青いスタスィオン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。たつは (会話 | 投稿記録) による 2015年10月31日 (土) 00:23個人設定で未設定ならUTC)時点の版であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

青いスタスィオン
河合その子シングル
初出アルバム『シエスタ
A面 青いスタスィオン
B面 さよならは言わないで
リリース
規格 シングルレコード
ジャンル J-POP
レーベル CBS/SONY
作詞・作曲 作詞: 秋元康(M-1・2)
作曲: 後藤次利(M-1・2)
チャート最高順位
河合その子 シングル 年表
落葉のクレッシェンド
1985年
青いスタスィオン
1986年
再会のラビリンス
1986年
テンプレートを表示

青いスタスィオン」(あおいスタスィオン)は、河合その子の3枚目のシングル。1986年3月21日発売。発売元はCBS/SONY。自ら出演した森永製菓HI-SOFT」のCM挿入歌(EP: 07SH1748)。

内容

この曲のPVにおいて舞台となった駅は西日本旅客鉄道(JR西日本)可部線今井田駅(2003年に廃止)である(但し、この曲のヒット当時は日本国有鉄道所属の駅であった)。

テレビ朝日特撮ドラマ『仮面ライダーキバ』第10話の劇中で使用された(物語の一部がこの曲の流行った1986年と言う設定であったため)。

解説

  • 秋元康が最初に付けたタイトルは「思い出着替えて」だったが、「フランスっぽいタイトルを付けたい」というディレクターの案で「風のチェルシー」に変更された。しかし、この曲が森永製菓のキャラメル・ハイソフトコマーシャルに使われることが決定し、「チェルシー」という単語が使えず(「チェルシー」は明治製菓の商品名のため。「チェルシー」の語自体はイギリスであり、フランスとは関係が無い)、「青いスタスィオン」に決定した。」
  • この曲では、「スタスィオン」は「駅(station)」をフランス風に発音した言葉、あるいはフランス語で「駅」を表す言葉であるとされているが、フランス語の "station" は「立つ、止まる」等が主たる意味で、日本の鉄道用語では場内信号が設置されていない「停留所」という意味になる。フランス語で一般的な鉄道の「駅」を表す単語は "gare"(ガーラ)になる。
  • おニャン子クラブ会員が在籍中にリリースされたシングルとしては最も売上が多いシングルである(2位は新田恵利冬のオペラグラス)。河合のおニャン子クラブ卒業当日の1986年3月31日付オリコンチャートで初登場1位。この時の1週間の推定売上枚数137,280枚は当時としては歴代2位の高売上であった。続く4月7日でも111,310枚も初登場2週目の売り上げとしては歴代2位の高売上であった(当時の歴代1位は薬師丸ひろ子探偵物語)。そのため、当時絶大な人気を誇った少年隊デカメロン伝説のデビュー2作連続1位を阻止する形となった。

収録曲

  1. 青いスタスィオン
  2. さよならは言わないで
    • 作詞:秋元康、作曲・編曲:後藤次利
    • 河合その子 with おニャン子クラブ

関連項目

収録作品

青いスタスィオン

さよならは言わないで