たいげい (潜水艦)

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たいげい
海将旗を掲げて横須賀に入港する「たいげい」
海将旗を掲げて横須賀に入港する「たいげい」
基本情報
建造所 三菱重工業神戸造船所
運用者  海上自衛隊
艦種 通常動力型潜水艦
級名 たいげい型潜水艦
建造費 800億円
母港 横須賀
所属 第2潜水隊群第4潜水隊
艦歴
発注 平成29年度
起工 2018年3月16日
進水 2020年10月14日
就役 2022年3月9日
要目
基準排水量 3,000トン
長さ 84m
9.1m
深さ 10.4m
機関 ディーゼル・エレクトリック方式
リチウムイオン電池
推進器 スクリュープロペラ × 1軸
潜航深度 未発表
乗員 70名
兵装 HU-606 533mm魚雷発射管 × 6門
18式 魚雷
ハープーン
C4ISTAR OYX-1 情報処理サブシステム
ZQX-12 潜水艦戦術状況表示装置
潜水艦情報管理システム
基幹ネットワークシステム
レーダー ZPS-6H 対水上捜索用 × 1基
ソナー ZQQ-8 統合式
探索装置・
その他装置
非貫通式潜望鏡
電子戦
対抗手段
ECM
その他 TCM(潜水艦魚雷防御システム)
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たいげい (ローマ字:JS Taigei, SS-513)は、海上自衛隊潜水艦たいげい型潜水艦の1番艦。艦名は、「大きな」に由来し、この名を受け継いだ日本の艦艇としては、旧海軍潜水母艦の「大鯨」(後に航空母艦龍鳳」に改装)に続き2代目にあたる[1][2]

そうりゅう型潜水艦11番艦の「おうりゅう」、12番艦「とうりゅう」に続き、GSユアサが開発したリチウムイオン電池を搭載したディーゼル電気推進方式の通常動力型潜水艦となる[1]89式長魚雷の後継である最新の18式長魚雷を装備することが見込まれている[1]。また、潜水艦への女性自衛官配置制限の解除を受けて、居住区内に仕切り等を設け女性用寝室を確保するなど女性自衛官の勤務に対応している[3]

艦歴[編集]

「たいげい」は、中期防衛力整備計画(26中期防)に基づく平成29年度計画3000トン型潜水艦8128号艦として、三菱重工業神戸造船所で2018年3月16日に起工され、2020年10月14日、同工場において挙行された命名・進水式において、「たいげい」と命名された[4][5]。2022年3月9日に就役し[6][7]第2潜水隊群第4潜水隊に編入され横須賀に配備された[1][7]。なお同艦は、「平成31年度以降に係る防衛計画の大綱について」に、建造中であるにもかかわらず試験潜水艦への種別変更予定が記載されている[8]が、2022年3月現在、本艦が試験潜水艦となるかは決まっていない[7]

歴代艦長[編集]

歴代艦長(特記ない限り2等海佐
氏名 在任期間 出身校・期 前職 後職 備考
艤装員長
- 土谷 亨[3] 2020.10.14 - 2022.3.8 たいげい艦長
 艦長
1 土谷 亨 2022.3.9 -   たいげい艤装員長    

ギャラリー[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d 海上自衛隊の最新鋭3000トン型潜水艦「たいげい」が進水――旧日本海軍の潜水母艦「大鯨」が艦名の由来”. 高橋浩祐. Yahoo!ニュース (2020年10月14日). 2020年10月14日閲覧。
  2. ^ 新型潜水艦「たいげい」進水 22年3月就役―海自”. 時事ドットコムニュース (2020年10月14日). 2020年10月14日閲覧。
  3. ^ a b 海上自衛隊HP 命名・進水式
  4. ^ 平成29年度計画潜水艦の命名・進水式について (PDF)
  5. ^ 防衛省 海上自衛隊 [@JMSDF_PAO] (2020年10月14日). "10月14日、三菱重工神戸造船所において平成29年度計画潜水艦の命名・進水式が行われ、「たいげい」と命名されました。" (ツイート). Twitterより2020年10月14日閲覧
  6. ^ 潜水艦「たいげい」の引渡式・自衛艦旗授与式について (PDF) 2022年3月8日閲覧
  7. ^ a b c 海自の最新型潜水艦「たいげい」就役――潜水艦22隻体制が実現”. 高橋浩祐. Yahoo!ニュース (2022年3月9日). 2022年3月9日閲覧。
  8. ^ 防衛計画の大綱及び中期防衛力整備計画について(パンフレット) p.11