クレイアニメ

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クレイアニメクレイ・アニメーションclay animation)の略で、ストップモーション・アニメーションのうち、被写体を主に粘土を材料として作成されているものを指す。主に英語圏などではクレイメーションClaymation)と呼ばれる。正確には粘土で無い素材や、粘土のような素材はパペットアニメーションとされる。

クレイアニメの例

1953年に制作されたアート・クローキーの『ガンビー』が世界初のクレイアニメと言われる。さらに1974年にウィル・ビントンとボブ・ガーディナーの短編「クローズド・マンディ(月曜休館)」がアカデミー賞を獲得したことをきっかけに人気が高まった。

制作方法[編集]

被写体となる粘土による造形物を、一コマごと撮影する方法による。一コマ撮影するごとに粘土造形物に手を加え、数分の1秒間分の動きを加える。その後に、また一コマ撮影するということを繰り返して撮影する。

セルアニメCGアニメと比較して、撮影に手間がかかり、取り直しも容易ではない。粘土は、長時間の撮影中に型崩れを起こす場合もあり、また造形物の形に変化を加えるため、針金などの補強材を造形物の骨格に用いることもある。

しかしながら、その動きの自由さや、大きな変形が可能なことなど、独自の表現力を持つ。

代表的な作品[編集]

クレイアニメ制作会社 (ストップ・モーション・アニメーション含む)[編集]

  • アードマン・アニメーションズ
  • 株式会社ドワーフ
  • (株)poptoon(CM中心のアニメーション制作会社。コマ撮りスタジオ併設)
  • ユーフォーテーブル(通常のアニメーション制作が主だが、自社制作作品のエンディングの多くでストップモーション・アニメーションを使用している)
  • NEFT FILM.LLC(アニメーション制作会社)
  • スタジオプラセボ - コマ撮りアニメーションを得意とし、その他様々な技法のアニメーション制作を手掛ける。コマ撮りスタジオ完備

関連項目[編集]

外部リンク[編集]