町田樹
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生誕 |
1990年3月9日(34歳) 神奈川県川崎市 | |||||||||
身長 | 162 cm | |||||||||
選手情報 | ||||||||||
コーチ |
アンソニー・リュウ 秦安曇[1] | |||||||||
所属クラブ | 関西大学スケート部 | |||||||||
ISUパーソナルベストスコア | ||||||||||
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町田 樹(まちだ たつき、ラテン文字: Tatsuki Machida、1990年3月9日[1] - )は、日本の男性フィギュアスケート選手(男子シングル)。
2010年四大陸フィギュアスケート選手権2位、2010年ネーベルホルン杯優勝、2011年トリグラフ杯優勝。
経歴
1990年3月9日、神奈川県川崎市で生まれる。3歳のとき、新松戸のリンクでスケートを始めた。小学4年から広島県広島市に移る。広島には通年リンクがなかったため倉敷翠松高等学校に進み、毎日新幹線で通学した[2][3]。現在は関西大学に在学中。
初めての国際大会は2002-2003シーズンのフィンランド・タンペレで行われたサンタクロース杯。スプリングスクラスで優勝。
2004-2005シーズンよりISUジュニアグランプリに参戦。2006-2007シーズン、JGPリベレツで2位となり、初めて国際大会の表彰台に乗る。同年の全日本ジュニア選手権では優勝を果たした。2007-2008シーズン、JGPジョン・カリー記念で優勝。2008-2009シーズン、JGPマドリード杯で3位となる。全日本ジュニア選手権では2位となり、シニアクラスの全日本選手権では7位となった。
2009-2010シーズンよりシニアに上がる。3度目の出場となる全日本選手権で4位に入り、四大陸選手権への派遣が決定。四大陸選手権では自己ベストを40点以上更新する演技を見せ、準優勝を果たした。
2010-2011シーズン、初戦のネーベルホルン杯ではフリースケーティングで自身初となる4回転トウループを成功させ、シニア国際大会初優勝を果たす。しかし、その後シニアクラスのグランプリシリーズのデビュー戦となった中国杯では5位に入るも、第2戦のロステレコム杯では11位に沈んだ。全日本選手権は前年より順位を落として6位となったが、アジア冬季競技大会の代表に選出された。アジア冬季競技大会ではショートプログラムは2位と健闘したが、フリースケーティングで6位と崩れ、総合4位となった。4月に行われたトリグラフトロフィーではショートプログラム、フリースケーティングを通して全てのジャンプを成功させ、総合優勝を果たした。
2011-2012シーズンよりアンソニー・リュウに師事。しかし連覇を狙ったシーズン初戦のネーベルホルン杯を怪我で棄権する。初出場したNHK杯では7位。クロアチアで行なわれたゴールデンスピンではフリースケーティングで全てのジャンプを成功させ優勝した。全日本選手権では4位となり、四大陸選手権への派遣が決まった。四大陸選手権では、SPはクリーンで完成度の高い演技で自己ベストを大きく更新して4位につけるも、FSで崩れ7位に終わった。
主な戦績
シニア
大会/年 | 2009-10 | 2010-11 | 2011-12 |
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四大陸選手権 | 2 | 7 | |
全日本選手権 | 4 | 6 | 4 |
GPNHK杯 | 7 | ||
GP中国杯 | 5 | ||
GPロシア杯 | 11 | ||
ゴールデンスピン | 1 | ||
ネーベルホルン杯 | 1 | 棄権 | |
トリグラフ杯 | 1 | ||
NRW杯 | 6 | ||
冬季アジア大会 | 4 |
ジュニア
大会/年 | 2003-04 | 2004-05 | 2005-06 | 2006-07 | 2007-08 | 2008-09 |
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全日本選手権 | 13 | 7 | ||||
冬季ユニバーシアード | 5 | |||||
世界Jr.選手権 | 9 | |||||
全日本Jr.選手権 | 12 | 7 | 5 | 1 | 7 | 2 |
JGPマドリード杯 | 3 | |||||
JGPジョン・カリー記念 | 1 | |||||
JGPウィーン杯 | 9 | |||||
JGPリベレツ | 2 | |||||
JGPメキシコ杯 | 4 | |||||
JGPバルト杯 | 7 | |||||
JGPタリン杯 | 10 | |||||
JGPクールシュベル | 7 | |||||
ガルデナスプリング杯 | 5 | 1 |
詳細
2011-2012 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2012年2月7日 - 12日 | 四大陸フィギュアスケート選手権(コロラドスプリングス) | 4 82.37 |
10 125.67 |
7 208.04 |
2011年12月22日 - 26日 | 第80回全日本フィギュアスケート選手権(門真) | 3 74.64 |
6 138.84 |
4 213.48 |
2011年12月8日 - 10日 | ゴールデンスピン(ザグレブ) | 2 73.34 |
1 155.29 |
1 228.63 |
2011年11月10日 - 13日 | ISUグランプリシリーズ NHK杯(札幌) | 5 72.26 |
6 123.19 |
7 195.45 |
2010-11 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2011年4月7日-4月10日 | 2011年トリグラフトロフィー(イェセニツェ) | 1 77.32 |
1 159.33 |
1 236.65 |
2011年1月30日-2月6日 | 第7回アジア冬季競技大会(アスタナ) | 2 71.58 |
6 116.26 |
4 187.84 |
2010年12月24日-27日 | 第79回全日本フィギュアスケート選手権(長野) | 5 73.75 |
6 130.36 |
6 204.11 |
2010年11月19日-21日 | ISUグランプリシリーズ ロステレコム杯(モスクワ) | 12 56.37 |
9 120.64 |
11 177.01 |
2010年11月5日-7日 | ISUグランプリシリーズ 中国杯(北京) | 7 66.78 |
6 134.17 |
5 200.95 |
2010年9月23日-26日 | 2010年ネーベルホルン杯(オーベルストドルフ) | 1 71.41 |
1 149.81 |
1 221.22 |
2009-2010 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2010年1月27日-30日 | 2010年四大陸フィギュアスケート選手権(全州) | 6 69.60 |
2 147.88 |
2 217.48 |
2009年12月25日-26日 | 第78回全日本フィギュアスケート選手権(門真市) | 4 75.35 |
4 139.67 |
4 215.02 |
2009年12月5日-6日 | 2009年NRW杯 シニアクラス(ドルトムント) | 7 66.32 |
3 129.02 |
6 195.34 |
2008-2009 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2009年4月4日-5日 | ガルデナスプリング杯 ジュニアクラス(セルヴァ・ガルデーナ) | 1 67.87 |
1 115.83 |
1 183.70 |
2009年2月21日-22日 | 第24回冬季ユニバーシアード(ハルビン) | 4 64.7 |
7 108.46 |
5 173.16 |
2008年12月25日-27日 | 第77回全日本フィギュアスケート選手権(長野) | 5 70.33 |
8 113.40 |
7 183.73 |
2008年11月23日-11月24日 | 第77回全日本フィギュアスケートジュニア選手権(名古屋) | 1 69.85 |
3 111.06 |
2 180.91 |
2008年9月24日-28日 | ISUジュニアグランプリ マドリード杯(マドリード) | 2 59.48 |
6 99.49 |
3 158.97 |
2007-2008 シーズン | |||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 | |
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2007年11月24日-25日 | 第76回全日本フィギュアスケートジュニア選手権(仙台) | 8 48.53 |
5 103.68 |
7 152.21 | |
2007年10月18日-21日 | ISUジュニアグランプリ ジョン・カリー記念(シェフィールド) | 2 59.51 |
1 117.69 |
1 177.20 | |
2007年9月12日-15日 | ISUジュニアグランプリ ウィーン杯(ウィーン) | 7 53.10 |
9 96.41 |
9 149.51 |
2006-2007 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2007年2月26日-3月4日 | 2007年世界ジュニアフィギュアスケート選手権(オーベルストドルフ) | 17 50.88 |
9 106.17 |
9 157.05 |
2006年12月27日-29日 | 第75回全日本フィギュアスケート選手権(名古屋) | 7 60.44 |
14 96.94 |
13 157.38 |
2006年11月25日-26日 | 第75回全日本フィギュアスケートジュニア選手権(広島) | 1 60.35 |
2 105.03 |
1 165.38 |
2006年10月19日-22日 | ISUジュニアグランプリ リベレツ(リベレツ) | 1 57.78 |
2 105.51 |
2 163.29 |
2006年9月12日-17日 | ISUジュニアグランプリ メキシコ杯(メキシコシティ) | 5 43.50 |
3 97.11 |
4 140.61 |
2005-2006 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2006年3月29日-31日 | ガルデナスプリング杯 ジュニアクラス(セルヴァ・ガルデーナ) | 6 39.77 |
3 81.84 |
5 121.61 |
2005年12月10日-11日 | 第74回全日本フィギュアスケートジュニア選手権(長野) | 4 54.34 |
5 92.00 |
5 146.34 |
2005年10月12日-15日 | ISUジュニアグランプリ バルト杯(グダニスク) | 8 46.85 |
8 89.90 |
7 136.75 |
2005年9月14日-17日 | ISUジュニアグランプリ タリン杯(タリン) | 11 39.01 |
10 81.46 |
10 120.47 |
2004-2005 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2004年11月20日-21日 | 第73回全日本フィギュアスケートジュニア選手権(横浜) | 8 49.82 |
8 100.85 |
7 150.67 |
2004年8月26日-28日 | ISUジュニアグランプリ クールシュベル(クールシュベル) | 11 44.07 |
7 86.87 |
7 130.94 |
2003-2004 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2003年11月22日-23日 | 第72回全日本フィギュアスケートジュニア選手権(京都) | 14 | 12 | 12 |
プログラム
シーズン | SP | FS | EX |
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2011-2012 | ロシア民謡『黒い瞳』より 振付:宮本賢二 |
バレエ音楽『ドン・キホーテ』より 作曲:レオン・ミンクス 振付:ステファン・ランビエール |
ドント・ストップ・ミー・ナウ 演奏:クイーン 振付:荻山華乃 |
2010-2011 | 映画『カサブランカ』より 作曲:マックス・スタイナー 振付:阿部奈々美 映画『レジェンド・オブ・フォール/果てしなき想い』より 作曲:ジェームズ・ホーナー 振付:阿部奈々美 |
ドント・ストップ・ミー・ナウ 演奏:クイーン 振付:荻山華乃 サムバディ・トゥ・ラヴ マイ・ウェイ 映画『ハッピー フィート』より ボーカル:ブリタニー・マーフィ、ロビン・ウィリアムズ 振付:荻山華乃 | |
2009-2010 | Celos (タンゴ・ジェラシー) 作曲:ヤコブ・ゲーゼ 演奏:葉加瀬太郎 振付:荻山華乃 |
映画『カサブランカ』より 作曲:マックス・スタイナー 振付:阿部奈々美 |
サムバディ・トゥ・ラヴ マイ・ウェイ 映画『ハッピー フィート』より ボーカル:ブリタニー・マーフィ、ロビン・ウィリアムズ 振付:荻山華乃 |
2008-2009[4] | Peach〜Ashihara Story〜 (ex. 004) 演奏:PE'Z 振付:荻山華乃 |
バレエ音楽『白鳥の湖』より 作曲:ピョートル・チャイコフスキー 振付:荻山華乃 |
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2007-2008[5] | ブギウギ・ビューグル・ボーイ 演奏:アンドリュース・シスターズ 振付:佐藤紀子 |
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2006-2007 | プッシュ・ザ・リミッツ 作曲:エニグマ 振付:荻山華乃 |
レッド・ヴァイオリン 作曲:川井郁子 振付:荻山華乃 |
ファインド・ラヴ 作曲:エニグマ 振付:荻山華乃 |
2005-2006 | - | ||
2004-2005 | 映画『スピード』より 作曲:マーク・マンシーナ 振付:荻山華乃 |
映画『座頭市』より 作曲:鈴木慶一 振付:荻山華乃 |
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脚注
- ^ a b 『PASSION 2009 フィギュアスケート男子シングルフォトブック』双葉社、2009年2月、p.120
- ^ 斎藤貴子編『フィギュアスケート07』毎日新聞社、2007年4月、p.
- ^ 青嶋ひろの「もっと知りたい New Face 第2回 町田樹」『フィギュアスケートDays vol.2』DAI-X出版、2007年3月、pp.60-61
- ^ 「2008全日本選手権レポート 男子シングル」『フィギュアスケートDays vol.8』ダイエックス出版、2009年2月、pp.26-29
- ^ 『Cutting Edge 2008』p.82
外部リンク
- 国際スケート連盟による町田樹のバイオグラフィー(英語)
- 日本スケート連盟によるプロフィール
- Rhythmicolorful ! - 公認ファンブログ