアサガオ
- I. muricata ハリアサガオ
- I. nil アサガオ
- I. obscura ヒメノアサガオ
- I. pandurata イモネアサガオ
- I. pes-caprae グンバイヒルガオ
- I. pes-tigridis キクザアサガオ
- I. pileata タマザキアサガオ
- I. polymorpha カワリバアサガオ
- I. purga ヤラッパ
- I. purpurea マルバアサガオ
- I. quamoclit ルコウソウ
- I. trichocarpa イモネノホシアサガオ
- I. tricolor アメリカソライロアサガオ
- I. trifida メキシコアサガオ
- I. triloba ホシアサガオ
- I. violacea キバナハマヒルガオ
- I. wrightii フウリンアサガオ
脚注
[編集]- ^ a b c d (米倉 2021, p. 330)
- ^ a b (Brickell 1996, p. 555)
- ^ a b (日本インドア・グリーン協会 2020, p. 260)
- ^ “アサガオ|「食品衛生の窓」”. www.hokeniryo1.metro.tokyo.lg.jp. 東京都保健医療局. 2025年12月15日閲覧。
- ^ “アサガオ”. 一般社団法人 長野市薬剤師会. 2025年12月15日閲覧。
- ^ “Ipomoea L.” (英語). Plants of the World Online. Kew Science. 2025年12月15日閲覧。
参考文献
[編集]- Brickell, Christopher, ed. (1996), “Ipomoea”, RHS A-Z encyclopedia of garden plants, United Kingdom: Dorling Kindersley, p. 555, ISBN 0751303038
- 日本インドア・グリーン協会「サツマイモ属」『熱帯植物図鑑』誠文堂新光社、東京都文京区、2020年。ISBN 9784416918852。
- 米倉浩司 著「サツマイモ属」、大橋広好・門田裕一・木原浩・邑田仁・米倉浩司 編『フィールド版改訂新版 日本の野生植物』 2巻、平凡社、2021年、330–331頁。ISBN 9784582535396。
外部リンク
[編集]- 米倉浩司; 梶田忠 (2003年). “「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)”. 2011年11月1日閲覧。
- 波田善夫. “ヒルガオ科”. 植物雑学事典. 岡山理科大学. 2025年12月15日閲覧。