平野駅 (兵庫県)
平野駅 | |
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駅舎とホーム | |
ひらの Hirano | |
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所在地 | 兵庫県川西市平野1丁目 |
所属事業者 | 能勢電鉄 |
所属路線 | 妙見線 |
キロ程 |
5.2km(川西能勢口起点) 梅田(阪急)から22.4 km |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 2面3線 |
乗車人員 -統計年度- |
4,073人/日(降車客含まず) -2007年度(平成19年度)- |
乗降人員 -統計年度- |
7,996人/日 -2007年度(平成19年度)- |
開業年月日 | 1913年(大正2年)4月13日 |
平野駅(ひらのえき)は、兵庫県川西市平野1丁目にある能勢電鉄妙見線の駅。
駅構造
1 | ■妙見線 | 山下・妙見口・日生中央方面 |
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2 | ■妙見線 | 川西能勢口・宝塚・梅田方面 |
3 | ■妙見線 | 山下・妙見口・日生中央方面(当駅始発)・川西能勢口方面 |
3号線は車庫に接続している。1・2号線の有効長は特急日生エクスプレスが停車するため8両(3号線は6両)である。3号線は朝ラッシュ時に後続の優等列車の発車待ちや、車両点検時の列車入れ替えにも使用される。
能勢電鉄で緩急接続がなされる唯一の駅である。かつては普通・妙見急行のみ停車し、日生急行は通過していたが、1997年(平成9年)の日生エクスプレス運転開始と同時に停車を開始した。現在は平野駅を通過する回送・貸切列車なども、一旦運転停車しなければならない仕組みに変更されている。
2010年にバリアフリー化工事が完成し、エレベーター・多機能トイレ、階段の2段式手すりが新たに設置された。以前から川西能勢口駅方面行きホームには下りエスカレーターが、山下駅方面行きホームには上りエスカレーターが設置されており、改札内のバリアフリー化については問題ないが、橋上駅である当駅に公道から昇降するためのスロープは、駅の北西側の国道の向こう側にあるバスターミナルおよび国道173号線方面にしか設置されていない。駅の東側にある協立温泉病院方面や国道の手前側へは階段での昇降か、北西側スロープへの大回りかのどちらかを強いられる。
1号線に接して建てられているビルの2階に助役室があり、1号線からも階段で出入りできる。線内の忘れ物もここで保管されている(一定期間が過ぎると川西警察署に送られる)。改札のすぐ外側には能勢電鉄直営の売店である「イートイン・コンビニRizumin」があり、休日以外に営業している。トイレは多目的トイレも含めて改札内に設置されている。2・3号線ホームにのみ待合室が設置されている。
その他
平野駅発着の定期券を買うと、「のせ平野」と表記される。これは阪急から1枚の定期券で購入可能な地下鉄やJR西日本の同名の駅(いずれも大阪市平野区)との混同を避けるためである。ただし、併記されるローマ字は「Hirano」である。
駅周辺
- 能勢電鉄本社、平野車庫
- 協立温泉病院
- 三ツ矢記念館
- 三ツ矢サイダー発祥の地。広辞苑には「平野水」と言う項目があり、炭酸水の代名詞として紹介されているが、これは元々は平野の地で創業した三ツ矢サイダーの起源である炭酸水の名称である。平野水の工場跡地はアサヒビール系列のホームセンター「サンシャイン平野店」となったが2005年に閉店、あわせて記念館にも立ち入り、見学ができなくなった。見学再開時期についてはアサヒ飲料の公式サイトで告知するとのこと。
- ホームセンターコーナン 川西平野店(サンシャイン平野店跡地)
- ファッションセンターしまむら 川西店
- 塩川
- 多太神社(たぶとじんじゃ、多田神社とは別)
- 多田グリーンハイツ
- 兵庫県立川西緑台高等学校
- 国道173号
バス
阪急バス(平野停留所)
- 1番のりば(多田グリーンハイツ線・大和団地線)
- 2番のりば(多田グリーンハイツ線)
- 101系統 清和台営業所前 行(緑台三丁目・けやき坂一丁目経由)
- 102系統 清和台営業所前 行(緑台三丁目・けやき坂一丁目・けやき坂四丁目経由)
歴史
駅名の由来は、この地に「平野ヶ沼」という大きな沼地があり、古代から平野と呼ばれていた事から。
隣の駅
- 能勢電鉄妙見線
脚注
- ^ 日本鉄道旅行地図帳 9号 関西2 P51