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キバナハマヒルガオ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
キバナハマヒルガオ
分類
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 Eudicots
: ナス目 Solanales
階級なし : キク類Asterids
: ヒルガオ科 Convolvulaceae
: サツマイモ属 Ipomoea
: キバナハマヒルガオ I. violacea
学名
Ipomoea violacea L.
和名
キバナハマヒルガオ[1]

キバナハマヒルガオ(学名Ipomoea violacea)は、サツマイモ属(Ipomoea)の多年生種であり、ヨーロッパ大陸を除外して世界中に生息する。一般的にビーチ・ムーンフラワーとかシー・ムーンフラワーと呼ばれ、夜に開花する[2]

花冠は白である。従って、Ipomoea violaceaを、青のIpomoea tricolorソライロアサガオ)と間違えることはないが、その栽培品種のパーリーゲイツも白である。violeacaは紫を意味する。

実際の植物標本は完全な白である。[3]

分類学的な比較

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ソライロアサガオ(Ipomoea tricolor)との間違いは、2つの植物の分類学的な比較による。亜属は異なっており、Ipomoea violaceaにはIpomoea tricolorの異名は用いられるべきではない。しかし、その異名も用いられてきた。それはアウクトルム(略記'Auct.')の誤用による。

リゼルグ酸アミドの研究において

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リゼルグ酸アミドを抽出する研究においてIpomoea violaceaの品種として、ヘブンリーブルー、パーリーゲイツなどを紹介している[4]。これが誤りである可能性がある。

品種として、ヘブンリーブルー、パーリーゲイツなどをもつIpomoea tricolorソライロアサガオ)を参照。

出典

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  1. ^ 米倉浩司; 梶田忠 (2003 -). “「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)”. 2015年11月12日閲覧。
  2. ^ Germplasm Resources Information Network: Ipomoea violacea, USDA
  3. ^ Herbarium musei parisiensis
  4. ^ Witters, Weldon L.「Extraction and Identification of Clavine and Lysergic Acid Alkaloids from Morning Glories」(pdf)『The Ohio Journal of Science』第75巻第4号、1975年7月、198-201頁。