小林珠維

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小林 珠維
福岡ソフトバンクホークス #157
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 北海道帯広市
生年月日 (2001-05-07) 2001年5月7日(22歳)
身長
体重
183 cm
86 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 内野手投手
プロ入り 2019年 ドラフト4位
年俸 470万円(2024年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

小林 珠維(こばやし じゅい、2001年5月7日 - )は、北海道帯広市出身のプロ野球選手内野手・投手・育成選手)。右投右打。福岡ソフトバンクホークス所属。

経歴[編集]

プロ入り前[編集]

浦河堺町小学校1年の時から野球を始め、冬場はスピードスケートの練習をして、足腰を強化していた[2]。中学校時代は新琴似リトルシニアに所属し[3]、中学卒業後は東海大札幌高に進学する[2]。高校時代は甲子園出場経験はなし[4]。高校では投手と内野手(主に一塁手)を兼任していた[2]

2019年10月17日に行われたドラフト会議では、福岡ソフトバンクホークスから内野手として4位指名を受け[2]、11月16日に札幌市内にて入団交渉を行い、契約金4000万円、年俸460万円(金額は推定)で契約合意に達し[5]、12月5日に福岡市内のホテルで入団発表会見が行われた[6]背番号69

プロ入り後[編集]

2020年は、二軍公式戦(ウエスタン・リーグ)で2試合に出場して1打数0安打[7]、三軍戦では36試合に出場し、打率.225、9打点を記録した[8]

2021年は、二軍公式戦58試合に出場し、打率.239、2本塁打、11打点を記録した[9]

2022年は、二軍公式戦38試合の出場で、打率.160、0本塁打、9打点と結果を残せず[10]、10月22日に戦力外通告を受けた[11]。その後、11月14日に育成選手として再契約した[12]。背番号は157[13]。また、翌年から主に投手としてプレーし(登録は内野手のまま)、投手と内野手の二刀流に挑戦することを明かした[14]

2023年、二軍公式戦には出場は無く、三軍・四軍戦では投手として36試合に登板し、51回2/3を投げ、1勝3敗2セーブ、防御率3.31[15]。打者として91試合に出場し、打率.260、6本塁打、11盗塁、27打点の成績を残す[16]。10月28日に行われたみやざきフェニックス・リーグ、対読売ジャイアンツ戦では、二軍戦に初登板し1回を無失点で抑える[17]。オフシーズンの自主トレでは、翌年以降投手に専念することを明かした[18]

2024年からは、守備位置の登録が内野手から投手へ正式に変更された[19]

選手としての特徴[編集]

投手としては最速 150 km/h を記録し、野手としては高校通算30本塁打を記録[2]。遠投は 120 m を記録し、背筋力は 210 kg もあり、50 m のタイムは59と高い身体能力を持つ[2]。野手としては右の長距離砲になりうる素材と評価が高い[4]。成長すれば周東佑京の足と、柳田悠岐の長打力を備えうるというスカウト評もある[20]

詳細情報[編集]

背番号[編集]

  • 69(2020年 - 2022年)
  • 157(2023年 - )

登場曲[編集]

[21]

脚注[編集]

  1. ^ ソフトバンク - 契約更改 - プロ野球”. 日刊スポーツ. 2023年11月19日閲覧。
  2. ^ a b c d e f 永野高輔「ソフトバンク4位小林珠維「日本ハムを倒したい」」『日刊スポーツ』日刊スポーツ新聞社、2019年10月17日。2020年2月29日閲覧。
  3. ^ 永野高輔「中日ドラ6竹内「頑張れば人生変わる」手本は根尾」『日刊スポーツ』日刊スポーツ新聞社、2019年11月5日。2020年2月29日閲覧。
  4. ^ a b 永野高輔「東海大札幌・小林珠維プロ志望届提出へ 数球団注目」『日刊スポーツ』日刊スポーツ新聞社、2019年8月29日。2020年2月29日閲覧。
  5. ^ ソフトバンク4位小林、決意の証しスマートウオッチ」『日刊スポーツ』日刊スポーツ新聞社、2019年11月16日。2020年12月8日閲覧。
  6. ^ 2019/12/05(木) 選手 新入団会見レポ。1位佐藤選手は「背番号30」に”. 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト (2019年12月5日). 2020年12月8日閲覧。
  7. ^ 2020年度 福岡ソフトバンクホークス 個人打撃成績(ウエスタン・リーグ)”. 日本野球機構. 2020年12月8日閲覧。
  8. ^ 3軍選手成績 非公式戦個人成績 打撃成績 2020/10/20(火)現在”. 福岡ソフトバンクホークス オフィシャルサイト. 2020年11月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年12月8日閲覧。
  9. ^ 2021年度 福岡ソフトバンクホークス 個人打撃成績(ウエスタン・リーグ)”. 日本野球機構. 2022年9月29日閲覧。
  10. ^ 2022年度 福岡ソフトバンクホークス 個人打撃成績(ウエスタン・リーグ)”. 日本野球機構. 2022年11月27日閲覧。
  11. ^ ソフトバンク、5選手に戦力外通告 7年目・黒瀬健太は4年ぶり支配下復帰を果たすも」『Full-Count』、2022年10月22日。2022年11月27日閲覧。
  12. ^ 育成で再契約の小林、原点回帰の二刀流へ「持っているものを全て出せれば」高校では151キロ&通算37発”. 西スポWEB OTTO! (2022年11月14日). 2022年11月15日閲覧。
  13. ^ 背番号の変更について”. 福岡ソフトバンクホークス (2022年11月27日). 2022年11月27日閲覧。
  14. ^ 【ソフトバンク】小林珠維、二刀流挑戦「今はピッチャーの方を中心に練習」育成で再契約」『日刊スポーツ』、2022年11月14日。2022年11月27日閲覧。
  15. ^ ファーム非公式戦個人成績 投手 ※2023/11/6時点”. 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト (2023年11月6日). 2023年12月18日閲覧。
  16. ^ ファーム非公式戦個人成績 打者 ※2023/11/6時点”. 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト (2023年11月6日). 2023年12月18日閲覧。
  17. ^ ソフトバンク二刀流の育成右腕・小林珠維、2軍戦初登板で無失点投球 小久保監督「ピッチャーの方が面白い」”. 西スポWEB OTTO! (2023年10月28日). 2023年12月18日閲覧。
  18. ^ 昨季の「二刀流」から投手専念へ ソフトバンク育成の154キロ右腕「チャンスと捉えてやるしかない」早くも2度目のブルペン入り”. 西スポWEB OTTO! (2024年1月12日). 2024年1月12日閲覧。
  19. ^ 2024年度 育成選手登録(福岡ソフトバンクホークス) NPB.jp(2024年3月24日閲覧)
  20. ^ 永野高輔「ソフトバンク4位東海大札幌・小林「野手で勝負」」『日刊スポーツ』日刊スポーツ新聞社、2019年10月24日。2020年2月29日閲覧。
  21. ^ チーム情報 球場使用曲一覧”. 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト. 2023年12月18日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]