アラーの使者

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アラーの使者
ジャンル テレビドラマ
放送国 日本の旗 日本
制作局 NETテレビ
監督 近藤竜太郎[1]
原作 川内康範
脚本 松原佳成
出演者 千葉真一
金子昭雄
一条由美
大前均
音声 モノラル放送
データ放送 アナログ放送
オープニング 東芝児童合唱団 「アラーの使者」
エンディング 峰悠二 「手のひらに何はなくとも」
時代設定 放送時
外部リンク 公式サイト
 
放送時間 木曜日 18:15 - 18:45(30分)
放送期間 1960年7月7日 - 7月31日[2](4回)
 
放送時間 火曜日 18:15 - 18:45(30分)
放送期間 1960年8月1日 - 12月27日(22 → 26回)

特記事項:
制作:東映
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アラーの使者』 (アラーのししゃ) は、日本連続テレビ映画である。主演:千葉真一[3]、監督:近藤竜太郎、制作:東映NETテレビ。本放送は、1960年7月7日から同年12月27日まで、全26話がモノクロアナログ放送で放映された。

解説[編集]

連続テレビ映画『新 七色仮面』の後枠で、引き続き主演を千葉真一、原作川内康範にて放映された変身ヒーロー・冒険活劇[3][4]。オープニングのクレジットタイトルで「アラーの使者」に出演者を「?」と表記されているが、実際には「アラーの使者」の正体たる「鳴海五郎」役の千葉がコスチュームを着用して演じている。設定上の国家である「カバヤン王国」、および登場人物の「ココナツ王子」「マミイ」のネーミングは、番組スポンサーであるカバヤ食品の社名とその当時の主力商品だった「カバヤココナツキャラメル」、「マミービスケット」から取ったものである[2][3][5]

川内原作による1972年の連続テレビ映画『愛の戦士レインボーマン』は本作を土台にして執筆された作品である[3][6]。東映に現存が確認されているポジフィルムは第1話「恐怖の紅とかげ」のみとされており[4][5]東映チャンネルで不定期に放送されるほか[4]、東映特撮BBにて配信されており、このほかオープニング主題歌の映像のみ2002年5月21日発売の「東映TV特撮主題歌大全集VOl.1」のDVDに収録されている。しかし実際には最終回のフィルムが全篇あるいは部分的に残されているらしく、1980年代フジテレビで放送されていたバラエティ番組『欽ドン!良い子悪い子普通の子』の中で、アラーの使者が別れを告げて去っていく場面が紹介されている。

あらすじ[編集]

中近東にあるカバヤン王国の王位後継者、ココナツ殿下とその妹マミイは、隠された王国の秘宝を探していた。財宝の隠し場所は4枚の地図に記されている。二人が財宝を狙う紅蜥蜴団に襲われ絶体絶命の危機に陥ったとき、白ターバンに白覆面の正義の味方 “アラーの使者” が現れた!

キャスト[編集]

レギュラー
  • 千葉真一 - 鳴海五郎(なるみ ごろう、私立探偵)/ アラーの使者
  • 金子昭雄 - ココナツ殿下 (カバヤン王国の後継者)
  • 一条由美 - マミイ (ココナツ殿下の妹)
  • 大前均 - 伊集院博士
第1話ゲスト

放送リスト[編集]

  1. 恐怖の紅とかげ
  2. 襲いくる強敵
  3. 悪魔の囁き
  4. 地獄への招待状
  5. 恐るべき罠
  6. 卑怯なる陰謀
  7. 幽鬼の呪い
  8. 戦慄の魔人館
  9. 闇に光る眼
  10. 奇怪なる謎
  11. その仮面を剥げ
  12. 蕃族の挑戦
  13. 砂漠の凱歌
  14. 吸血鬼の挑戦
  15. 新たなる魔手
  16. 第三の強敵
  17. 大いなる謎
  18. 果てしなき謎
  19. 影なき男
  20. 悪魔の挑戦
  21. 地獄の呪い
  22. 恐るべき策略
  23. 幽鬼の巣窟
  24. 妖魔の哄笑
  25. 卑怯なる罠
  26. 戦慄の大仮面

スタッフ[編集]

※第1話『恐怖の紅とかげ』の制作陣

主題歌[編集]

漫画[編集]

九里一平による漫画が『冒険王』に連載され[8]2010年に単行本が刊行された。水野英子によっても執筆されている。

参考文献[編集]

脚注[編集]

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注釈
  1. ^ 当時、映画研究のため日本に滞在していたアメリカの一般青年。東映動画がアニメーション作品の海外輸出を模索する中、コンサルタント的な位置付けで迎え入れられた人物。1959年の東映動画作品「たぬきさん大当り」の構成・演出にも起用された。アニメーション以外の東映作品では本作主題歌作曲のほか、1960年製作の映画作品3本にキャストとして出演している[7]
出典
  1. ^ 近藤竜太郎 - allcinema
  2. ^ a b 全怪獣怪人』上巻、勁文社1990年3月24日、60頁。C0676。ISBN 4-7669-0962-3
  3. ^ a b c d 超人画報 1995, p. 48
  4. ^ a b c アラーの使者 #1”. 東映チャンネル. 2014年5月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年5月6日閲覧。
  5. ^ a b 石橋春海 『'60年代 蘇る昭和特撮ヒーロー』 コスミック出版〈COSMIC MOOK〉、2013年12月5日、66頁。ISBN 978-4-7747-5853-4
  6. ^ 岩佐陽一 『70年代カルトTV図鑑』 文藝春秋、2001年4月、18頁。ISBN 978-4167660154
  7. ^ ジョージ・M・リード”. Movie Walker. 2014年5月13日閲覧。
  8. ^ 超人画報 1995, p. 45.

外部リンク[編集]

日本教育テレビ 木曜日 18:15 - 18:45
前番組 番組名 次番組
アラーの使者
(1960年7月)
日本教育テレビ 火曜日 18:15 - 18:45
デン助劇場(第1期)
土曜19:30へ移動】
アラーの使者
(1960年8月 - 12月)