アムボレラ科

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アムボレラ科
Amborella trichopoda (3173820625).jpg
Amborella trichopoda
分類クロンキスト体系
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: クスノキ目 Laurales
: アムボレラ科 Amborellaceae
Pichon (1948)
下位分類群
  • アムボレラ属 Amborella
    • A. trichopoda

アムボレラ科 (Amborellaceae) は双子葉植物で、ニューカレドニアの山地に生育する常緑低木 Amborella trichopoda 1種のみからなる。

クロンキスト体系ではクスノキ目に入れている。しかし分子系統学的にはすべての被子植物単子葉植物も含む)からおそらく最も早い時期に分化した、すなわち現生の被子植物で最も原始的な植物と考えられ、植物学的に注目される。APG植物分類体系では1種のみで独立の目アムボレラ目としている。

は常緑で互生し、単葉で鋸歯があり、長さは8-10cmほど。は径4-8mmでまばらな花序をなし、花被片がく片花弁ははっきり分化しない)は数枚でらせん状に配列する。両性花で1つの花に数個の雄蕊雌蕊を含むが、個体ごとにその一方のみが成熟し、事実上雌雄異株となる。果実は赤い液果で種子を1個含み、長さは5-8mm。

希少な植物で、生育地の開発などにより絶滅が危惧されているが、いくつかの植物園で栽培されている(下記外部リンク等)。

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