基督教放送
基督教放送 | |
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各種表記 | |
ハングル: | 기독교방송 |
漢字: | 基督敎放送 |
発音: | キドッキョパンソン |
日本語読み: | きりすときょうほうそう |
英語表記: | Christian Broadcasting System(CBS) |
基督教放送(きりすときょうほうそう・キドッキョほうそう)はキリスト教(プロテスタント)の関連番組を中心に扱う大韓民国の放送局である。略称はCBS。
社是として、デモクラシーの発展、地域・階層間対立の融和、南北朝鮮の融和と統一を掲げている。キャッチフレーズは『美しい世の中を作って行くCBS』。本部はソウル特別市陽川区木洞(SBSの向かい)。
沿革
開局は1954年12月15日で、韓国放送公社(KBS 当時は韓国国営放送)以来初めての民間団体主導による放送局として開局し、当初は宗教番組の他に音楽、娯楽、報道番組等も放送された。しかし1980年の全斗煥大統領政権によるマスコミの表現の自由を規制した所謂「言論統廃合」の実施に伴い、娯楽色を一切廃し、宗教色の強い番組内容に変更させられた。
しかし、言論統廃合によって収入源が教会からの寄付のみとなり財政難に陥り、また民主化を望む世論にも後押しされ、1986年以降、基督教放送の放送内容の正常化を求める署名活動を開始。1987年からニュース放送の再開、言論統廃合で離職した社員の復職等を経て、1989年1月1日に広告放送を再開したことで、8年ぶりに放送の正常化を果たした。
2005年現在韓国主要都市(14地域)で中波(AM)とFMでのラジオ放送事業、又衛星デジタルテレビ(KTスカイライフ向け)放送「CBSTV(後述)」を行っている。近年はキリスト教関連の番組に加え、世俗的な内容の番組も放送している。2005年からはアメリカ合衆国向けの衛星放送も開始している。
尚、韓国では他にも基督教テレビ(CTS)や、カトリック系の平和放送(PBS)、仏教放送(BBS)、圓音放送(WBS)、プロテスタント系キリスト教専門ラジオ放送・FEBC(本部・アメリカ)などの宗教団体の放送ネットワークが、各地でケーブルテレビや衛星放送、FMラジオ(FEBCのソウルと済州島については中波ラジオも)を通じて国内向けの番組を配信している。
ラジオ
本部・地方局一覧
- 本部(ソウル首都圏)
- AMラジオ:837kHz(標準FM:98.1MHz)、FMラジオ(音楽FM):93.9MHz
- 釜山
- AMラジオ:1,404kHz(標準FM:102.9MHz)、FMラジオ(音楽FM):102.1MHz
- 大邱
- AMラジオ:1,251kHz(標準FM:103.1MHz)、安東地域:92.3MHz
- 浦項
- 標準FM:91.5MHz
- 光州
- AMラジオ:999kHz(標準FM:103.1MHz)
- 大田
- 標準FM:91.7MHz、洪城地域:99.3MHz
- 蔚山
- 標準FM:100.3MHz
- 清州
- 標準FM:91.5MHz
- 全北(全州)
- AMラジオ:1,314kHz(標準FM:103.7MHz)、南原地域:90.7MHz、高敞地域:96.3MHz
- 全南(順天)
- 標準FM:102.1MHz
- 慶南(馬山)
- 標準FM:106.9MHz
- 春川
- 標準FM:93.7MHz
- 嶺東(江陵)
- 標準FM:91.5MHz
- 済州
- 標準FM:93.3MHz、西帰浦地域:90.9MHz
テレビ(CBSTV)
- KTスカイライフ
- 412ch
- IPTV
- LG U+(ch181)、olleh TV(ch557)