長崎省吾
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長崎 省吾（ながさき しょうご、1850年（嘉永3年） - 1937年（昭和12年）2月6日[1]）は、日本の官僚。宮中顧問官。
経歴
- 1850年（嘉永3年）[2] - 薩摩藩士・長崎作右衛門の六男として生まれる。
- 造士館、昌平黌で学び、外務省に入省。その後、アメリカ合衆国に留学してミシガン大学を卒業し、イギリスにも渡航する。
- 1880年（明治13年） - 帰国し、宮内省に入省、宮内書記官となる。後に式部官、宮内大臣秘書を歴任。
- 1887年（明治20年）12月13日 - ドイツ帝国皇族フレデリック・レオポール親王来航に付き接待掛[3]
- 1888年（明治21年）3月8日 - 兼任 式部主事、奏任官二等、中級俸下賜[4]
- 1889年（明治22年）2月13日 - 故 文部大臣森有礼贈位賜金幣勅使[5]
- 1891年（明治24年）5月13日 - 京都行幸供奉[9]
- 1893年（明治26年）3月28日 - 免兼勤 式部職事務[11]
- 1895年（明治28年）
- 1897年（明治30年）9月 - 調度局長
- 1898年（明治31年）2月23日 - 内匠頭股野琢不在中代理[19]
- 1899年（明治32年）6月22日 - ドイツ帝国ハインリッヒ親王来航に付き接伴員[20]
- 1900年（明治33年）4月24日 - 兵庫県下行幸供奉、兵庫県下行幸会計主務官[21]
- 1901年（明治34年）11月3日 - 宮城県下行幸供奉、宮城県下行幸会計主務官[22]
- 1904年（明治37年）2月16日 - 兼任 宮中顧問官、叙一等[23]
- 1905年（明治38年）7月22日 - アメリカ合衆国来賓接伴員[24]
- 1906年（明治39年）11月19日 - 伏見宮貞愛親王 イギリスへ差遣に付随行[25]
- 1907年（明治40年）11月12日 - 茨城県下行幸供奉[26]
- 1908年（明治41年）6月23日 - 依願免 宮内大臣秘書官、賜一級俸[27]
- 1910年（明治43年）9月28日 - 清国皇族載洵来航に付き接伴員[28]
- 1911年（明治44年）11月4日 - 福岡県下行幸供奉[30]
- 1937年（昭和12年）2月6日 - 薨去。
栄典
- 1886年（明治19年）7月8日 - 正六位[31]
- 1887年（明治20年）11月25日 - 勲五等双光旭日章[32]
- 1889年（明治22年）11月29日 - 大日本帝国憲法発布記念章[33]
- 1891年（明治24年）12月7日 - 従五位[34]
- 1895年（明治28年）
- 1900年（明治33年）4月20日 - 従四位[37]
- 1904年（明治37年）12月27日 - 勲二等瑞宝章[38]
- 1906年（明治39年）4月1日 - 旭日重光章[39]・明治三十七八年従軍記章[40]
- 1908年（明治41年）4月30日 - 勲一等瑞宝章[41]
- 1910年（明治43年）5月10日 - 従三位[42]
- 1915年（大正4年）
- 1916年（大正5年）1月19日 - 旭日大綬章[45]
- 正三位
- 外国勲章佩用允許
- 1887年（明治20年）10月5日 - ドイツ帝国王冠第二等勲章[46]
- 1888年（明治21年）1月20日 - シャム王国タイ王冠勲章コマンダー[47]
- 1891年（明治24年）6月1日 - オスマン帝国美治慈恵第三等勲章[48]
- 1894年（明治27年）
- 10月30日
- ベルギー王国レオポール勲章コマンドール[49]
- オランダ王国オラニエ＝ナッサウ勲章（en）コマンドゥール[49]
- デンマーク王国コマンドールドスゴンドクラスドロルドルドダンネブロ勲章[49]
- スウェーデン王国コマンドールドスゴンドクラスド聖オーラヴ勲章[49]
- ドイツ帝国コローネンオルデンミッツステルンオルデンツヴハイテルクラッセ勲章[49]
- ザクセン王国コンマンドールドスゴンドクラスドロルドルドアルブレクト勲章[49]
- ザクセン大公国コムツールミッツステルンウバイセンファルケン勲章[49]
- オスマン帝国メディジディー勲章第一等[49]
- オーストリア帝国ダスコムツールクロイツミッツステルンアルフレヘヒスティーレスフランツ・ヨーゼフ勲章[49]
- スペイン王国コマンドールエキストラオルヂネールドロルドルドシャルトロワー勲章[49]
- 12月24日 - セルビア王国コマンドルフヲルストクラスタクウォ勲章[50]
- 10月30日
- 1895年（明治28年）10月31日 - イタリア王国王冠第三等勲章[51]
- 1899年（明治32年）4月21日 - 大清帝国第二等第一双竜宝星[52]
- 1901年（明治34年）5月17日 - フランス共和国レジオンドヌール勲章コマンドゥール[53]。
- 1902年（明治35年）
- 1905年（明治38年）6月27日 - 大韓帝国勲一等太極章[56]
脚注
- ^ 『官報』第3029号「彙報 官吏薨去」1937年2月9日。
- ^ 1852年12月22日（嘉永5年11月12日）とも（長崎省吾関係文書 国立国会図書館リサーチ・ナビ）。
- ^ 『官報』第1115号「叙任及辞令」1887年3月23日。
- ^ 『官報』第1405号「叙任及辞令」1888年3月9日。
- ^ 『官報』第1686号「叙任及辞令」1889年2月15日。
- ^ 『官報』第1712号「叙任及辞令」1889年3月18日。
- ^ 『官報』第1821号「叙任及辞令」1889年7月25日。
- ^ 『官報』第1885号「叙任及辞令」1889年10月9日。
- ^ 『官報』第2363号「叙任及辞令」1891年5月19日。
- ^ 『官報』第2497号「叙任及辞令」1891年10月24日。
- ^ 『官報』第2921号「叙任及辞令」1893年3月29日。
- ^ 『官報』第2934号「叙任及辞令」1893年4月14日。
- ^ 『官報』第2995号「叙任及辞令」1893年6月24日。
- ^ 『官報』第3516号「叙任及辞令」1895年3月23日。
- ^ 『官報』第3598号「叙任及辞令」1895年6月28日。
- ^ 『官報』第3606号「叙任及辞令」1895年7月8日。
- ^ 『官報』第3697号「叙任及辞令」1895年10月24日。
- ^ 『官報』第4349号・号外「辞令」1897年12月28日。
- ^ 『官報』第4391号「叙任及辞令」1898年2月24日。
- ^ 『官報』第4792号「叙任及辞令」1899年6月23日。
- ^ 『官報』第5041号「叙任及辞令」1900年4月25日。
- ^ 『官報』第5503号「叙任及辞令」1901年11月5日。
- ^ 『官報』第6185号「叙任及辞令」1904年2月17日。
- ^ 『官報』第6619号「叙任及辞令」1905年7月24日。
- ^ 『官報』第7019号「叙任及辞令」1906年11月20日。
- ^ 『官報』第7314号「辞令」1907年11月13日。
- ^ 『官報』第7497号「叙任及辞令」1908年6月24日。
- ^ 『官報』第8183号「叙任及辞令」1910年9月29日。
- ^ 『官報』第8243号「叙任及辞令」1910年12月12日。
- ^ 『官報』第8514号「叙任及辞令」1911年11月6日。
- ^ 『官報』第907号「叙任及辞令」1886年7月10日。
- ^ 『官報』第1324号「叙任及辞令」1887年11月26日。
- ^ 『官報』第1935号「叙任及辞令」1889年12月9日。
- ^ 『官報』第2533号「叙任及辞令」1891年12月8日。
- ^ 『官報』第3540号「叙任及辞令」1895年4月22日。
- ^ 『官報』第3732号「叙任及辞令」1895年12月5日。
- ^ 『官報』第5038号「叙任及辞令」1900年4月21日。
- ^ 『官報』第6450号、1904年12月28日。
- ^ 『官報』号外「叙任及辞令」1907年3月31日。
- ^ 『官報』第8108号・付録「辞令」1910年7月2日。
- ^ 『官報』第7451号「叙任及辞令」1908年5月1日。
- ^ 『官報』第8063号「叙任及辞令」1910年5月11日。
- ^ 『官報』第1255号・付録「叙任及辞令」1916年10月5日。
- ^ 『官報』第1310号・付録「辞令」1916年12月13日。
- ^ 『官報』第1038号「叙任及辞令」1916年1月20日。
- ^ 『官報』第1284号「叙任及辞令」1887年10月7日。
- ^ 『官報』第1367号「叙任及辞令」1888年1月23日。
- ^ 『官報』第2378号「叙任及辞令」1891年6月5日。
- ^ a b c d e f g h i j 『官報』第3407号「叙任及辞令」1894年11月5日。
- ^ 『官報』第3454号「叙任及辞令」1895年1月7日。
- ^ 『官報』第3706号「叙任及辞令」1895年11月4日。
- ^ 『官報』第4743号「叙任及辞令」1899年4月27日。
- ^ 『官報』第5365号「叙任及辞令」1901年5月24日。
- ^ a b c d e 『官報』第5811号「叙任及辞令」1902年11月15日。
- ^ 『官報』第5888号「叙任及辞令」1903年2月21日。
- ^ 『官報』第6599号「叙任及辞令」1905年6月30日。