迫田英典

迫田英典
さこたひでのり; 迫田英典
生誕	1959年10月11日（64歳）; 日本山口県豊北町（現下関市豊北町）
活動期間	1982年 -
著名な実績	第47代国税庁長官
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迫田英典（さこたひでのり、1959年 10月11日^[1] - ）は、日本の財務官僚。

山口県豊北町（現下関市豊北町）出身^[2]。山口県立山口高等学校卒業^[2]。1982年、東京大学法学部第2類（公法コース）卒業^[3]、大蔵省入省^[2]^[4]。関税局企画課^[5]。入省同期に、片山さつき（自民党参議院議員）、福田淳一（財務次官、主計局長）、佐川宣寿（国税庁長官）、梶川幹夫（関税局長）、田中修（税務大学校長） ^[6]^[7]、遠藤俊英（金融庁長官）ら。竹下内閣の内閣総理大臣秘書官補。

略歴

1986年、大蔵省大臣官房調査企画課調査主任^[8]。
1987年、大蔵省大臣官房調査企画課調査係長^[9]。
1987年7月、大川税務署長。
1988年、大蔵省大臣官房付兼内閣官房^[10]。
1989年、理財局国債課長補佐（外債、流通）^[11]^[12]。
1990年、理財局総務課長補佐（総合資金、資金調整、調査）^[11]。
1991年、主計局総務課長補佐（企画）^[13]。
1992年、和歌山県総務部財政課長^[14]。
1994年、主計局主計官補佐（農林水産第4係主査）^[11]。
1995年、主計局主計官補佐（農林水産第1係主査）^[11]。
1997年、大臣官房文書課長補佐兼文書課法令審査室長^[11]。
1999年7月、東京国税局徴収部長。
2000年、金融庁総務企画部信用課信用機構室長。
2002年、徳島県庁企画総務部長^[15]^[16]。
2004年、主計官（農林水産係担当）。
2006年、主計官（厚生労働係担当）。
2008年7月、主計局総務課長。
2009年7月、財務省大臣官房総合政策課長。
2010年7月、主計局次長（末席）。
2011年8月、内閣官房内閣官房副長官補室内閣審議官兼内閣官房社会保障改革担当室審議官兼内閣官房東日本大震災復興対策室審議官。
2013年6月、関東信越国税局長。
2014年 7月4日、財務省大臣官房総括審議官。
2015年 7月7日、理財局長^[4]。
2016年 6月17日、第47代国税庁長官^[16]^[17]。2017年 7月5日、退官^[18]。
2018年1月、TMI総合法律事務所顧問及び三井不動産顧問に就任した^[19]^[20]。
2020年、SOMPOホールディングス株式会社顧問兼SOMPO未来研究所株式会社理事長。
2022年、株式会社Wealth Brothers顧問、SOMPOインスティチュート・プラス株式会社エグゼクティブ・アドバイザー。

著作

図説日本の財政平成22年度版（2010年、東洋経済新報社）、編著^[21]

脚注

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^ 『読売年鑑 2016年版』（読売新聞東京本社、2016年）p.191-192
^ ^a ^b ^c “毎日フォーラム・霞が関ふるさと記山口県（下）”. 毎日新聞. (2016年2月10日) 2017年2月24日閲覧。
^ 『東大人名録，第1部』1986年発行、50ページ
^ ^a ^b “財務省、理財局長に迫田氏を起用官房長に岡本氏”. 日本経済新聞. (2015年6月23日) 2017年2月24日閲覧。
^ 国税庁新長官迫田英典氏にインタビュー税務研究会 2016年7月18日
^ 「大蔵『57年入省組』呪われた16年ー逮捕あり、自殺あり、退職あり…」週刊文春 (1998年5月28日号)
^ 哀れ、「苦労人」佐川氏の末路～父親を亡くした後は、兄が学費を捻出データマックス Net-IB News (2018年3月20日)
^ 『職員録第1部』大蔵省印刷局、1986年発行、503頁
^ 『職員録第1部』大蔵省印刷局、1987年発行、495頁
^ 『週刊金融財政事情，第39巻、第25～36号』金融財政事情研究会、1988年、73ページ
^ ^a ^b ^c ^d ^e 『全国官公界名鑑 2002年』同盟通信社、2002年、48頁
^ 『職員録第1部』大蔵省印刷局、1990年発行、502頁
^ 『大蔵省の憂鬱：挫折したエリート行政』日本経済新聞社、1992年4月発行、227頁
^ 『週刊金融財政事情，第43巻、第18～29号』金融財政事情研究会、1992年、89ページ
^ “徳島県企画総務部長に就任した迫田英典さん”. 徳島新聞. (2002年8月8日) 2017年2月24日閲覧。
^ ^a ^b “国税庁新長官「公平な課税に努める」”. 毎日新聞. (2016年6月29日) 2017年2月24日閲覧。
^ “国税庁長官に迫田氏財務省主税局長には星野氏”. 日本経済新聞. (2016年6月14日) 2017年2月24日閲覧。
^ “財務次官に福田氏＝国税庁長官は佐川氏－5日付”. 時事通信. (2017年7月4日). オリジナルの2017年8月21日時点におけるアーカイブ。 2017年7月5日閲覧。
^ “【入所】迫田英典氏顧問就任のお知らせ”. TMI総合法律事務所. 2017年3月2日閲覧。
^ “迫田英典 Hidenori Sakota”. TMI総合法律事務所. 2018年2月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年3月14日閲覧。
^ “国立国会図書館サーチ”. 国立国会図書館. 2017年3月2日閲覧。

官職
先代中原広	財務省理財局長第49代：2015年 - 2016年	次代佐川宣寿
先代浅川雅嗣	財務省大臣官房総括審議官 2014年 - 2015年	次代太田充
先代宮内豊	関東信越国税局長 2013年 - 2014年	次代川上尚貴
先代小林剛	東京国税局徴収部長 1999年 - 2020年	次代太田充

略歴

著作

脚注

関連項目