高野山1dayチケット
高野山1dayチケット(こうやさんワンデイチケット)は、大阪市交通局・近畿日本鉄道(近鉄)・京阪電気鉄道(京阪)・南海電気鉄道(南海)・能勢電鉄(能勢電)・阪急電鉄(阪急)・阪神電気鉄道(阪神)・山陽電気鉄道(山陽電鉄)・北大阪急行電鉄(北大阪急行)および大阪高速鉄道(大阪モノレール)が共同で発売している期間限定タイプの乗り放題の乗車券(電子カード)と優待クーポンがセットになった切符である。
概要
高野山の世界遺産登録(2004年)を前にした観光客誘致のため、2002年に登場した。登場当初から春と秋に発売されている。2008年春より山陽電鉄、2009年春より北大阪急行と大阪モノレールからも発売されるようになった。
乗り放題の区間
このほか、発売する社局により、上記の路線に加えて以下の路線も乗り放題となる。
- 大阪市交通局版 - 地下鉄・ニュートラム・バス(定期観光バスを除く)
- 近鉄版 - 自動改札機がスルッとKANSAIに対応している大阪府・奈良県内の各駅(道明寺線・田原本線・吉野線・ケーブル線・ロープウェイを除く)
- 京阪版 - 鋼索線・京津線・石山坂本線以外の全駅、大阪市営地下鉄・ニュートラム
- 阪急版 - 阪急全線(神戸高速鉄道を除く)、大阪市営地下鉄・ニュートラム
- 能勢電版 - 能勢電全線、阪急全線(神戸高速鉄道を除く)、大阪市営地下鉄・ニュートラム
- 北大阪急行版 - 北大阪急行全線、大阪市営地下鉄・ニュートラム
- 大阪モノレール版 - 大阪モノレール全線、北大阪急行全線、大阪市営地下鉄・ニュートラム
以下の発売会社は阪神なんば線の開通により、2009年春版から乗り放題の区間が変更になり、発売料金も変更された。
- 阪神版 - 神戸高速鉄道以外の阪神全線
- 山陽電鉄版(1)(明石以東版) - 山陽電鉄(明石-西代間)、神戸高速鉄道(西代-阪神元町間)、阪神全線
- 山陽電鉄版(2)(山陽全線版) - 山陽電鉄全線、神戸高速鉄道(西代-阪神元町間)、阪神全線
南海と南海りんかんバスでは発売されていないが、高野山フリーサービック(現:高野山・世界遺産きっぷ)では類似の設定がなされている。また、南海りんかんバスについては高野山内乗り放題の切符がある。なお、近鉄特急と南海の特急「こうや」に乗車する場合には別途特別急行券が必要となる。
発売料金
いずれも、大人用のみ発売されている。
- 大阪市交通局版- 2,930円
- 近鉄版 - 3,070円
- 京阪版 - 3,000円
- 阪急版 - 3,090円
- 能勢電版 - 3,390円
- 山陽電鉄版(1)(明石以東版) - 3,390円
- 山陽電鉄版(2)(山陽全線版) - 3,700円
- 北大阪急行、阪神版 - 2,980円
- 大阪モノレール版 - 3,240円
有効期間
この期間内の任意の一日に有効。データは2007年以降のもの。
優待クーポンの概要
※高野山フリーサービックなどとは、クーポン券利用可能箇所が一部異なっている。