イエスの奇跡

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イエスの奇跡(イエスのきせき)は新約聖書の4福音書に記されている、イエス・キリストが行った奇跡のことである[1]

イエスはこれらの奇跡を行うことで、自然、病、罪、悪霊、死に対して支配する権威をもっていることを公に示し、自らがメシヤであることを立証するために行った[1]

奇跡[編集]

自然に対する奇跡[編集]

  • カファルナウムに来た時、ペトロを釣りに行かせ、釣れた魚の口の中にある銀貨一枚で神殿税を納めさせる。 マタイ 17:24

病気・悪霊つきを癒す[編集]

  • ガリラヤでおびただしい民衆の病気、苦しみ、悪霊に取りつかれた者、てんかんの者、あらゆる病人が癒される。 マタイ 4:23   ルカ 6:17
  • ガリラヤで重い皮膚病を患っている人を癒す。  マルコ 1:40
  • ガリラヤのカナで王の役人の息子を癒す。 ヨハネ 4:43
  • ベトザタの池で38年間病気で苦しんでいる人を癒す。  ヨハネ 5:1
  • おびただしい民衆がユダヤ全土から集まり、イエスから力が出て病気を癒していたので、群集は皆、イエスに触れようとした。 ルカ 6:17
  • 「ダビデの子よ、私たちを憐れんでください」とついてきた二人の盲人の目を見えるようにする。 マタイ 9:27
  • 悪霊に取り付かれて口の利けない人を癒すとしゃべり始める。 マタイ 9:32
  • シリア・フェニキアのギリシャ人の女の信仰を認め、悪霊につかれた娘を癒す。 マルコ 7:25   マタイ 15:21
  • 十八年間、病の霊のために腰が曲がったままの婦人を癒す。 ルカ 13:10
  • 重い皮膚病(らい病)を患っている十人の人を癒す。 ルカ 17:11
  • ガリラヤで聾唖(ろうあ)の人(聴覚発話障害の人)をしゃべられるようにする。  マルコ 7:32
  • ベトサイダで盲人を見えるようにする。 マルコ 8:22
  • エリコの近くの盲人バルティマイの目を見えるようにする。  マルコ 10:46
  • 生まれつきの盲人の目に土をこねて塗り、シロアムの池で洗うと見えるようになる。  ヨハネ 9:1

人の罪を赦す[編集]

  • カファルナウムで屋根をはがして中風の人を吊り降ろす人たちを見て、中風の人に「あなたの罪は赦される」と告げる。  マルコ 2:3   マタイ 9:1  ルカ 5:17
  • ファリサイ派の人の家でイエスの足に香油を塗る罪深い女に「あなたの罪は赦された」と告げる。 ルカ 7:36
  • 神殿の境内で姦通の女を石打ちの刑から救い、「私もあなたを罪に定めない」と告げ帰らせる。  ヨハネ 8:1

死者を生き返らせる[編集]

  • ナインの未亡人の息子を生き返らせる。   ルカ 7:11

怪我を癒す[編集]

  • 弟子のひとりが剣で切り落とした祭司長のしもべの耳を癒す。 マルコ 14:43

イエスの死と復活[編集]

  • 八日の後、再び弟子たちのもとにイエスが現れ、信じなかったトマスに自分の手とわき腹を見せる。  ヨハネ 20:24
  • 漁をしている七人の弟子たちのもとにイエスが現れ、舟の右側に網を打ちなさいと指示をすると153匹の大きな魚が網に入る。  ヨハネ 21:1

脚注[編集]

  1. ^ a b 新聖書辞典

参考文献[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]