昭和町駅 (香川県)

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昭和町駅
停車中の1000形気動車 高松方より
しょうわちょう
Shōwachō
T28 高松 (1.5 km)
(1.7 km) 栗林公園北口 T26
所在地 香川県高松市昭和町二丁目237番地2
北緯34度20分39.21秒 東経134度1分55.61秒 / 北緯34.3442250度 東経134.0321139度 / 34.3442250; 134.0321139 (昭和町駅)
駅番号 T27
所属事業者 四国旅客鉄道(JR四国)
所属路線 高徳線
キロ程 1.5 km(高松起点)
電報略号 シワ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗車人員
-統計年度-
485人/日(降車客含まず)
-2009年-
開業年月日 1987年昭和62年)3月23日
備考 無人駅
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昭和町駅
配線図

高松駅

STR+BSl
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栗林公園北口駅

昭和町駅(しょうわちょうえき)とは、香川県高松市昭和町二丁目にある四国旅客鉄道(JR四国)高徳線である。駅番号T27

駅構造

単式ホーム1面1線を有する地上駅。駅舎はない。無人駅であるが、朝のラッシュ時には駅員が配置される。トイレはない。

駅周辺

野球踏切

野球踏切 高松方より

昭和町駅から南方200mにある市道八番町西浜新町線との踏切には「野球踏切」という奇妙な名前がついている。これは県立高松商業高校の野球部員達が、高徳本線を挟んだ練習場までの行き来に当踏切を利用していたことから名付けられたものである。

ちなみに当時の同校は現在地ではなく仮校舎が現在の香川大学教育学部の敷地に位置し、練習場が現在のJR四国研修センターの位置にあった。その後1949年には同校の校舎が現在地の松島町に新築されたため、かつてのように野球部員たちが往来することは無くなったが、2003年(平成15年)9月にはJR四国による解説看板が設置されて当時の状況を今に伝えている。

この踏切は1925年(大正14年)8月1日国鉄高徳本線(現・高徳線)高松~志度間開業時に警報機の無い第4種踏切として設けられ、1951年(昭和26年)5月20日警報機の設置で第3種踏切に格上げされた際に踏切名が命名された。その後1969年(昭和40年)3月30日遮断機の設置で第1種甲踏切に格上げされて現在に至る。

野球踏切と駅を挟んだところにも踏切があり、上りの普通列車が駅に到着すると車掌が備え付けの箱に鍵を差し込み、降りている遮断機をいったん上げる。ワンマンカーではされない。

利用状況

1日平均の乗車人員は以下の通り。

  • 504人(2008年度)
  • 485人(2009年度)

歴史

国鉄最末期の開業である。国鉄の駅だったのはわずか9日間だった。

隣の駅

四国旅客鉄道
高徳線
高松駅 (T28) - 昭和町駅 (T27) - 栗林公園北口駅 (T26)

関連項目