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シソ目

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
シソ目
Galeopsis speciosa
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : キク類 asterids
階級なし : シソ類 lamiids
: シソ目 Lamiales
学名
Lamiales
Bromhead

シソ目(シソもく、Lamiales)は真正双子葉類の一つ。24におよそ1,06023,800が属する。

分類

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APG植物分類体系では、ムラサキ科とレンノア科は系統がかなり異なるとしてシソ目から外された。かつての体系では、ゴマノハグサ科ノウゼンカズラ科モクセイ科キツネノマゴ科などはゴマノハグサ目オオバコ科オオバコ目に含まれていた。また、アワゴケ目アワゴケ科スギナモ科オオバコ科の中に含められている。

これらは形態的には多様であるが、系統的にはいずれも比較的近縁であることが明らかになり、また従来の形態などに基づく分類は系統分類になっていないため、再編成されている。たとえばクマツヅラ科の一部はむしろシソ科に近いためそちらに移され、ゴマノハグサ科はオオバコ科やハエドクソウ科に近縁なものなど複数のグループ(科)に分割されている。

シソ目

プロコスペルマ科

カールマニア科

モクセイ科

テトラコンドラ科

Peltanthera 属(イワタバコ科)

キンチャクソウ科

イワタバコ科

オオバコ科

ゴマノハグサ科

スティルベ科

ビブリス科

アゼナ科

ツノゴマ科

ゴマ科

キツネノマゴ科

ノウゼンカズラ科

シュレーゲリア科

タヌキモ科

トマンデルシア科

クマツヅラ科

シソ科

サギゴケ科

ハエドクソウ科

キリ科

ハマウツボ科

系統[1][2]

過去の分類体系

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クロンキスト体系ではシソ科、クマツヅラ科ムラサキ科レンノア科からなる。草本を中心とし一部は木本、は合弁花で放射相称または左右相称の唇状。果実は少数の種子を含み分果または核果などになる。約7800種からなる[3]

脚注

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  1. ^ Lamiales in Stevens, P. F. (2001 onwards). Angiosperm Phylogeny Website.”. 2014年12月15日閲覧。
  2. ^ Refulio-Rodriguez, Nancy F., and Richard G. Olmstead. (2014). “Phylogeny of Lamiidae”. American journal of botany 101 (2): 287-299. doi:10.3732/ajb.1300394. 
  3. ^ 馬渡峻輔・加藤雅啓・岩槻邦男『バイオディバーシティ・シリーズ 植物の多様性と系統』裳華房、1997年10月20日。ISBN 978-4-7853-5825-9