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パテ (材料)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
電力ケーブル(赤矢印)の固定に使われるパテ(黒矢印)

パテ (putty) は、下地のくぼみ、割れ、穴などの欠陥を埋めて塗装系の平らさを向上させるために用いられる、肉盛り用の塗料

一般に顔料タルクアスベスト胡粉〈ごふん〉など)、不揮発性展色剤、揮発性物質から構成され、展色剤の種類によってオイルパテ、ラッカーパテ、ポリエステルパテ、粉体に水を混ぜて使う水性のパテなどがある。

例として、自動車の板金プラモデルなどの塗装において下地を平滑にさせるために用いられる塗料「サーフェイサー(サフ)」は、液状パテの一種である。質感&色を均一に整える、小さなを消す(隠す)、ホコリや傷を見つけやすくする(グレーのサフ使用時のみ)、塗料の喰いつきを良くする、光を遮断し透けるのを防ぐ、といった5つの効果がある[1]

建築や自動車などの板金修理で、あるいは工芸模型などの造形材料として使うこともある。

主なパテの種類

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脚注

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関連項目

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