間藤駅
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間藤駅 | |
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間藤駅 | |
まとう Mato | |
◄足尾 (1.3 km) (1.9 km) 足尾本山(廃止)► | |
所在地 | 栃木県日光市足尾町下間藤2 |
所属事業者 | わたらせ渓谷鐵道 |
所属路線 | ■わたらせ渓谷線 |
キロ程 | 44.1 km(桐生起点) |
電報略号 | マウ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
開業年月日 | 1912年(大正元年)12月31日 |
間藤駅(まとうえき)は、栃木県日光市足尾町下間藤にあるわたらせ渓谷鐵道わたらせ渓谷線の駅である。同線の終点。
駅構造
単式ホーム1面1線を有する地上駅。駅舎(待合室)はあるが改札口はなく、乗客は駅前広場から直接ホームに入ることができる。
かつては切欠式1面2線であったが、現在は完全に単線となっている。切欠き部分の線路は国鉄時代に旅客列車に使用されていた。貨物列車廃止後はそれまでの貨物線であった足尾本山駅方面への廃線跡に繋がる線路を使用して折り返す運用に変更され、切欠き部分は埋め立てられて花壇になった。
開業当初はスイッチバック施設があり、当駅で貨物扱いをする列車は当駅でスイッチバックを行っていた(旅客列車は当初から当駅折り返しだった)。1970年に当駅の貨物営業が廃止され、スイッチバック施設は撤去された。
その他の特徴
- 駅員無配置駅である。全盛期には18人もの駅員がいたが、完全に無人化されている。
- 待合室の隣には陶芸教室があり、一般参加も可能である。またレンタサイクルの受付も行っている(木曜定休)。
- 紀行文作家の宮脇俊三が国鉄完乗を達成した駅である。駅舎内の待合室には、宮脇俊三に関する展示(著書『時刻表2万キロ』の中で当駅が書かれている最後の部分の紹介など)がある。
- 国指定の特別天然記念物に指定されているニホンカモシカが見られる駅として知られている。駅の壁にモチーフした壁画があり、構内に展望台(望遠鏡付き)がある。ただし実際に見られる可能性は低いともいわれる。
- 国鉄・JR時代は1つ手前の足尾駅折り返しの列車が多かったが、現在は殆どの列車が間藤駅まで運行されている。
駅周辺
- 足尾赤倉郵便局
- 銅親水公園・足尾環境学習センター(徒歩45分)
- 足尾本山(内部の見学は不可)
- 古河橋(現存する日本最古の鉄製道路橋)
- 間藤水力発電所跡(日本最初の水力発電所)
- 足尾砂防ダム(砂防ダムとしては東洋一の規模)
- 松木渓谷
- 備前楯山
- 国道122号
路線バス
- 日光市営バス
基本ダイヤは
- 双愛病院 - 足尾銅山観光 - 通洞駅前 - 足尾駅前 - 間藤駅前 - 赤倉 - 神子内橋 - 遠上
の便で、JR日光駅まで直通する便が6本/日ずつある(2009/10/1現在)。
- 赤倉、清滝経由JR日光駅
- 赤倉経由清滝
- 赤倉経由遠上
- 赤倉経由銅親水公園
- 足尾銅山観光経由双愛病院
歴史
- 1912年(大正元年)12月31日 - 足尾鉄道の駅として開業。
- 1918年(大正7年)6月1日 - 国有化され、国鉄足尾線の駅となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道に承継。
- 1989年(平成元年)3月29日 - JR足尾線の第三セクター鉄道化により、わたらせ渓谷鐵道の駅となる。当駅 - 足尾本山間貨物線廃止。
隣の駅
- わたらせ渓谷鐵道
- わたらせ渓谷線
- 足尾駅 - 間藤駅
- 東日本旅客鉄道
- 足尾線(廃止)
- 間藤駅 - 足尾本山駅(貨物駅)