富田駅 (三重県)
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富田駅 | |
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駅舎(2008年3月) | |
とみだ Tomida | |
所在地 | 三重県四日市市富田三丁目22-12 |
所属事業者 |
■東海旅客鉄道(JR東海) ■三岐鉄道 |
電報略号 | トミ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線 |
乗車人員 -統計年度- |
738人/日(降車客含まず) -2010年- |
開業年月日 | 1894年(明治27年)7月5日 |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | ■関西本線 |
キロ程 | 31.7 km(名古屋起点) |
◄朝日 (3.2 km) (1.3 km) 富田浜► | |
所属路線 | ■三岐線(貨物線) |
キロ程 | 0.0 km(富田起点) |
(2.5km) 大矢知► | |
備考 | 駅員無配置駅 |
富田駅(とみだえき)は、三重県四日市市富田三丁目にある、東海旅客鉄道(JR東海)関西本線・三岐鉄道三岐線(貨物線)の駅である。
貨車入換などの業務は日本貨物鉄道(JR貨物)・三岐鉄道に委託されている。国鉄時代は急行「紀州」「かすが」等の停車駅であった。
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持つ地上駅である。駅東西に出入口がある。西駅舎は単式ホーム(1番線)に接続し、各ホームと両出入口が跨線橋により結ばれている。
3番線の東側には、三岐鉄道の着発線と多数の側線が広がる。その中に、かつて三岐鉄道が使用した島式ホームがあり、ホーム上屋は撤去済だが現在も駅名板が残っている。跨線橋から、このホームへ通じる階段は塞がれているが、階段外壁には「藤原岳・宇賀渓へ三岐鉄道」という広告が描かれたままになっている。
桑名駅管理の無人駅。かつては東海交通事業による簡易受託駅で西口に窓口があったが、2011年3月31日をもって簡易委託は終了し無人化された。
東口は、かつて三岐鉄道が管理していたが、旅客列車が近鉄富田駅に完全移行した際に無人化された。東口駅舎は、付近にイオン四日市北ショッピングセンターが開業した際に撤去・改装された。なお、東口に隣接して三岐鉄道本社屋が置かれている。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■関西本線 | 上り | 名古屋方面[1] |
2・3 | ■関西本線 | 下り | 四日市・松阪方面[1] |
4・5 | (旧三岐線ホーム、閉鎖中) |
利用状況
三重県統計書によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。当駅から約300m離れている近鉄富田駅と比較して10分の1程度の乗降客しかない。
- 553人(1998年度)
- 547人(1999年度)
- 599人(2000年度)
- 652人(2001年度)
- 677人(2002年度)
- 676人(2003年度)
- 705人(2004年度)
- 753人(2005年度)
- 754人(2006年度)
- 760人(2007年度)
- 773人(2008年度)
- 730人(2009年度)
- 738人(2010年度)
駅周辺
路線バス
乗り場 | 系統 | 主要経由地 | 行先 | 運行会社 | 備考 | |
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JR富田駅前 | 四日市大学線 | 近鉄富田駅前 | 東芝正門前 | 三岐鉄道 | 直行 平日朝運転 | |
近鉄富田駅前・四日市大学四日市看護医療大学前 | 東芝正門前 | 平日土曜運転 | ||||
近鉄富田駅前 | 四日市大学看護医療大学前 | 平日運転 |
歴史
- 1894年(明治27年)7月5日 - 関西鉄道桑名仮停車場 - 四日市間延伸時に開業。一般駅。
- 1907年(明治40年)10月1日 - 国有化。
- 1909年(明治42年)10月12日 - 線路名称制定。関西本線の所属となる。
- 1931年(昭和6年)7月23日 - 三岐鉄道が富田 - 東藤原間で開業し、当駅に乗り入れ。
- 1982年(昭和57年)11月15日 - 車扱貨物の取扱いを廃止。
- 1985年(昭和60年)3月14日 - 三岐鉄道富田駅が旅客営業を休止。荷物の取扱いを廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、国鉄駅は東海旅客鉄道(JR東海)が継承。
- 1992年(平成4年)11月 - みどりの窓口営業開始。
- 2006年(平成18年)11月25日 - TOICA導入。
- 2011年(平成23年)4月1日 - 簡易委託終了により無人化。