Ē

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Ēē Ēē
ラテン文字
Aa Bb Cc Dd    
Ee Ff Gg Hh    
Ii Jj Kk Ll Mm Nn
Oo Pp Qq Rr Ss Tt
Uu Vv Ww Xx Yy Zz
  • 太字で表した字は母音である。

Ē, ē は、Eにマクロンを付した文字である。日本語ローマ字中国語ピン音ラトビア語ポリネシア諸語マオリ語で使われる。主に[e][ε]の長音を示す。

日本語での使用[編集]

日本語のローマ字では「」の音の長音および、「え」の音の連続を示す。「エ段 + イ」でカナ表記されるものは、カナ表記どおり「ei」で表す。

長音で表す場合[è̞ː]の発音であり、「えい」の音の連続の場合は[è̞i]、「え」の音の連続の場合は[è̞è̞]である。

例: BĒKON(ベーコン)、KĒTAI(ケータイ)

子音との組み合わせ

  • Ē、KĒ、SĒ、TĒ、NĒ、HĒ、MĒ、YĒ、RĒ、WĒ、GĒ、ZĒ、DĒ、BĒ、PĒ、VĒ、SHĒ、CHĒ、JĒ、FĒ

日本語以外での使用[編集]

中国語では第一声(陰平)を示す。

ラトビア語では[εː]または[æː]の発音を表す。

マオリ語では[eː]の発音を表す。

符号位置[編集]

大文字 Unicode JIS X 0213 文字参照 小文字 Unicode JIS X 0213 文字参照 備考
Ē U+0112 1-9-88 Ē
Ē
ē U+0113 1-9-93 ē
ē

関連項目[編集]