ささやななえこ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索

ささや ななえこ1950年1月31日- 、旧名:ささや ななえ)は、日本漫画家北海道芦別市出身。

来歴[編集]

4人きょうだいの末っ子として生まれる。1970年、浪人中に投稿した作品「かもめ」で『りぼんコミック』1月号にてデビュー。24年組のひとりで、山岸凉子萩尾望都竹宮惠子坂田靖子らとも親交が深い。「ダートムーアの少年」「あほんだら」「真貴子」など、少年少女の心象風景を印象的に描いた作品で知られるが、80年代以降は「化粧曼荼羅」「ミノタウルス」「生霊(いきすだま)」などのホラー・サスペンスも数多く手がけている。

1990年、自らの夫婦生活をユーモラスに描いたエッセイ漫画「おかめはちもく」で第19回日本漫画家協会賞優秀賞受賞。

フリージャーナリスト椎名篤子の著書『親になるほど難しいことはない』を読み、児童虐待の実態を漫画で広く伝えたいとの思いから、1994年より『YOU』にて児童虐待の現場を描いたノンフィクション「凍りついた瞳(め)―子ども虐待ドキュメンタリー」を連載[1]。同作は大きな反響を呼び、1999年には社民党保坂展人衆議院議員青少年問題特別委員会に同作を配布するなどし[2]児童虐待防止法制定への後押しとなった。2004年、同作でエイボン教育賞を受賞。また、1996年に「ささやななえ」から「ささやななえこ」に改名した。

現在は京都精華大学マンガ学部ストーリーマンガコースの非常勤講師も務めている[3]

作品リスト[編集]

漫画[編集]

  • ダートムーアの少年(りぼん集英社
  • あほんだら(りぼん、集英社)
  • 勝手にしやがれ!(別冊少女コミック小学館
  • 負けてたまるか!(別冊少女コミック、小学館)
  • やるかてめえら!(りぼん、集英社)
  • みんなくたばれ!(りぼん、集英社)
  • 帰郷-ある兵士の休日-(週刊セブンティーン、集英社)
  • 雪の羽(週刊セブンティーン、集英社)
  • ぎんぼうげ(りぼん、集英社)
  • 若葉の頃(りぼん、集英社)
  • 真貴子(月刊プリンセス別冊ビバプリンセス秋田書店
  • 君よ私に口づけを(月刊プリンセス、秋田書店)
  • おかめはちもく(ビッグコミックフォアレディ、小学館)
  • 化粧曼荼羅(プチフラワー、小学館)
  • ミノタウルス(プチフラワー、小学館)
  • 空ほ石の…(プチフラワー、小学館)
  • 通りゃんせ(プチフラワー、小学館)
  • オシラ伝(プチフラワー、小学館)
  • たたらの辻に…(プチフラワー、小学館)
  • 水面の郷・水底の守(プチフラワー、小学館)
  • 空ほ石の…(プチフラワー、小学館)
  • こわいデス・マッチ(月刊Asuka角川書店
  • はるかなる向こうの岸(月刊Asuka、角川書店)
  • 鉄輪(月刊Asuka、角川書店)
  • 生霊(いきすだま)(月刊Asuka、角川書店)
  • 凍りついた瞳(め)―子ども虐待ドキュメンタリー(YOU、集英社)
  • 凍りついた瞳(め)―子ども虐待ドキュメンタリー (続)(YOU、集英社)
  • 新凍りついた瞳(め)―子ども虐待ドキュメンタリー(YOU、集英社)

エッセイ[編集]

脚注[編集]