ウエストワールド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
ウエストワールド
Westworld
監督 マイケル・クライトン
脚本 マイケル・クライトン
製作 ポール・N・ラザラス3世
出演者 ユル・ブリンナー
音楽 フレッド・カーリン
撮影 ジーン・ポリト
編集 デヴィッド・ブレサートン
配給 メトロ・ゴールドウィン・メイヤー
公開 アメリカ合衆国の旗 1973年11月21日
日本の旗 1973年12月29日
上映時間 88分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
次作 未来世界
テンプレートを表示

ウエストワールド』(Westworld)は、1973年アメリカ映画。『五人のカルテ』で知られる小説家、マイケル・クライトンの初監督作品。2016年からは、本作に基づいた『ドラマシリーズ』がHBOで放送されている。最新科学で作られたテーマパークが暴走するという着想を後にクライントンは「ジュラシック・パーク」に発展させた。

ストーリー[編集]

砂漠に建設された巨大遊園地「デロス」。そこはアメリカ西部開拓時代ガンマン中世ヨーロッパの騎士、そして帝政ローマの豪傑という3つの体験が可能な夢の世界だった。

シカゴで弁護士を営むピーター・マーティンは、以前にもデロスを訪れたことがある友人ジョン・ブレインを伴い、この遊園地へ遊びに来た。ブレインとマーティンの2人は3つあるテーマパークの1つ「ウエストワールド」で憧れの西部劇ヒーローになりきり、アトラクションとしてアンドロイドを相手にした銃撃戦や女たちとのロマンスを大いに楽しんでいたが、そこで妙なことが起きる。ロボットのガラガラヘビが休んでいたブレインたちを襲い、ブレインが咬まれたのだ。決して客を傷付けないはずのロボットの「故障」を懸念した技術者たちは施設の一時閉鎖を進言するが、上層部はこれを拒否する。

翌日、2人の前に再三倒したはずのロボット「ガンマン406号(ユル・ブリンナー)」が現れ、決闘を申し込んできた。ロボットは人間を撃てず、人間は自由にロボットを撃つことができる。絶対に勝てる勝負のため、ブレインたちは当然受けて立つ。ところが…

設定[編集]

デロスでは各種のロボットが稼動している。これらは人間とそっくりの外観を持ち、人間に対して危害を加えないよう設計され、ある程度は自立しているものの基本的には中央コンピュータのシナリオに従って動作する。人間とロボットを外見で区別できるよう、ロボットの手のひらには掌紋がない。

デロスには3つのエリアがあり、下記のような時代や舞台が設定されている。1日の滞在費は1000ドル。

  • 古代ローマ - ローマ帝国最盛期の都市のポンペイで、官能的な世界を味わえる。
  • 中世 - 13世紀ヨーロッパの世界で、女王とそれに仕える騎士の世界を楽しめる。
  • ウエストワールド - 19世紀末期の西部開拓時代で、ガンマンや保安官を体験できる。

人間のゲストが持つ銃には体温感知装置が組み込まれ、ロボット以外のものを撃つことはできない。

キャスト[編集]

役名 俳優 日本語吹替
フジテレビ
銃の男
ガンマン406号
ガンスリンガー
ユル・ブリンナー 小林修
ピーター・マーティン リチャード・ベンジャミン 前田昌明
ジョン・ブレイン ジェームズ・ブローリン 瑳川哲朗
中世の騎士 ノーマン・バートールド 滝口順平
主任管理者 アラン・オッペンハイマー 小林恭治
中世の女王 ヴィクトリア・ショウ 吉田理保子
技術者 スティーヴ・フランケン 大木民夫
バンカー ディック・ヴァン・パタン 富山敬
アーレット リンダ・ゲイ・スコット
ミス・キャリー メイジェル・バレット
その他 野島昭生
寺島幹夫
矢田耕司
増岡弘
徳丸完
石森達幸
村松康雄
上田敏也
嶋俊介
峰恵研
藤城裕士
演出 山田悦司
翻訳 山田実
解説 高島忠夫
制作 千代田プロダクション
初回放送 1978年1月6日
ゴールデン洋画劇場
  • ユル・ブリンナーは『荒野の七人』のクリスを彷彿させる出で立ちで登場している。また、同作にてクリスが披露したファニングショットについてマーティンとブレインが軽く会話するなどの場面もある。

外部リンク[編集]