第2潜水隊群
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第2潜水隊群 | |
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所属政体 | 日本 |
所属組織 | 海上自衛隊 |
部隊編制単位 | 群 |
兵種/任務 | 潜水艦 |
所在地 | 神奈川県 横須賀市 |
上級単位 | 潜水艦隊 |
第2潜水隊群(だいにせんすいたいぐん、英称:Submarine Flotilla 2 )とは、潜水艦隊隷下の潜水艦部隊の一つであり、神奈川県横須賀市横須賀基地に配備されている。群司令は1等海佐(一)[1]であり、首席幕僚(2等海佐)が補佐する。
沿革
[編集]- 1973年(昭和48年)10月16日:自衛艦隊隷下に「第2潜水隊群」(司令部、潜水艦救難艦「ふしみ」、第3潜水隊、第4潜水隊、横須賀潜水艦基地隊)が新編[2]。
- 1981年(昭和56年)2月10日:上位組織として「潜水艦隊」が新編。
- 1985年(昭和60年)3月27日:第2潜水隊が第1潜水隊群から編入。潜水艦救難母艦「ちよだ」が就役し、第2潜水隊群に編入。「ふしみ」が第1潜水隊群に編成替え。
- 1997年(平成9年)3月12日:第3潜水隊が隊番号交換により第6潜水隊に改称。
- 2006年(平成18年)4月14日:第6潜水隊が廃止。
- 2018年(平成30年)
- 2021年(令和3年)3月24日:潜水艦「とうりゅう」が就役し、第6潜水隊に編入、所属艦が9隻体制となる。
- 2022年(令和4年)3月9日:潜水艦「たいげい」が就役し、第4潜水隊に編入。「ずいりゅう」が第6潜水隊に、「とうりゅう」が第4潜水隊にそれぞれ編成替え[3]。所属艦が10隻体制となる。
- 2024年(令和6年)3月8日:潜水艦「じんげい」が就役し、第4潜水隊に編入[4]。「たいげい」が第11潜水隊に編成替え[5]。
司令部編成
[編集]司令部は、横須賀基地に設置されている。
- 潜水隊群司令
- 首席幕僚
- 幕僚
- 先任伍長
また、自衛艦隊#司令部の編成を参照。
部隊編成
[編集]※ 令和6年3月8日時点
- 直轄艦
- ASR-404「ちよだ」
- 横須賀潜水艦基地隊
主要幹部
[編集]官職名 | 階級 | 氏名 | 補職発令日 | 前職 |
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第2潜水隊群司令 | 1等海佐(一) | 中野聡 | 2024年 | 6月20日中央システム通信隊司令 |
首席幕僚 | 1等海佐(三) | 森安竜 | 2023年12月22日 | 阪神基地隊副長 →2023.10.3 第2潜水隊群司令部勤務 |
第2潜水隊司令 | 1等海佐(三) | 渡邉正裕 | 2024年 | 3月22日海上幕僚監部装備計画部装備需品課 後方運用班長 |
第4潜水隊司令 | 1等海佐(ニ) | 梅原淳 | 2024年 | 3月25日沖縄海洋観測所長 |
第6潜水隊司令 | 1等海佐(三) | 中島隆雄 | 2024年 | 8月19日艦隊情報群司令部情報戦開発室長 |
横須賀潜水艦基地隊司令 | 1等海佐(三) | 野中賢太 | 2024年 | 7月29日第3潜水隊司令 |
代 | 氏名 | 在職期間 | 出身校・期 | 前職 | 後職 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 伊藤久三 | 1973年10月16日 1974年6月30日 |
海機49期 | 自衛艦隊司令部付 | 海上幕僚監部付 →1974年10月1日 退職 |
海将補 |
2 | 時 忠俊 | 1974年7月1日 1976年5月16日 |
海機50期 | 佐世保地方総監部幕僚長 | 海上幕僚副長 | 就任時海将補 1975年7月1日 海将昇任 |
3 | 藤井伸之 | 1976年5月17日 1977年12月4日 |
海兵72期 | 自衛艦隊司令部付 | 海上幕僚監部付 →1978年2月1日 退職 |
海将補 |
4 | 内野政春 | 1977年12月5日 1980年2月14日 |
海兵73期 | 第1潜水隊群司令 | 呉地方総監部付 →1980年3月2日 停年退官 | |
5 | 安陪祐三 | 1980年2月15日 1981年2月9日 |
海兵75期 | 海上幕僚監部調査部長 | 潜水艦隊司令官 | 海将 |
6 | 高須是夫 | 1981年2月10日 1982年10月25日 |
海保大1期・ 4期幹候 |
海上自衛隊幹部学校教官 | 海上自衛隊幹部学校教育部長 | |
7 | 海野明弘 | 1982年10月26日 1982年12月26日 |
海保大3期・ 8期幹候 |
潜水艦隊司令部幕僚 | 潜水艦隊司令部付 →1983年6月10日 海上自衛隊第1術科学校教務部長 |
|
8 | 長谷川菅男 | 1982年12月27日 1984年7月31日 |
防大2期 | 潜水艦隊司令部幕僚 | 海上自衛隊第1術科学校付 →1984年11月9日 同教務部長 |
|
9 | 新井利康 | 1984年8月1日 1985年12月19日 |
海保大4期・ 9期幹候 |
海上幕僚監部調査部調査第1課長 | 海上幕僚監部調査部長 | 1985年3月16日 海将補昇任 |
10 | 岩野玉樹 | 1985年12月20日 1987年7月6日 |
防大3期 | 自衛艦隊司令部幕僚 | 海上自衛隊幹部学校主任教官 | |
11 | 高原 聡 | 1987年7月7日 1989年8月30日 |
海保大6期・ 11期幹候 |
海上幕僚監部防衛部教育第1課長 | 潜水艦隊司令部付 →1990年3月26日 海上自衛隊幹部学校主任研究開発官 |
|
12 | 阿部永一 | 1989年8月31日 1990年12月14日 |
防大3期 | 潜水医学実験隊副長 兼 教育訓練部長 |
退職 | |
13 | 野尻武勲 | 1990年12月15日 1992年12月14日 |
防大6期 | 横須賀地方総監部管理部長 | 退職(海将補昇任) | |
14 | 高木基博 | 1992年12月15日 1994年3月31日 |
防大7期 | 潜水艦教育訓練隊司令 | ||
15 | 津村明邦 | 1994年4月1日 1996年12月1日 |
防大9期 | 統合幕僚会議事務局第2幕僚室 情報計画調整官兼総括班長 |
中央通信隊群司令 | |
16 | 松田邦弘 | 1996年12月2日 1999年3月31日 |
海保大12期・ 17期幹候 |
自衛隊神奈川地方連絡部長 | 退職(海将補昇任) | |
17 | 牧田正紀 | 1999年4月1日 2001年8月9日 |
防大13期 | 統合幕僚学校主任教官 | 横須賀教育隊司令 | |
18 | 石川政俊 | 2001年8月10日 2003年12月18日 |
防大17期 | 自衛隊神奈川地方連絡部長 →2001年4月2日 潜水艦隊司令部付 |
退職(海将補昇任) | |
19 | 新田寛昭 | 2003年12月19日 2005年3月31日 |
防大16期 | 呉教育隊司令 | ||
20 | 木下憲司 | 2005年4月1日 2006年4月2日 |
防大17期 | 横須賀地方総監部管理部長 | ||
21 | 持永昇三 | 2006年4月3日 2007年12月2日 |
防大18期 | 海上幕僚監部装備部装備課長 →2006年3月27日 潜水艦隊司令部付 |
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22 | 乳井三治 | 2007年12月3日 2009年8月2日 |
防大20期 | 呉地方総監部防衛部長 | ||
23 | 髙島辰彦 | 2009年8月3日 2010年12月19日 |
京都大・ 35期幹候 |
統合幕僚監部防衛計画部 防衛課長 |
海上自衛隊幹部学校副校長 | |
24 | 持井弘一 | 2010年12月20日 2012年12月3日 |
防大24期 | 海上幕僚監部統括副監察官 | 海上自衛隊東京業務隊付 →2013年3月5日 退職 |
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25 | 佐藤賢上 | 2012年12月4日 2014年8月4日 |
防大29期 | 潜水艦隊司令部 | 大湊地方総監部幕僚長 | |
26 | 田川和幸 | 2014年8月5日 2016年6月30日 |
防大27期 | 佐世保地方総監部防衛部長 | 退職(海将補昇任) | |
27 | 石橋督悦 | 2016年7月1日 2017年7月31日 |
防大28期 | |||
28 | 大河内哲朗 | 2017年8月1日 2019年3月31日 |
防大30期 | 潜水艦隊司令部訓練主任幕僚 | 退職(海将補昇任)[6] | |
29 | 村上健悟 | 2019年4月1日 2020年7月31日 |
防大33期 | 海上幕僚監部総括副監察官 | 情報本部総務部長 | |
30 | 髙田 充 | 2020年8月1日 2022年7月31日 |
潜水艦隊司令部訓練主任幕僚 | 横須賀地方総監部防衛部長 | ||
31 | 吉田 誠 | 2022年8月1日 2024年6月19日 |
防大34期 | 自衛隊情報保全隊情報保全官 | 退職(海将補昇任)[7] | |
32 | 中野 聡 | 2024年6月20日 | 防大35期 | 中央システム通信隊司令 |
脚注
[編集]- ^ 自衛官俸給表の1等陸佐、1等海佐及び1等空佐の(一)欄又は(二)欄に定める額の俸給の支給を受ける職員の占める官職を定める訓令
- ^ 自衛艦隊HP 歴史
- ^ 「たいげい」横須賀に配備。海自「潜水艦22隻体制」が完成。朝雲新聞(2022年4月28日付)
- ^ “海上自衛隊の最新鋭たいげい型潜水艦3番艦「じんげい」就役――1番艦「たいげい」は試験潜水艦に種別変更(高橋浩祐) - エキスパート”. Yahoo!ニュース (2024年3月8日). 2024年3月8日閲覧。
- ^ 防衛省 海上自衛隊 [@JMSDF_PAO] (2024年3月8日). "本日第11潜水隊が新編されました。". X(旧Twitter)より2024年3月8日閲覧。
- ^ 自衛隊法第65条の13の規定に基づく令和元年度若年定年等隊員の就職の援助の実施結果の公表について
- ^ 海上自衛隊 潜水艦隊(公式) [@JMSDF_SBF] (2024年7月9日). "先日、第2潜水隊群司令の離着任式が執り行われ、群司令が吉田誠海将補から中野聡1等海佐に交代しました。". X(旧Twitter)より2024年7月9日閲覧。